面貌山(めんぼうやま)・神田山(こうだやま) 山口県山口市

2006年4月9日(日曜日)

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

面貌山(めんぼうやま)

登山開始 →12:34→ 山頂到着 →13:04→ 山頂出発

 →13:18 → 下山終了 14:02

参考コースタイム

登山開始 →0:30→ 山頂到着 →0:14→ 山頂出発 →0:44→ 下山終了

登山時間 1:28

神田山(こうだやま)

登山開始 →14:05→ 山頂到着 →14:14→ 山頂出発

 →14:22 → 下山終了 14:26

参考コースタイム

登山開始 →0:09→ 山頂到着 →0:08→ 山頂出発 →0:04→ 下山終了

登山時間 0:21

面貌山全景 山頂直下に露岩の岩が見える

 国道262号を防府市から山口方面に向かうと中国自動車道の手前に三角形の綺麗な山容の山がある。小さな名山と呼ばれている面貌山である。登山口の神田工業団地へは国道262号から県道21号に入り、上矢田付近を左折(南に向かう)、問田川を渡り中国自動車道の高架「山口4」を潜って行く。高架先の神田工業団地付近の広場の端っこに車を置いて登山を開始する。

県道21号を上矢田方面から南に向かう 中国自動車道の高架「山口4」を潜った先

 まずは面貌山に向かい出発、高速道路に沿って東に向かう。前方の山の中腹に綺麗な桜が満開で嬉しい。突き当たりまで行くと右折し、すぐ左側を見ると「面貌山登山口」の標識が掛けてあるので登山口はすぐに判る。

       高速道路に沿って東に向い、突き当たりを右折、すぐ左手に面貌山の登山口            

 早速山道に入ると左手下に石碑が立っている。何だろう・・?、じっくり観察してみると、のっぺらぼうのように何も書いてない。これは裏から見ているのかも知れないと思い、反対側に回ると「三界万霊」と石碑に刻まれていた。早速お参りをして登山の無事を祈願する。

三界万霊の石碑 右手に竹藪を見て進む

 三界には過去・現在・未来という意味もあるそうで、万霊はありとあらゆるすべての精霊の事だそうで、三界万霊とはこの世のありとあらゆる精霊を合祀しているということらしい。こんな場所になぜこのような石碑が建立されているのだろうかとても不思議だ。この土地に眠る全ての精霊をお祀りしているのかもしれない。

 登山道に戻り、緩やかな坂道を進んで行くと右側は竹藪となり、以後右に竹薮を見ながら進んで行く。踏み跡はしっかりしており、迷うことはないようだ。山道に入って10分で上からロープの渡された斜面となり、急な斜面を楽しみながら高度を上げて行く。

ロープの渡された斜面を登る ツツジが咲いている

 ツツジの咲いている明るい場所を過ぎるとシダ道となるが、引き続き急な斜面が続いている。背後には姫山がだんだん大きくなり、展望が開けてくるので嬉しくなる。先日姫山から見たのと逆方面からの展望なのが楽しい。シダの道はしっかりと整備されているようでとても歩きやすい。

シダの道を進む 遠くに姫山、眼下に大内御堀の街並み

 登山道に入って20分で尾根道に到着、尾根を北に向かって進み、西から北方面の展望を楽しむ。まず西には姫山、眼下には大内御堀の街並みが箱庭のように広がり、北正面には西方便山がすぐ目の前にある。まるで墨絵の中に入り込んだような幻想的な景色が広がっており、しばらく声も出ない程感激して周囲の展望を眺めていた。

北方面の展望

 尾根を南に向かって進むと「小さな名山面貌山」の山頂標識が木に掛けられており、ようやく山頂に着いたという気持ちになる。

小さな名山 面貌山の山頂

 山頂からの展望は東から南方面に向かって開けており、やはり墨絵のように霞んでいる。特に目の前の嶽山まで霞んでいるのにはびっくりする。思いも掛けない黄砂からのプレゼントのようだ。

面貌山山頂から南方面の展望

 山頂からの景色を楽しんだ後、南方面の露岩に向かって下りて行く。シダの中のかすかな踏み跡を下りて行くのだが、踏み跡が判るのがとても嬉しい。3分程度南に向かって下りて行くと大きな岩が立っている。

