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この先いくつか分岐に出会うが、韓竈神社の案内に従い進む。やがて「この先幅員減少、韓竈神社駐車場」の案内の場所に着くが、時刻は平日の16時前で参拝者はいないと思い更に奥へ進む。
普通車でも車幅いっぱいの道であり、慎重な運転により韓竈神社の鳥居先にある駐車場に着いた。なお、駐車場は素戔嗚尊(すさのおのみこと)が朝鮮の新羅に渡られた時に乗られた船と伝わる「岩舟」の上にあり、明治時代に韓竈神社は岩船神社とも呼ばれていたそうだ。
駐車地の岩舟を出発し韓竈神社へ向かう。鳥居前に着き、案内を眺めて急な階段へ取り付く。苔むした急登でロープの手摺りが設置されており、少しは歩きやすくなっているが、一般的には急斜面の石段が続き、その斜度と足場の不安定さから、入口を前にして引き返す人も多いそうだ。
鳥居を出発して5分程度で階段を登り切り、左側に折り返すところで神社手前の大岩を眺める。ここから金属製の手摺りを伝って高度を上げればいよいよ神社手前に着く。これから神社へ向かうためには幅45cm程の狭い岩の間をすり抜けなければならない。近年この狭い岩を産道に見立て、岩をすり抜けることにより安産祈願成就を願う人が多い。
奥に行くほど狭くなる岩へ向かい、カニの横ばい状態でお腹を引っ込め、何とか通過することができた。岩の先には大岩をご神体とした韓竈神社が祀られていた。早速神社へ参拝して安産祈願。神社にはお守りやお札などが置かれていたが、私は御朱印を頂く予定である。
韓竈神社をしっかり見学し、狭い岩の間を行ったり来たりした後、神社を後にした。車まで戻ったところで時刻は16時40分を過ぎていた。御朱印を頂く場所は鰐淵コミニュティセンターで、17時前にセンターに着き、無事ご朱印を頂いた。
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