白馬山・大法山(はくばさん・たいほうさん)福岡県嘉麻市

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2014年11月15日

安国寺 →0:15→ 奥の院 →0:1→ 白馬山 →0:10→ 大法山

 →0:15→ 展望台 →0:20→ 三光園 →0:20→ 安国寺

全歩行時間 1時間35分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 今年に入って福岡県の山を重点的に登っている。今回は旧山田市、現在の嘉麻市にそびえる白馬山と大法山の周回へ向かう。福岡県田川市役所を登山口へ向かう起点とすれば、市役所前を走る国道322号を南下する。しばらく国道を道なりに走れば嘉麻市の上山田地区に入る。ここで嘉麻市立下山田小学校の前まで行き、小学校前の下山田小学校交差点を東へ進むと、間もなく登山口の安国寺へ着く。なお、登山口付近にはきれいなトイレが設置されていた。

嘉麻市立下山田小学校前バス停 下山田小学校交差点を東へ進む

 登山準備の後、天台宗安国寺へ参拝。このお寺には県指定の有形文化財の木造白衣観音座像が安置されている。源頼朝の菩提を弔うために西国を遍歴していた家臣が、白馬山の岩屋に「白衣観音」を安置したと言われている。延元元年(1336)足利尊氏は多々良浜での菊池氏との戦いで、勝機がない事を悟り、白馬山山中深く逃げ込み、岩屋の白衣観音に祈願したところ、菊池軍の追っ手から逃れ、九死に一生を得たと伝えられている。

天台宗安国寺へ向かう 安国寺前より登山開始

 大法山と大法白馬山公園森林浴コース案内図を確認、これ以外に自然歩道案内図も掲示されており、周回コースをしっかり頭に入れておく。登山途中には県指定の天然記念物「白馬山のバクチノキ」があるそうなので、見学が楽しみだ。

大横綱不知火光五郎関の石碑と墓所 階段を登る

 階段へ向かう前に周囲を眺めていると、力士像の描かれた石碑が建っていた。これはこの地区出身の大横綱不知火光五郎関で、横には墓所が置かれていた。不知火型の土俵入りを生んだ名横綱の不知火は、最初山田川のしこ名で徐々に頭角を現し、途中山響と改名、横綱に昇進し名前も不知火と号し、勇名を轟かせた。

紅葉の始まり 薬師霊場第三番札所に参拝

 明治15年7月15日、当時関東と関西に別れて興行していた相撲が合併し、大相撲夏場所が東京両国回向院で開催され、不知火は全勝優勝を果たした。残念ながら、彼の異常なまでの実力と出世をねたむものにより、大祝宴の席上不知火は毒殺されてしまった。輝かしき前途を前に亡くなった、まさに悲劇の名横綱である。前置きが長くなったが、白馬山と大法山の登山を開始する。

梅林公園入口 左に三光園への近道が分岐

 美しい紅葉を眺めながら階段を登り、薬師霊場第三番札所に参拝。奥へ向かうと梅林公園の石碑の前に着く。未舗装道を進むとすぐに左へ「大法院710M」、直進方向へ「安国寺奥の院300M」の案内が立っている。この大法院への道が帰路の「三光園」からの近道となる。

登山道は左斜めへ(クリックで拡大) 苔むす登山道

 右にトイレ棟を過ごし、道なりに進むと右と左斜め上の方向へ進路が分かれる。右は梅林への道なので左の未舗装道へ向かう。すぐに周囲は自然林に覆われ、足下は落ち葉でフカフカ、これ以上無い登山環境である。苔むす岩や階段の目立つ道を進むと右へ三高山への分岐を過ごす。もう奥の院へは30M、白馬山へは480M、梅林公園からは270Mの位置である。

右へ三高山への道が分岐 奥の院の岩屋

 すぐに大岩の目立つ奥の院へ到着、岩屋には石祠が祀られ、祠の中には二体の石像が安置されていた。苔むす岩屋に祀られた祠へ参拝後、白馬山へ向かう。岩の間を抜ければすぐに整備された擬木階段が待っている。支尾根に取り付き、嘉麻市指定天然記念物の「白馬山のムクロジ」を見学、幹周り周囲3.8M、樹高15Mの大木である。

