十坊山(とんぼやま)福岡県糸島市

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2014年4月6日

白木峠登山口 →0:30→ 山頂 →0:20→ 登山口

全歩行時間 0時間50分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 天山の登山口を出発、およそ1時間半のロスタイムを経て再び道の駅「厳木」前を通過する。先ほどまで登っていた作礼山への分岐を右に過ごし、佐賀県唐津市から福岡県糸島市へ向かう。

 今回登る十坊山には糸島市中村地区の「筑前の湯神水まむし温泉」付近を登山口とするコースと白木峠を登山口とするコースが用意されているが、今回私は最短距離の白木峠からのコースを採る。最初は佐賀県側から七山への案内に従い進んでいたが、福岡県の山なので思い直して福岡県まで戻り登山口へ向かう。

筑前の湯「神水まむし温泉」を右に過ごす 十坊山

 登山口の横の佐賀県側にはセヴンヒルズゴルフクラブがあり、このゴルフ場を目指して進むとよい。私は国道202号を走り、糸島市二丈吉井地区から県道143号を南下した。途中左に筑前の湯まむし温泉」を過ごし、道なりに進むと福岡県糸島市と佐賀県唐津市の県境である白木峠へ着く。

登山口の白木峠(クリックで拡大) 福岡セヴンヒルズゴルフクラブ

 県境から少し佐賀県側に入った右側に十坊山の登山口があり、反対側は浮岳への登山口となっている。更に佐賀県側へ入ると右に福岡セヴンヒルズゴルフクラブがあるものの、佐賀県側にはめぼしい駐車地はない。そこで、少し福岡県側に引き返し玄海側に広い場所があるので車を置いて登山を開始する。

植林帯の下を進む 最初から急な斜面が始まる

 折しも十坊山から下山される登山者がいたので登山道の確認をすると、急坂であることの説明を受けた。さて、本日最後の登山を開始する。登山口の案内には山頂まで35分と書かれている。植林帯につけられた登山道に入り、急な坂へ取り付く。

木漏れ日差す登山道 途中には案内が置かれている

 すぐに周囲は自然林に変わり、木漏れ日差す登山道を進む。一旦ピークへ着くが、すぐに下り坂となり、横に立つ案内には山頂まで25分と書かれている。このあたり案内標識に勇気づけられる。

再び急な斜面にとりつく 横の木の角度で斜度がわかる

 この先より急な傾斜の登山道が始まるものの、手がかりになる木が多いので、周囲の木々を補助として、一気に高度を上げる。横に立つ木を眺めていると、その傾斜がよくわかるので、進行方向と登ってきた方向を交互に眺めながら急な傾斜を楽しむ。

大岩を越える 大白木方面への分岐を過ごす

 前方に現れる大岩を過ごすと、まもなく坂の傾斜は緩やかとなる。進行方向に木の間越しながら山頂のシルエットが見えてくれば、左に南登山道経由の大白木方面への分岐を過ごす。いよいよ山頂へ向かう最後の坂に取り付き、少し高度を上げると大岩の目立つ山頂下の伐採地へ着く。

最後の斜面 草原状の場所を過ごす

 山頂周辺では木々がきれいに伐採されており、大人数でも休憩できるように整備されている。もう少し高度を上げれば、三等三角点の置かれた十坊山の山頂へ到着。西には浮岳、女岳、二丈岳と福岡県と佐賀県の県境にそびえる山々が一望である。

山頂手前の伐採地 十坊山山頂

山頂風景

二丈岳・女岳・浮岳 玄界灘の風景

 遠く南には平坦な山容の天山がそびえており、この山へ午前中に登っていたことも、すでに思い出に変わっている。十坊山の山頂には大岩がそびえており、鎖を使って岩上に立つことができる。

山頂にそびえる大岩 下山方向

 そこで、岩の上に向かってみるとこれはすばらしい展望である。いままで見えていた東の展望は更にすっきりした風景となり、西には玄界灘に浮かぶ高島、その先に佐賀県唐津市の風景など周囲360度のパノラマを楽しむことができる。岩上からの展望をゆっくり堪能した後、十坊山の山頂を出発した。

山頂の大岩から眺める風景(クリックで拡大)

 登りのコースが急だった分、下りは一気に高度が下がり、あっという間に白木峠まで帰り着いた。時刻は午後5時を過ぎたので新しい山へは登れない。そこで、十坊山周辺の山々の登山口を探しながら、この周辺を散策することにした。白木峠から佐賀県側に入り、広域基幹林道浮岳〜羽金山線に入ってみる。この林道は舗装されているので安心して進むことができそうだ。

「広域基幹林道浮岳〜羽金山線」に入る 浮岳南登山道入口

 林道入口から2.6km(約5分) 進むと浮岳南登山道入口へ着く。更に2.2km進むと丁字路へ着くので分岐を左折し、林道上浮岳線に入る。500m進むと左右の分岐があり、浮岳登山道へは左、荒谷峠へは右方向と案内されているので、浮岳へ向かって分岐を右折する。

林道上浮岳線へ左折 浮岳登山道へ向かって左折
右に荒谷峠から続く縦走路が合わさる 浮岳東登山口手前の広場

 この分岐から400m進むと、右に荒谷峠から続く縦走路が舗装道の横に見えてくる。更に600m進むと左に広場を過ごし、更に100mで浮岳への登山道入口へ着く。次に浮岳登山道から700m下り、荒谷峠への分岐へ着く。

浮岳東登山口 荒谷峠手前の浮岳登山口

 ここから荒谷峠へ向かって400m進むと、浮岳へ登山口がある。この登山口は女岳から浮岳向かう際の登山道入口となる場所である。この登山口から100mで荒谷峠へ到着、峠の丁字路を右折すれば50mで女岳の荒谷峠登山口である。

荒谷峠 女岳 荒谷峠登山口(クリックすると拡大)

 荒谷峠を出発、次は木の香ランドの二丈岳の登山口探しをしてみる。荒谷峠から北へ500m進むと丁字路に着き広域基幹林道雷山・浮岳線へ出る。この丁字路を右折し1.1km進むと女岳登山道入口に着く。反対側には真名子方面の案内もあるので、木の香ランドを登山口とする場合は、この地点へ着くものと思われる。

木の香ランドへ向けて分岐を左折 女岳登山口

 更に林道を1.2km進むと丁字路へ着き、ここでは木の香ランドへ向けて分岐を左折する。この分岐から800mで木の香ランドへ到着、研修室の前から続く作業道を少し北へ進むと二丈岳の登山口へ着く。明日はこの付近を充分楽しむことになりそうだ。

木の香ランドへ向けて分岐を左折 二丈岳登山口は建物の先

姉子の浜海岸と夕陽

 木の香ランドから道なりにJR福吉駅方面へ向かえば、6.2kmで踏切を通過。国道202号へ出る。近くのファミリーマートで夕食材料を購入、姉子の浜の見えるパーキングエリアでラーメンを作って夕食とした。このパーキングエリアからは眼下に美しい海岸が見えており、夕焼けはとてもきれいだった。

浮岳山頂風景

玄界灘

二丈岳・女岳・浮岳

 前の山 作礼山 を見る

 次の山 二丈岳 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福岡県糸島市 十坊山 登山口付近のMAP

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