防己尾山（つづらおやま）鳥取県鳥取市

２０２２年８月４日
２０２２年８月６日
駐車地　→０：０５→　山頂　→０：０５→　駐車地
全歩行時間　０時間１０分

登山行程図（地図をクリックすると拡大）

身干山の登山口の道の駅「神話の里白うさぎ」を出発、次に向かうのは湖山池の横にそびえる防己尾山(防己尾城跡)。防己尾城は因幡国の吉岡定勝により築かれ、１５８１年の羽柴秀吉による因幡侵攻により落城し廃城となった。
伝承によれば、羽柴秀吉の鳥取城攻撃の際、吉岡氏は防己尾城に拠って秀吉に対抗し、３度にわたって秀吉の大軍を撃破した。特に２度目の攻防の際には、秀吉自慢の千成瓢箪の馬印もうち捨てられるほど吉岡軍の大勝だったと言われている。

「つづらを城跡」の案内	駐車場
登山口駐車場へ向かう起点をＪＲ山陰本線末恒駅とすれば、駅前から南東方向へ進み、県道１９０号金沢伏野線を道なりに南西へ進めば、左に湖山池が見えてくる。末恒駅から３．６ｋｍ進んだところで、道路左側に「つづらを城跡」の案内が見えてくるので分岐を左折、鋪装道終点が防己尾山の登山口駐車場である。

つづらお城案内図	登山開始、分岐を右折
駐車場右奥につづらお城跡案内図を確認して登山口へ向かう。登山開始は１８時半を過ぎているものの、真夏なのでそのまま登ったが、写真自体は暗い感じなので翌々日に再度登り直した。ここで掲載する写真は８月５日のものを使用している。

つづらお城の案内に従い階段へ向かう

鞍部を右折	横木の階段を登る
駐車場から北西へ続く道を辿りすぐに右折、わずかに進むと左へつづらお城跡の案内が立っている。案内に従い横木の階段を登ると、すぐに左へ折り返し、鞍部に着いたら分岐を右にとる。

広い山頂に到着	防己尾城跡の石碑
そのまま横木の階段を登り、一気に高度を上げるとあっけなく防己尾城跡の山頂に着いた。広く平坦な山頂は二段になっており、手前左側には防己尾城跡の石碑が置かれていた。

四等三角点	下の段へ向かう

展望所	湖山湖に浮かぶ団子島
三角点はもう少し左側にあり、四等三角点が置かれていた。北側には木製の展望地が設置されており、湖山池の団子島や遠くに摩尼山が雄大にそびえていた。湖山池の展望に満足しながら防己尾山を出発し登山口まで引き返した。