熊野岳(くまのがだけ)山口県長門市油谷久富

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2022年4月3日
駐車地 →1;00→ 山頂 →0:40→ 駐車地
全歩行時間 1時間40分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県長門市の登山を続けている。今回は長門市油谷久富にそびえる熊野岳へ登る。登山口の作業道に向かう起点を長門市役所とすれば、国道191号を西へ6km進み、前方に川尻岬の案内が見えてくれば、この先の分岐を左折する。
川尻岬の案内を見て左折 広域農道に入る
杣地橋の先の分岐を左折 「渓流オープンカフェだいだいの花」の案内を見る

 更に道なりに西へ3.4km進むと広域農道の案内が現れるので左折。この農道を1.3km進み久富川に架かる杣地橋を渡り、この先の分岐を左折、この入口には「渓流オープンカフェだいだいの花」の案内が掲示されていた。この案内のある場所から500m南下すれば右に熊野岳へ続く作業道を見つける。

作業道を過ごした先に駐車地がある 作業道に入る
左右の分岐は右道をとる 熊野岳を眺める

 作業道入口の少し先に駐車スペースがあるので車を置いて登山を開始。右の電柱にNTT有宗53、中電アリムネ13を見て左へ続くコンクリート鋪装の作業道に入る。10分足らずで左右の分岐に着き、正面に熊野岳の山頂部を眺める。

堰堤を過ごす 作業道が荒れてくる

 山頂の中央が凹んでおり、右の斜面が急登であることを事前に確認できた。分岐は右道をとりすぐに堰堤を過ごす。更に進むと作業道上に小石が増え、この先からは車高の高い車で無ければ進入がためらわれる。

作業道終点 更に谷を詰める
右の山腹に続く道をとる 植林の先にシダが繁る

 やがて作業道終点に着くが、そのまま谷を詰め、右の植林の中に斜めに続く道を見つけ、この道に入る。そのまま道なりに歩きやすい場所を見つけて高度を上げ、シダの茂る道に着く。これから先はシダを左右に迂回しながら南西に向かって高度を上げる。

シダを避けながら高度を上げる 右に迂回しながら尾根を目指す
尾根へ着きシダを避けながら高度を上げる 油谷町の石杭
 やがて進路は南へ向き、山頂へ続く尾根へ向かって木をつかみながら移動する。尾根へ着いたら一安心で、背後には樹間越しながら田園風景が広がり、足下には油谷町の杭を見つけた。
樹間越しの展望 尾根道を進む
急登が続く 西のピークには石が目立つ

 尾根の中央にはシダが目立つため、歩きやすい右側を辿り高度を上げる。急登を乗り切れば緩やかな傾斜に変わり西側のピークに着く。西のピーク周囲には石が目立ち、一旦鞍部に下って登り返すと南西から明確な道が続いていた。

巨木を過ごして鞍部へ向かう 山頂は間近
シダを中央突破 山頂手前に人工的に作られた溝がある

 山頂に向かって東へ進むと、途中でシダが行く手を阻むが、ここまで来たら中央突破。山頂手前で人工的に作られた溝を越えれば三等三角点の置かれた明るい熊野岳の山頂に着いた。

明るい山頂 山頂の先には巨木が立つ
向津具半島 妙見山

 山頂からは北に風力発電施設と妙見山が見えており、南東にもわずかに展望が開けているが樹間越しである。山頂手前の溝だが、山頂先にも同様の溝があり溝が山頂周囲を取り囲んでいるようだ。防長山野へのいざない(金光康資著)には一説として「旧日本軍の監視所があったとされている」ことが書かれているが、詳細は不明のようだ。

山頂先の溝 天井ヶ岳と白滝山
風力発電施設 一位ヶ岳

 山頂を出発し、下山を始める前に少し南西に下ってみると、南に一位ヶ岳、右に天井ヶ岳、更に風力発電施設の建ち並ぶ白滝山を見晴らす展望地になっていた。明るい展望と、後ほど登る予定の高瀧山手前にそびえる346mピークを確認して元来た道を引き返した。

熊野岳
山頂
向津具半島
天井ヶ岳と白滝山
風力発電施設

 前の山 千畳敷 を見る

 次の山 高瀧山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市 熊野岳 登山口付近のMAP
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