摺鉢山(すりばちやま)山口県下松市

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2018年3月24日
駐車地 →0:40→ 足摺山 →0:10→ スカイ1号・2号分岐 →0:05→ 天狗岩

 →0:20→ 足摺山 →0:25→ 駐車地

全歩行時間 1時間40分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 今回は下松市笠戸島の摺鉢山登山、この山へ最初に向かったのは2005年11月、当時は白浜方面へ向かってスカイ2号に入り、尾郷に配置していたモトコンポで夕陽岬展望地駐車場へ戻っている。
 2回目は2010年1月、笠戸島縦走の際に縦走路から外れていた摺鉢山へ往復している。どちらにしても摺鉢山の山頂には三角点が置かれているだけで展望は望めないため、展望の良い天狗岩まで足を延ばすのが楽しい。
笠戸大橋を渡る 夕陽岬展望所駐車場を出発

 今回も笠戸大橋を渡り、笠戸島に入って池の尻バス停手前の夕陽岬展望所駐車場に車を置いて登山を開始した。県道174号笠戸島公園線を少し南下すると丁字路に着き、ここで県道は173号笠戸島線と変わる。

分岐を左折 摺鉢山登山口
 分岐を左折し右側に注意しているとコンクリート製の登山口があり、足下には「瀬戸遊歩道入口」、「摺鉢山登山口」の案内が置かれている。最初から急な傾斜の道に取り付けば、わずかで足下は地道に変わり、木漏れ日が美しい。また、広い遊歩道の先には鉄塔の巡視路が右へ分岐している。
広い遊歩道が続く 背後には太華山

 遊歩道を折り返しながら高度を上げる。前後左右とも背の高い樹林に覆われ、全く展望は無いが、快適な遊歩道なので淡々と歩いていれば目的地へ案内される。明るい日差しの下に続く木漏れ日を眺めていると、突然周囲が明るくなり、背後には太華山と瀬戸内海の展望が美しい。

下松市の名峰茶臼山 平坦な尾根道

 もう少し進めば下松茶臼山の展望も広がり、最初の展望地で小休止を取る。坂の傾斜は間もなく弛み、尾根道歩きが始まる。わずかなアップダウンを繰り返すと、進行方向の左手前方に樹間越しながらピークが見えてくる。

樹間越しに見えるピーク 最初の「見晴らしの丘」
 一旦坂を下って登り返せば見晴らしの丘と案内される展望広場へ到着。西に向かって展望が開けているものの、樹林の背が高いため大展望ではない。瀬戸内海の青い海を眺めることはできるので、ベンチに腰掛けて小休止を取るには丁度良い。
横木の渡された道へ向かう 三角点の置かれた摺鉢山山頂

 この地点からふれあいの小径が下へ向かっているため、この小径は笠戸島家族旅行村へ続いているのだろう。明るい展望地を過ごすとしばらく急登が続く。横木の渡された道をしばらく登り、ピークに着けば摺鉢山の山頂へ着いた。山頂には三角点が置かれているだけで、展望は望めない。

宇部からのグループ 二つ目の「見晴らしの丘」

 ここで千回登山の琴石山で出会った宇部のKさんととそのグループに出会った。こんな偶然もあるものだ。以前尻高山から白浜まで縦走したので今回はその残りと言うことらしい。一行と別れて更に進むと、右下へと続く作業道を過ごし、更に進むと見晴らしの丘の展望所に着いた。

分岐を左折
 先程の展望所よりは前が開けており、眼下に国民宿舎や瀬戸内海などを眺めることができた。この先で丁字路へ着き、右は大城へ1kmと案内されている。左にはなにも案内されていないが、この道が縦走路である。
分岐を左折してスカイ1号に入る 展望地

 分岐を左折、わずかでスカイ1号と2号の分岐へ着く。左は天狗岩や本浦へ続く1号、右は白浜方面へ続く2号である。今回は天狗岩へ向かって左折する。このピーク自体も展望が良く、ここで食事を摂っても良い。

瀬戸内海を見晴らす展望地 天狗岩へ向かう

 さて、分岐を左折し、しばらく下る。目の前には瀬戸内海の展望が美しい。こんなに下って大丈夫かと以前心配したこともあったが、やがてわずかに登り返し、ベンチが見えてくれば天狗岩の案内板が置かれている。案内に従い分岐を右折、少し下れは絶景広がる天狗岩だ。

天狗岩へ向かって分岐を右折 天狗岩へ到着

 南には白浜山と白浜、瀬戸内海を南から東に向かって眺めると祝島はpm2.5に霞んでいるが、光市の水無瀬島の先に象鼻ヶ崎、更に光市の新日鉄などの工場が一望である。霞みがちな展望だが手前の松と瀬戸内海の展望は素晴らしい。天狗岩でカップヌードルの昼食を摂り、久しぶりに珈琲を飲んで展望を堪能した。なお、下山は元来た道を引き返し、登山口へ戻った。

天狗岩から眺める展望(クリックで拡大)

太華山

見晴らしの丘

天狗岩

天狗岩から眺める風景

 前の山 老僧山 を見る

 次の山 高取山(高取山城跡) を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県下松市 摺鉢山  登山口付近のMAP
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