露岩の上に立つ、切り立った岩の上にいるようでとてもうれしい

 立っているというより転がっているという感じの岩の上より、南方面の展望を満喫する。切り立った岩の上にいるようでとてもワクワクした気持ちになる。大岩の上からの展望を楽しみ、再び南に向かって下りて行く。

露岩の上からの展望

 但し、一般にはこの露岩を楽しんだ後には元来た道を引き返すことをお勧めする。

 さて、大岩への起点に戻り、再び大岩を右に見て下りて行くとこの岩が本当に大きいことが判る。この先踏み跡を間違えないように、慎重に下りて行くのだが踏み跡が判るのが嬉しくて、先人の勇気に脱帽しながら下りて行く。

大岩を右に見て下りて行く シダの踏み跡を辿って下りる

 ところが頼りの踏み跡が段々細く怪しくなり、足下のシダがフカフカしてきた。フカフカすると足下が滑りやすくなり、斜面も急になってきている。周囲の木々を掴みながらかろうじて転倒を免れる。

 なんか薮の中を泳いでいるみたいだ・・・久しぶりに手強い薮だ、シダが背丈くらいあるなんて、いったいどうなっているんだ、足下にイバラまであり、ツルが足に巻き付いて動き辛い。

ものすごい薮だ 薮から這い出たところ

 ここまで下りてきて、今更引き返すことなんてできないのだから下に向かって下りるしかないのだ。周囲のシダを掻き分け、イバラを辛抱強く避けてゆっくりゆっくり下りて行き、ようやく大藪から脱出、更に笹藪帯のイバラとツルとの格闘の末、ひっかき傷でちくちくする腕をさすりながら下の舗装道路まで下りて行く。フェンスの横から舗装道に着いて面貌山を見上げる。すごいシダ薮だった。踏み跡は少しあったけれど逆方向からはかなりの手強さだろうと思われる。

 舗装道を周回して登山口まで引き返す。面貌山を巻くように西に向かい、途中から直角に北に向かう。左手に神田山(こうだやま)があるはずだと思いながら登山口方向に戻る。左手には造成された工業団地が広がっており、その向こうに目指す神田山があると目星をつけるのだが、これと言った目印が無く駐車地まで戻ってしまった。

正面に見えるのが神田山 bSの工業団地に向かって右折

 これは明らかに戻り過ぎなので再び南に向かって進み、bSの工業団地に向かって右折する。丁度山桜が咲いている山が神田山のようだ。

 入口に着くと赤い目印のテープが張られており、少し上には古い鳥居が見えたのでようやく安心、鳥居を潜って登って行く。この付近は神田山古墳公園となっている、神田山古墳群は四世紀の初めのもので、発掘調査により発見された古墳は合計四基あり、昭和55年の調査後に1基を移築し3基は現地に埋め戻され、古墳公園となっているそうだ。古墳群の説明板の横の古墳を見学した後、整備された歩きやすい登山道を安心して進む。

神田山登山入口の上には鳥居が立っている 神田山古墳群

 足下の落葉を踏みしめるたびにカサカサと乾いた音が耳に心地よい。先程の薮を抜けた後なので明るい山道がとても嬉しい。鳥居を抜けて5分で神田山山頂のお宮に到着、早速にお参りをする。お宮の前は平らな広場になっており、神事でも執り行われているのだろうか。

神田山山頂の広場 山頂のお宮に参拝する

 お宮の右手からすぐ上に上がって行くと平地となっているが周囲は木々に覆われて展望は望めなかった。ツツジを観賞しながらゆっくりと山道を下る。大した高さもないので安心して下りていると足を滑らせてしまったが、かろうじて転倒を免れた。落ち葉のない場所では赤土が露出して滑りやすく、油断は禁物である。まもなく鳥居を潜り神田工業団地に下り立ち、すぐ目の前の駐車地まで戻り登山を終了した。

 前の山 佐波山 を見る

 次の山 兄弟山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口市 面貌山 登山口付近のMAP

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