虚空蔵山(こくうぞうやま)長崎県川棚町

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2017年5月2日
登山口→0:20→犬の墓→0:30→山頂→0:15→犬の墓→0:15→登山口
全歩行時間 1時間20分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 長崎市の八郎岳の登山口を出発、次は川棚町の虚空蔵山へ向かう。長崎自動車の東そのぎインターを下りて国道34号を嬉野方面へ進む。ここで長崎自動車道の高架下を潜った先の左側に虚空蔵山登山口への案内が置かれているので、案内に従い分岐を左折する。
虚空蔵山登山口の案内 長崎自動車道の高架下
帽子のような虚空蔵山 岩屋登山口
 そのまま道なりに進むと、トイレの整備された虚空蔵山の岩屋登山口へ着く。この途中には帽子のような虚空蔵山の異様な山頂部を眺めることができる。さて、登山道に入りびっくり、すぐに満開のシャクナゲが目に入り、足下にはエビネが沢山咲いている。

シャクナゲやエビネを鑑賞

 ここはしゃくなげ公園で、エビネもしっかり手入れされて鑑賞することができる。登山そっちのけでシャクナゲやエビネを鑑賞し、たっぷり時間を掛けて遊歩道を散策した。美しい花を観賞した後は登山を開始、植林帯の下を進む。
岩屋登山道を進む 足下には花が満開
 登山口から山頂までは980m、シャクナゲ・エビネ鑑賞の後、最初の標識を眺めると686mになっていた。すぐに足下は不安定な道に変わり、慎重に高度を上げる。間もなく足下は整備された横木の階段道に変わり、この階段を登り切れば犬の墓へ着く。
横木の階段 犬の墓
 旧藩時代、猪狩りがあったとき、フランと言う犬が猪を追って岩から飛び降りて死んでしまった。それで。ここに犬の墓を作ったと伝えられ、この辺りの字をフランと言うそうだ。犬の墓の所で進路を北へ採り、苔むす石の階段を辿り高度を上げる。なお、この付近で3人のグループと出会った。
自然石の階段 岩屋
大岩 分岐に置かれた案内
 坂の傾斜がきつくなるのでゆっくり高度を上げると、右に岩屋を見つける。自然石で作られた石段を登れば進路は北西へ変わり、やがて丁字路へ着いた。この分岐は山頂へ向かって進路を左へ採るが、右道は木場登山口へ続いている。
案内に従い進む 鎖場
 鎖の渡された石段を登り切ると、右下に木場へ向かう新道が分岐している。山頂へ向かって主路を採り、岩の目立つ道へ向かえば、すぐに虚空蔵山の山頂へ着いた。虚空蔵菩薩の祀られた社へ参拝し、もう少し先へ向かうと三角点の置かれた展望地へ着いた。

虚空蔵山山頂と虚空蔵菩薩(クリックで拡大)

 南には女岳と高見岳が端正な山容を見せており、南西には大村湾が見えている。空気が澄んでいれば、ハウステンボスも見えるはずなのだが、本日は黄砂舞う天候なので少々視界が遮られている。
展望広がる山頂(クリックで拡大)
 山頂付近で咲くミヤマキリシマを眺め、記念撮影をして下山を開始。下山は元来た道を引き返し、しゃくなげ公園でしゃくなげとエビネをたっぷり鑑賞して登山口まで引き返した。
ミヤマキリシマ 三角点
 これで本日の登山は無事終了、次は汗を流すために温泉へ向かう。本日は嬉野温泉が近いので、日帰り温泉のシーボルトの湯に入った。

ラーメンの力麺でとんこつラーメン

長崎県での食事は長崎ちゃんぽんと決めているので、看板に「チャンポン」と書かれた佐賀県武雄市の「ラーメンの力麺」さんを訪問。ところが、店に入った瞬間に美味しい豚骨スープの香りがした。そこで急遽とんこつラーメンを注文。運ばれてきたラーメンはさすがに豚骨、とても満足行くラーメンだった。
虚空蔵山山頂
虚空蔵菩薩
女岳と高見岳
シャクナゲ
エビネ
虚空蔵山
 前の山 八郎岳 を見る

 次の山 黒髪山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 長崎県川棚町 虚空蔵山  登山口付近のMAP
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