奥万倉 金毘羅山「大日山」(おくまぐら こんぴらやま)山口県美祢市

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2013年5月25日

登山口 →0:30→ こんぴら石碑 →0:17→ 山頂

 →0:13→ こんぴら石碑 →0:20→ 登山口

全歩行時間 1時間20分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 2013年の最初より、金光康資さんの著書「防長山野へのいざない」に掲載されている山口県山陽小野田市、宇部市、美祢市の山々へ登っており、現在残っている未踏の山は、奥万倉の金毘羅山、秋芳の岡山、大田の鞍掛山と中山の4山である。本日も、遠いところから登るため、最初に奥万倉の金毘羅山へ登ることにする。          

 登山の起点を美祢インターとすれば、インター出口から県道435号を西へ約1.4kmへ進み、北川交差点を左折、県道37号を南へ向かう。やがてヘアピンカーブを慎重に抜け、涼木峠へ到着する。この付近は桜山の涼木峠コース登山口である。

北川交差点を左折 桜山総合公園の案内の反対側が駐車地

 県道をもう少し南へ進み、上堀畑バス停を通過すると右に桜山総合公園の案内が立っている。これから目指す金毘羅山へは、この反対側の道に入る。中国自動車道の美祢17番ガード入口の手前左側に、駐車スペースがあるので、車を置いて登山を開始する。

美祢17番ガードを潜る 交差点を直進する

 美祢17番ガードを抜け出たところの交差点を直進する。民家手前の右側には、有帆川の「最上流端」の石杭が置かれている。右に民家を過ごし、そのまま舗装道を東へ進む。背後には、桜山手前にそびえる鳥羽山が美しい山容を見せている。

舗装道を東へ進む 背後に見える鳥羽山

 眼下には棚田が美しく、周囲にはのどかな田園風景が広がっている。間もなく現れる民家前の分岐を左折、西にはこれから目指す金毘羅山のなだらかな山容が広がっている。やがて現れる車庫の前で先ほど分岐した道が合流するので、分岐を左折する。

丁字路を左折 金比羅山
車庫前の丁字路を左折 Y字分岐を右折

 更に舗装された道を進み、奥の民家の手前で分岐を右折する。坂道を進むと、前方に最奥の民家が見えてくるので、この民家の前を通過して作業道に入る。進路は東から緩やかに南方向へ変わり、耕作を待つ棚田の先に鳥羽山と桜山を眺めて作業道を進む。

民家前を直進 棚田と鳥羽山と桜山

 左右に植林された杉や檜を眺めながら緩やかな:傾斜の道を進む。途中には、竹林帯もあるので、タケノコも採れるのかも知れない。と、その時軽トラックが横を抜けていった。これから農作業をされるのだろう。

作業道を走る軽トラック 植林帯の下を進む

 朝日を浴びた植林帯には霊気さえ漂っているように美しい。やがて峠へ着き、平坦な道を進むと、Y字分岐へ到着する。分岐中央には石が置かれ、「こんぴら」と書かれているように見える。

分岐は右道を採る(写真をクリツクで拡大) 草原の中央を進む

 金毘羅山へ向かって分岐を直進すると、先ほど先行していた軽トラックの方は、ここで草刈り作業をされていた。とても歩きやすく刈られた平原を直進、農家の方に通行の許可を頂き、この先の獣除けネットを開けて通過する方法を教えて頂いた。そのまま草原を直進し、獣除けネットを締めてある紐をほどいて外に出る。なお、外に出たら、獣除けネットを閉めるのは言うまでもない。

獣除けネットの中に入る いざり岩(写真をクリツクで動いた跡を表示)

 ネットの外は植林帯であり、そのまま奥へ進むと、目の前に大きな岩が見えてきた。これがいざり岩で、少しずつ農園へ向かって動いているとのこと。しかし岩の下を観察してみると、農園方向ではなく東方向へ動いているような跡が残っている。

樹林の霊気を感じる 少しずつ高度を上げる

 いざり岩を過ごし、少しずつ南へ向かって進み、高度を上げる。植林帯の下を進み、背後を振り返れば、植林の中に霊気を感じるような気がする。やがて少しずつ坂の傾斜が増し、樹林の茂る場所を抜ければ、右から道が合流する。

進路を左に採る 苔むした岩を過ごす

 そのまま尾根道に入り、進路を少し左方向へ振る。足下に埋め込まれたような石を踏みながら、少しの坂を進むと、進行方向に石柱が見えてきた。この石柱の場所から左を向くと、最初に見えたのが手水鉢である。その先には金毘羅権現の石祠が祀られており、これが金毘羅山の山頂である。

手水の先に金比羅権現 金比羅山山頂

 四等三角点の置かれた平坦な山頂からは、周囲の木々の背が高く、展望を得ることはできなかった。心落ち着く山頂で小休止の後、下山を開始する。平坦な農園では相変わらず草刈りが行われており、こんな山歩きばかりしていることに、気が引けるような気もする。登山口まで戻り、次に向かう山を検討、近いところから登るため、次は秋芳の岡山へ登ることにした。

金比羅山

こんぴら

いざり岩

動いた跡の土は盛り上がっている

山頂

棚田と鳥羽山と桜山

 前の山 天保山 を見る

 次の山 秋芳岡山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県美祢市 奥万倉 金毘羅山 登山口付近のMAP

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