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→0:25→ 5合目 →0:10→ 明恩寺 →0:05→ 上中小野集落センター
駐車地としてはこの手前から少し中に入ったところに「上中小野集落センター」があり、登山当日はイベントが無かったので駐車させて頂いた。さて、上中小野バス停手前から左に続く道に入り、明恩寺へ向かう。
明恩寺は天文元年(1532)の創建で、開基は道休と入口に紹介されている。坂を登り明恩寺に参拝、お寺を正面に見て右奥へ進み、山へ続く道に入る。道なりに右にカーブしながら高度を上げれば右に墓所を過ごす。
登山道は道なりに左上へ続き、そのまま進むと直進と左上への分岐へ着く。左上へ続く道は急登だが、高砂へはこちらの道をとる。落ち葉の堆積した道は滑りやすく、更に急登なのでしばらく辛抱が必要である。
高砂へ続く登山道整備をされた方は、この道をとられたそうなのでチェーンソーなどを持ってこの道を登られたご苦労に感謝しながら高度を上げる。やがて周囲の植生が竹林に変わるが急登は続く。
自然林の中に竹の混在した植生を眺めて進むが、最初の急登ほどではない。すぐに「H250高砂」の案内を過ごし、少し上の平坦な尾根へ向かう。尾根へ着けば進路は少し右へ振れ、快適な尾根道歩きを楽しむことができた。
しかしこれもほんのわずかな間で、周囲の植生が竹林に変われば左右の幅が狭くなり、目印のテープを目で追いながら進路を選ぶ。やがて本登山中始めて頭上が開け、明るい登山道を歩く事ができた。
そのまま快適な尾根道を辿れば、突然前方の視界が開け、刈り払われた高砂の山頂に着いた。山頂中央には円筒形のコンクリート製監視所跡が残っており、中から生えている木を伝って監視所跡に下りることができる。
三等三角点の置かれた山頂周囲は見事なほどに樹木が伐採され、萩沖から青海島までの展望を眺めることができた。中でもこの季節のみの山桜が青海島方面に満開で、お花見をすることもできた。歴史遺構を眺め、元来た道を引き返して登山口まで帰り着いた。
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