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周防大島八十八ヶ所霊場巡拝記

10日目

平成21年5月31日

 5月の大島巡拝は良く晴れた月末最終日。本日の巡拝終了予定札所は沖浦の源空寺を予定、海岸沿いに設置された周防大島町役場、沖浦出張所の駐車場に車を置き、バイクに乗り換え出発しようとしたら、向かいの旅館の方が声を掛けてこられた。小さなバイクが珍しかったそうだ。

美しい嵩山を眺める 安下老人憩いの家を出発

 沖浦地区を出発し、バイクに乗って県道を東へ進む。途中から眺める嵩山はいつも美しい山容である。本日の巡拝開始札所は安下庄の丸山大師堂、安下地区へ行きバイクを安下老人憩いの家の前に置き、巡拝を開始。まずは前回の終了札所の第84番札所丸山大師堂に向かう。

美しい花を観賞 最初の札所は丸山大師堂

 途中に咲く花が美しく、最初から足が止まる。大師堂に参拝し最初の般若心経を読み大師堂を出発。坂道を下り、再び登り返して老人憩いの家まで戻る。分岐を左折し県道103号大島橘線を進み、次の札所の77番遍照庵へ向かう。この札所への行程は大島八十八ヶ所の中でも有数の難所と思われる。

県道沿いには美しい花が多い

 最初は緩やかな坂道が続くのだが、少しずつ坂の傾斜はきつくなる。周囲に咲く美しい花を観賞しながら坂道を進み、緩やかに左へカーブを描いて、みやま新橋を渡れば広域農道との分岐に着く。この分岐は道なりに西方面へと進む。

眼下には安下庄地区の展望が広がる 広域農道との分岐

 背後には嵩山が美しく、県道を少し西へと進めば源明へは右道を採るように表示されているが、徒歩の気楽さでそのまま真っ直ぐ新しい橋を渡る。新しいと言っても平成6年竣工の古道橋、次いで土蔵大橋。広く大きな橋をたった一人が歩いている。これはとても気持ちが良い。眼下には安下庄の町並みが箱庭のように広がり、橋の上から見える全ての展望を独り占め。

源明へは右道を採るように表示 土蔵大橋へ向かう

 次の源明大橋を渡れば右へ分岐する道に入り、カーブミラーの立つ県道103号を左折し坂道を登る。いずれの橋も平成6年1月竣工、とても新しく感じる橋だが15年以上経過した橋である。間もなく県道103号は左右に分岐するがどちらの道を通ってもいずれ合流する。私は新しく(平成16年頃)整備された左の直進道を採った。

源明大橋先の分岐を右折し県道103号へ向かう 源明大橋の先には瀬戸の展望が広がる

 そのまま県道を進み、小松の標識が現れた先から坂の傾斜がきつくなる。左に札所の案内が出てきたので左折、石段を登れば、すぐに第77番札所遍照庵に到着。札所からは眼下に安下庄の展望が広がり、目の前には嵩山の展望も美しい。

小松の標識を過ごす 第77番札所遍照庵に到着

 札所にてゆっくり休憩した後、元来た道を下りて行く。先程の源明大橋上の分岐まで戻り、源明大橋の横に向かう道をそのまま道なりに下りて行く。周囲には琵琶の実が鈴なりで、とても美味しそうだ。嵩山方面を振り返れば、今日はパラグライダーとハンググライダーの練習をしている人が多い。

源明大橋横に向かう道を道なりに下りる 背後には嵩山が美しい

 間もなく丸山大師堂から続く道に合流、T字路を右折する。暫く舗装路を進み目の前に集落が見えてきたらカーブミラーの分岐を右折、コンクリート舗装の道に入る。なお、入口には木製の札所の案内が立っているのを確認すると良い。左右にミカン畑が続き、周辺は丁度草刈りの真っ最中だった。

足下に咲く花は美しい 優雅に舞うパラグライダー

 ミカン畑を抜ければ第3番札所霊光庵に到着。この札所ではかわいいお嬢ちゃんがお出迎え、ミカン畑の草刈りのお供で札所付近にてお母さんと遊んでいたみたい。札所に参拝後、札所の写真と併せて記念撮影、とても和やかな一時を過ごすことが出来た。

第3番札所霊光庵への入口標識と札所

 札所を出発し十字路を右折、舗装路を西へ向かって進む。東に見える橘ウインドパークには嵩山から飛んできたパラグライダーが着陸を繰り返している。もう少し進めば、周辺は竹林帯に変わり、周囲の視界も悪くなる。但し、日射しは遮られるのでとても涼しい。間もなく県道に合流、T字路を右折して西へ向かう。

橘ウインドパークには嵩山から飛んできたパラグライダーが着陸を繰り返している

 海岸線が美しく、背後には嵩山がやはり美しい。間もなく周防大泊バス停を通過、峠を越えれば吉浦集落が見えてきた。吉浦バス停を過ごし、この先のカーブミラーのある分岐を右折、左には吉浦区民館を過ごす。緩やかに左カーブを描きながら進めば、左手に札所が現れるので分岐を左折、すぐに第5番札所地蔵寺へ到着した。