整備された擬木階段を辿る 白馬山のムクロジ

 更に尾根を進むとすぐに福岡県指定天然記念物の「白馬山のバクチノキ」へ着く。樹齢400年以上と推定される県内最大のバクチノキで、樹皮のはげ落ちるさまをバクチに負けて裸になるのにたとえて名付けられたそうだ。大きなバクチノキを見学後、擬木の階段を進む。

白馬山のバクチノキ 遊歩道が続く

 間もなく平坦な尾根へ着き、わずかに進むと白馬山の山頂へ到着した。樹林の中の山頂には岸取城跡と白馬山山頂261mの標柱が立っていた。山頂から周囲を眺めるが、木々の背が高く全く展望はない。

明るい尾根道 白馬山(岸取城跡)の山頂

 そのまま奥へ進むと擬木階段が見えたので先へ進む。すぐに丁字路に着き、右は三高山、左は大法山へ305mと案内されていた。当初の予定通り大法山へ向かって進むと、イノシシのヌタ場があり、イノシシの露天風呂と案内されていた。間もなく大法山へ到着するものの、やはり展望はない。標柱に「大法山標高232m」の案内を確認して、この先にある展望台へ向かう。

三高山からの道を合わせる イノシシのヌタ場
大法山山頂 山頂先の交差点

 すぐに交差点へ着き、左は展望台と大法園、右は天慎寺、直進方向は金の鎖・法華経ヶ嶺と案内されている。この分岐を直進すると大岩が現れる。この岩の中は潜ることができるのでなかなか楽しい。

岩の間を通る(クリックで拡大) スチール製の階段

分岐を左折 展望広場

 岩を抜けた先にはスチール製の階段があり、階段を登って道なりに進むと左へ展望台への道が分岐する。案内に従い少しの坂を登ると周囲を金網に覆われた展望台へ到着。ここには四等三角点が置かれていた。大展望を期待してここまで来たが、実際の展望はわずかだった。展望台から鷹ノ巣山や英彦山を眺めて周回道へ向かう。

鷹ノ巣山と英彦山 北の展望

 鴨ヶ岳201.8mの案内を過ごし、坂を下れば、途中で草原へ向かう道を見つけるが、この先へ展望台があると案内されていたので向かってみた。ところがここも大展望を望むことはできなかった。周回道としては、鬼子母神を経由して下ると案内されていたが、そのまま尾根道を下ることにした。

次の展望所(クリックで展望) 手すりの整備された道

 手すりの施された階段を下り、木の間越しの展望を眺める。快適な尾根道を下れば、やがて前方に紅葉が見えてきた。坂を下って着いたところは老人施設の三光園で、紅葉はこの園内のものだった。

三光園の紅葉 三光園へ着く

 三光園の下から安国寺へ向かうことのできる近道を探していると、梅林公園の案内を見つけた。樹林の中につけられた赤いテープを頼りに進むのだが、古い遊歩道らしく、擬木の階段を探すのにも苦労するほどだ。樹林の中で梅林公園への案内を見つけたが、この先からは荒れた道に変わり、大きく迂回しながら目印のテープを探す作業が必要となる。

梅林公園へ向かう入口 いくつか案内が置かれている
目印を探しながら梅林公園へ 黒い手すりの下が梅林公園

 やがて黒い手すりが見えてくれば、登山時に分岐した梅林公園の前に下り立った。最後の近道は少々ルートファインディングが必要だったが、なかなか楽しい周回コースである。安国寺まで戻り荷物を車に入れて次の山へ向かうことにする。

安国寺

不知火光五郎墓所

安国寺の紅葉

奥の院

白馬山のバクチノキ

白馬山山頂

大法山山頂

展望台から眺める風景

英彦山

展望

三光園の紅葉

 前の山 牛斬山 を見る

 次の山 香春岳 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福岡県嘉麻市 大法山 登山口付近のMAP

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