トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:15→ 山頂 →0:15→ 5合目 →0:20→ 神社 →0:05→ 集落センター
前回登山の2021年3月26日は、明恩寺の本堂前から往復登山だったが、今回は駐車地の集会所から北へ時計回りに進む周回登山をする。当日は小雨交じりの天候のため、参加者は総勢6名、カッパを用意して万全の装備で上中小野集落センターを出発した。
道なりに舗装道を進み、最後の民家を過ごせば未舗装道に入る。入口の電柱には、「ミスミ188左6」と「小野26」の表示がある。奥へ進むと進行方向に鳥居が見えたので参拝、大歳社の左側には立派な御神木がそびえていた。
大歳社入口まで戻り分岐を左へ進む。すぐに植林帯に着き、我々は分岐を右にとったが、この分岐は左が正しい。植林帯からトラバース気味に北へ向かったが、やがて先程の分岐から続く作業道に合流した。
荒れ加減の作業道を進んでいると、途中で石垣の一部を見つけた。この辺に生活の跡が残っていた。谷に沿って少しずつ高度を上げていると左の木にテープ巻いてあった。進行方向を確認すると、右上に目印が続いていた。そこで進路を右にとり、左側に竹林を眺めながら急登へ向かう。
小休止の後、わずかに下って登り返す。鹿に根元を食べられたような木々を過ごし、次に自然林の中に竹林が混じった植生を眺めながら進む。この途中で立派な形をした毒キノコとシロオニタケを見つけた。
この先も急登なのでゆっくり高度を稼いでいると、やがて登山道の傾斜が緩やかになり、周囲に竹が増えてくれば、突然という感じで明恩寺から続く登山道に合流した。少し上には手製の「高砂」の案内があり、これは前回3月の登山時に見た記憶がある。
ツルの巻き付いた木を過ごし、周囲に竹の多い登山道を辿れば、突然前方が開けて高砂の山頂に着いた。ぼつりぼつり雨の降る山頂だが、萩方面の展望は前回の晴れたときよりも優れていた。
萩沖の日本海に浮かぶ六島諸島(大島、櫃(ひつ)島、肥(ひ)島、羽(は)島、尾(お)島、相島)の景観が素晴らしい。長門方面には青海島がとても近いが、前回感動しながら眺めた山桜が解らなくなってしまった。山頂中央に残る監視所跡の周囲に腰掛けて昼食の後、下山を開始した。
山頂から先ほどの分岐点まで引き返し、そのまま明恩寺へ向かって南下する。イノシシのヌタ場を過ごして下っていると高砂への案内があり、H250mと書かれていた。更に下って5合目の案内の置かれた分岐へ着く。
途中で目印と思われるテープを確認、そのまま下っていると補助のトラロープまで置かれていた。更に下っていると最後に竹林が我々の行く手を阻んだ。そこで歩きやすい場所を選びながら障害物競走のように竹を避けて下ると、鳥居のある神社へ降り立ち、神社から石段を下り、国道191号を西へ進み、登山口の上中小野集落センターまで引き返した。
最後にアドベンチャーコースを選択したが、大雨に祟られることもなく里山歩きを満喫することができた。なお、一般には5合目の分岐は右道をとる方が安心安全である。コースは前回登山「2021年3月26日」の登山コースを参考にされたい。
前の山 旭岳・宮蔵合岳・嶽山周回 を見る
次の山 奧関屋ループライン を見る