高砂周回(たかさご)山口県萩市

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2021年7月18日
上中小野集落センター →0:40→ 地積図根三角点 →0:25→ 明恩寺分岐

→0:15→ 山頂 →0:15→ 5合目 →0:20→ 神社 →0:05→ 集落センター

全歩行時間 2時間 0分
2021年3月26日の高砂 正恩寺コース往復登山を見る
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 Kグループの登山に参加、長門市三隅上中小野地区の高砂へ登る。山陰自動車道萩・三隅道路の三隅インターチェンジを登山口へ行く起点とすれば、インターから国道191号を東へ1.8km進むと、左に飲食店のまんどやさんがあり、この先に上中小野バス停がある。駐車地としてはこの手前から少し中に入ったところに「上中小野集落センター」があり、前回同様イベントが無かったので駐車させて頂いた。
登山口の上中小野集落センター 北へ進む

 前回登山の2021年3月26日は、明恩寺の本堂前から往復登山だったが、今回は駐車地の集会所から北へ時計回りに進む周回登山をする。当日は小雨交じりの天候のため、参加者は総勢6名、カッパを用意して万全の装備で上中小野集落センターを出発した。

最奥の民家を過ごす 作業道に入る
登山道は分岐を左へ 大歳社へ参拝

 道なりに舗装道を進み、最後の民家を過ごせば未舗装道に入る。入口の電柱には、「ミスミ188左6」と「小野26」の表示がある。奥へ進むと進行方向に鳥居が見えたので参拝、大歳社の左側には立派な御神木がそびえていた。

左の作業道が正しい 作業道に戻った

 大歳社入口まで戻り分岐を左へ進む。すぐに植林帯に着き、我々は分岐を右にとったが、この分岐は左が正しい。植林帯からトラバース気味に北へ向かったが、やがて先程の分岐から続く作業道に合流した。

荒れ加減の道を進む 石組みを見る
左の木のテープを見て右上へ進む 竹が目立つ

 荒れ加減の作業道を進んでいると、途中で石垣の一部を見つけた。この辺に生活の跡が残っていた。谷に沿って少しずつ高度を上げていると左の木にテープ巻いてあった。進行方向を確認すると、右上に目印が続いていた。そこで進路を右にとり、左側に竹林を眺めながら急登へ向かう。

急登が続く
休みながら登る ピークに置かれた三隅町の地積図根三角点
 雨は上がりかけているが、湿度が高く真夏の登山なので一歩登る毎に汗が噴き出す。目印テープはしっかり続いており、ひたすら高度を上げれば、やがて三隅町の地積図根三角点の置かれたピークへ着いた。
ピークから一旦下る すぐに登り返す
鹿に皮を食べられた跡 竹の混じる登山道
毒キノコ シロオニタケ

 小休止の後、わずかに下って登り返す。鹿に根元を食べられたような木々を過ごし、次に自然林の中に竹林が混じった植生を眺めながら進む。この途中で立派な形をした毒キノコとシロオニタケを見つけた。

更に急登は続く 傾斜が緩やかになる
明恩寺からの登山道に合流 高砂の案内を過ごす

 この先も急登なのでゆっくり高度を稼いでいると、やがて登山道の傾斜が緩やかになり、周囲に竹が増えてくれば、突然という感じで明恩寺から続く登山道に合流した。少し上には手製の「高砂」の案内があり、これは前回3月の登山時に見た記憶がある。

ツルの巻き付いた木 周囲を竹が覆う
前方が開けると山頂は間近 山頂に残る旧日本軍の監視所遺構

 ツルの巻き付いた木を過ごし、周囲に竹の多い登山道を辿れば、突然前方が開けて高砂の山頂に着いた。ぼつりぼつり雨の降る山頂だが、萩方面の展望は前回の晴れたときよりも優れていた。

青海島 日本海に浮かぶ六島諸島
春に眺めた山桜は解らなくなった 春に眺めた山桜

 萩沖の日本海に浮かぶ六島諸島(大島、櫃(ひつ)島、肥(ひ)島、羽(は)島、尾(お)島、相島)の景観が素晴らしい。長門方面には青海島がとても近いが、前回感動しながら眺めた山桜が解らなくなってしまった。山頂中央に残る監視所跡の周囲に腰掛けて昼食の後、下山を開始した。

下山時に分岐を通過 坂を下る
ヌタ場を過ごす H250m案内を過ごす

 山頂から先ほどの分岐点まで引き返し、そのまま明恩寺へ向かって南下する。イノシシのヌタ場を過ごして下っていると高砂への案内があり、H250mと書かれていた。更に下って5合目の案内の置かれた分岐へ着く。

5合目の案内 案内を見て右道(西)が正しい
そのまま南へ下った 目印のテープが残っていた
 この分岐から正しい下山道は西へ向かって右折だが、明確な登山道が真っ直ぐ続いていたため、地図も見ずそのまま下りてしまった。途中で間違いに気づいたが、明確な道がどこまで続いているのか参加者全員興味があったためそのまま下った。
補助のロープが渡されていた 急な坂を下る
竹林が迫ってきた 竹林の歩きやすい場所を下る

 途中で目印と思われるテープを確認、そのまま下っていると補助のトラロープまで置かれていた。更に下っていると最後に竹林が我々の行く手を阻んだ。そこで歩きやすい場所を選びながら障害物競走のように竹を避けて下ると、鳥居のある神社へ降り立ち、神社から石段を下り、国道191号を西へ進み、登山口の上中小野集落センターまで引き返した。

神社へ下り立った 石段を下る
鳥居を振り返る 上中小野バス停を通過

 最後にアドベンチャーコースを選択したが、大雨に祟られることもなく里山歩きを満喫することができた。なお、一般には5合目の分岐は右道をとる方が安心安全である。コースは前回登山「2021年3月26日」の登山コースを参考にされたい。

上中小野集落センター付近から眺める高砂
大歳社
旧日本軍の監視所遺構
六島諸島
青海島

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市 高砂 登山口付近のMAP
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