岩場に咲く花 大泊の海岸

 この札所で昼食を摂ろうとしていたら、バイクと車で札所を回っている若者5人が現れた。地元の若い人たちがこのような札所を回っていることがとても頼もしく、次の時代にもこの札所巡りが続いて行く予感がし、とても嬉しかった。なお、彼らは、札所の出発前に漢数字の「五」の人文字を作っていた。

第5番札所地蔵寺 人文字の「五」

 札所に参拝し次の札所へ向かう。T字路に戻って左折、坂道を登れば左手に携帯電話のアンテナを過ごす。峠を越えれば右手に若宮神社を過ごし、もう少し進めば交差点に着くので、この分岐を右折する。

若宮神社を過ごす 交差点を右折

 道なりに北へ向かえば右手に遍路道の石塔が立ち、右へ分岐すれば6番札所だが先に7番札所へ向かうことにした。間もなく永明寺へ向かう分岐を左折、山門を潜れば第7番札所永明寺に到着した。

永明寺の山門を潜る 第7番札所永明寺

 永明寺を出発し、もう少し坂道を登れば第6番札所の案内が立つので右折、そのまま進めば森へ向かう道に入る。滑り易く、少々きつい坂道を登れば第6番札所良鏡庵へ到着した。

森へ向かう 第6番札所良鏡庵

 良鏡庵を出発、元来た道を引き返し、T字路を左折し坂道を小川沿いに下りて行く。間もなく先程の分岐に着くので左折、海岸線に向かって下りる。海岸線に着いたら右折、バス停秋を過ごし、もう少し進めば右手に第7番の奥の院が見えてきた。

海岸線を西へ向かう 第7番の奥の院

 奥の院に参拝し、県道を西に向かう。左に広がる青い海が美しく、西の海には法師崎と法師岩、上荷内島が霞んでいる。もう少し進めば目の前には家房の集落が現れた。東家房のバス停を過ごした先で、大島看護学校へ向かって右折、次の分岐を左折すれば右手に第8番札所の奥の院が見えたので立ち寄る。

上荷内島と法師崎 第8番札所の奥の院

 奥の院の横には幻の巨漢名力士「龍門好五郎」の生地の説明と実物大の手形が置かれている。手を合わせてみるとその大きさにびっくりした。県道から1本北に入った道を西に進めばカーブミラーの分岐が現れるので右折、北へ向かって進む。

大きな手形 カーブミラーの分岐を右折

 右手に石風呂の標識を過ごし、もう少し進めば屋代への分岐の先に札所の案内を見る。この標識に従って右折し道なりに進むと上の方から登山者が下りてきた。お話を伺えば、JR大畠駅から歩いて大島大橋を渡り、文珠山・嘉納山・源明山と踏破し、源明峠を経由してここまで下りてきたそうだ。山歩きはやはり素晴らしいと思いながら札所へ向かう。周囲には美しい花が沢山植えられているのでゆっくり観賞、間もなく左手に札所の案内が現れるので左折、少し坂を登れば第8番札所明保寺に到着した。

民家に咲く花 第8番札所明保寺

 明保寺を出発、元来た道を下りて海岸線に着き、出井を目指して県道を右折する。バス停家房を出発し西へ向かう。今日は強い風が吹いているけれど、この風のおかげで涼しいことも確かだ。西の正面には未踏のアンテナ山高塔山が聳えている。この山に登るのは何時になるのだろう。間もなく出井バス停を通過、右手の智光院の山門を潜れば第9番札所智光院に到着した。

アンテナ山の高塔山 第9番札所智光院

 智光院を出発、県道を西へ向かう。沖浦トンネルを抜け、トンネルを抜けると同時に左へ下りる道に入る。少し草が茂っていたが、少々歩けば舗装路に入るので大丈夫。道なりに下りて行けば、左手には毎年子供会のミカン狩りで賑わう農園を過ごす。右に廃校となった沖浦中学校を過ごし更に南へ向かえば、右にモーター小屋を見て左折、少し進んでカーブミラーの立つ分岐を右折すれば第10番札所海好庵に到着した。

沖浦中学校 第10番札所海好庵

 海好庵に参拝後は札所左手の道を南に向かい、海岸線を右折する。そのまま西に向かって進めば県道に合流、県道を左折して沖浦へ向かう。背後には津海木地区の海岸線が広がり美しい。

津海木海岸 沖浦へ向かう

 間もなく沖浦地区に入り、ガソリンスタンド沿いに進めば、県道から1本北の道に入る。本日の出発地点である沖浦出張所を左に過ごし、もう少し進めば、カーブミラーのある分岐を右折、正面に沖浦神社を眺めながら緩やかに左カーブを採れば、本日の巡拝終了札所の第11番札所源空寺に到着した。

ガソリンスタンド沿いに進む 第11番札所源空寺

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