白岩山(しらいわやま)山口県美祢市

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2013年2月10日

三ツ杉バス停 →0:25→ 林道終点 →0:25→ 峠 →0:20→ 山頂

 →0:12→ 峠 →0:03→ 荒れた林道出合い

 →0:15→ 整備れた林道出合い →0:35→ 三ツ杉バス停

全歩行時間 2時間15分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 

 山口県美祢市の山歩き、今回向かう山は豊田前の白岩山。金光康資氏の防長山野へのいざないには白石山と紹介されていたが、現在は山名が変わっている。このところ一日の最初に登る山は、金光氏の基準の×印(踏み跡が無いか不鮮明、ヤブコギを強いられる箇所もあり、経験者の同伴が必要なヤブ山)が多い。

 また、今回の白岩山の登山口に立つのはこれで3回目、初回は登山口調査の時、2回目は登山をするつもりで来たが、当日は吹雪だったため、山陽小野田市の三条山へ避難したと言う思い出の山でもある。

目印は桃木小学校 登山口の三ツ杉バス停

 中国自動車道の美祢インターを起点とすれば、インター前の国道435号を道なりに西へ進み、大嶺町西分地区の桃木小学校を目指す。この桃木小学校から更に国道を約600m進むと三ツ杉バス停に着くので、バス停の右の広い場所へ駐車し登山を開始する。

庚申塚 バス停から八幡宮へ向かう

 バス停から少し南へ戻り、分岐を左折、そのまま道なりに北東へ進む。すぐに八幡宮が見えてくるので登山の無事などを祈願する。八幡宮を出発、道なりに奥(東)へ進むとT字に着く。最初は簡単そうな林道を採る予定だったが、急に心変わり、そのまま×印の登山道へ向けて進む事にした。

八幡宮へ参拝 丁字路を左折
林道を奥へ向かう 植林帯の中に入る

 分岐を左折し北西方向へ続く林道に入る。左右に檜等の植林帯を見ながら快適な林道歩きが続く。間もなく沢を渡るところで未舗装道となり、錆びた「山火事注意」の立札を過ごす。少し荒れ加減の林道には杉の枝が堆積しており、歩行に注意を要す。

山火事注意看板 一時笹が被る

 前方に突然笹の茂る場所が現れるが、少し進めば笹藪は消え、再び足下に杉枝などの目立つ道に戻る。やがて広い林道終点へ到着、右に堰堤を確認する。そのまま奥へ続く谷に入るが、周囲には倒木が目立つ。

林道終点 堰堤
林道の奥へ進む 倒木を越える

 この先倒木を慎重に越えながら、更に谷奥へ向かう。進行方向右上に見える尾根の高さに注意しながら進むと、次第に尾根と谷の距離が近くなる。地形図から推測して右上の尾根の高さが300mのところで、右上に向かう倒木があり、この倒木沿いに高度を稼いで尾根上に着く。

尾根に向かって倒木沿いに進む 目指すは植林帯との境界

 少し早めに尾根に上がったかもしれないが、周囲は明るく背の低いヤブ状態である。山頂方向を眺めれば、植林帯まではもうわずかの所に来ており、尾根に沿って慎重に山頂へ続く植林帯を目指して進む。

自然林と植林帯の境界を登る 急な坂を登る

 すぐに植林帯と自然林の境界付近へ着き、歩きやすい植林帯側に入ればもう大した苦労はない。倒木は目立つものの迂回しながら高度を上げれば大丈夫。但し、高度が上がるに連れ急登になるので歩行速度は極端に落ちる。

眼下を見下ろすと急な坂であることが分かる 左側の岩へ向かう
大岩 亀岩

山頂の三角点へ向かう

 やがて左側に大きな岩が見えてきたので見学のため岩の前に行く。手前の大岩を過ごし、少し進むと、亀が大きな口を開けているような岩が見えた。この亀岩の横をすり抜けると、簡単に山頂へ続く尾根へはい上がる事ができた。

雪化粧した道 白岩山山頂の三角点

山頂風景

 細長い山頂の端に立ち、緩やかな傾斜を進むと二等三角点の置かれた白岩山の山頂に到着した。山頂周囲は木々に覆われているが、立ち位置を変えると南東の木の間越しに展望を得る事ができる。

日ノ岳と煙突 桜山のアンテナ群

 山頂にアンテナの建つ平坦な桜山の左には城山、更に左には日の岳と荒滝山の山頂部。少し下には白い煙棚引く煙突と美祢市街、こうしてみると谷山は美祢市の中心街から見える山である事が分かる。

山頂からの下山途中に林道の位置を予想 かすかな踏み跡を辿る

 山頂にて小休止の後、下山を開始。登山時の急登は下山時にとても滑りやすく、それこそ滑り落ちるように坂を下る。南東方面が開けたところで、林道コースへ続く東へ流れる尾根を確認、前方に見えるこの尾根を少し下れば林道に着くと予想する。

左側に下りる 林道へ着く

 やがて登山時の分岐点まで下り立ち、下山のコースを検討。このまま元来た道を採ればすぐに登山口まで帰り着く事もできるが、当初考えていた林道歩きの状況を確認するため帰路は林道コースを採る事にした。そのまま尾根道を下るが、周囲はやはりヤブ状態なので、慎重に尾根を伝う。

倒木を迂回 大岩

 間もなく前方が開けて左下に倒木の目立つ場所に着く。倒木の多い箇所に下りてみると、予想通りこれが林道だった。そのまま林道を下るが、倒木が多くとても荒れており、障害物競走の状態で迂回を繰り返す。

明確な林道を下る 今も使用されている林道

 やがて谷の左に続く明確な荒れた林道と合流、そのまま下れば広い林道に着いた。この先は何も心配のない林道歩き。未舗装林道だが、最近も車両が通っており、現役の林道と思われる。

快適な林道を下る 森の駅

 長い林道歩きの末、着いたところは森の駅だった。白岩山の山頂部を眺めながら登山口の三ツ杉バス停まで無事帰り着いた。林道の最後の部分が荒れている事を考え合わせれば、白岩山へは、直登ルートの方が登山時間も短く、安心して登る事ができるようだ

白岩山

山頂

日の岳と美祢市街

 前の山 鼻高山・天ヶ峰 を見る

 次の山 谷山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 白岩山 登山口付近のMAP

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