城山[赤間山・蔦ガ嶽]・金山(じょうやま・かなやま)福岡県宗像市

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2014年1月4日

教育大登山口 →0:30→ 城山 →0:30→ 石峠 →0:30→ 金山北峰

 →0:20→ 石峠 →0:35→ 城山 →0:20→ 登山口

全歩行時間 2時間45分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 2014年最初の九州遠征は北九州へ。本日最初に登るのは宗像市と岡垣町の境界にそびえる宗像山地南端の城山・金山で、福岡教育大学付近が登山口となる。最初に目指すのはJR鹿児島本線の教育大駅で、駅前から西へわずかに進むと大きな「城山登山口」の案内が立っている。

教育大駅前から北へ進む(写真をクリックで案内) 登山口の案内の先に城山

案内に従い道なりに北へ進み、突き当たり手前の分岐を左折する。この先にある城山への案内を確認し、道なりに進むと城山登山口へ着く。登山口は水汲み場となっており、駐車スペースもあるが、登山のための長時間駐車は避けたい。そこで、水場の少し手前に広い場所を見つけたので、車を置いて登山を開始する。なお、このスペース横の電柱は 「043 シ021」と書かれている。

城山登山道案内 教育大登山口の水場(クリックで拡大)

 さて、水場のある教育大登山口に立つと、山頂まで1010mと案内されている。水場の少し先にはトイレが整備され、登山用の杖も用意されているので、至れり尽くせりの登山環境であることが分かる。

急な坂を見下ろす 擬木階段続く

 登山口を出発し、擬木階段を進む。最初から坂の傾斜がきついので、ゆっくり歩かないと息が上がる。山道右には鳶嶽城跡と案内されており、この山が城跡であることが分かる。間もなく水源かん養保安林の案内を過ごし、すぐにベンチの置かれた休憩所へ着く。

左の一般道を採る 山頂まで800m

 わずかに歩いただけで汗が噴き出るので、本日も半袖姿で登山をする。ロープの渡された急な傾斜を進むと、登山道は左右に分岐し、右は自然道(周遊道)、左は既設道(一般登山道)と案内されている。ここでは左の一般登山道を採り、頂上まで800mの案内を過ごす。

木の間越しの展望 十本杉

 眼下を見下ろせば、木の間越しに展望が広がっている。なおも擬木階段を進むと、山頂まで600m標識を通過。木の根の張り出す道を辿っていると、十本杉と案内される地点へ着く。周囲には杉の巨木がいくつかそびえているが、中には既に枯れた木もあるようだ。

三郎丸登山口からの登山道と合流(クリックで拡大) 途中に眺める展望

 この先で三郎丸登山口からの登山道と合流、山頂までは400mの位置となる。擬木の階段を少し進むと、右方向に福智山が見えるとの案内が置かれているものの、当日は福智山を確認することはできなかった。更に200mの案内を過ごし、少しの坂を登ると坂の傾斜が緩み、眼下に展望が現れる。この先でわずかに高度を上げると城山の山頂へ到着した。

城山山頂風景

 手前には登山回数などを記録する登山者記録帳が置かれており、多くの登山者が記録を残している。広く平坦な山頂には注連縄の渡されたモニュメントや灯籠などが置かれ、神社跡には注連縄などが奉納されていた。三角点は設置されているが、一部が壊されており、何等かは分からなかった。展望は西と南方面、位置を変えて北方面に開けており、孔大寺山なども視界に入る。

展望

城山山頂の風景

 西に三郎丸地区、南に福間地区の展望を眺めて城山を出発。次は尾根沿いに金山へ向かう。金山までは2.3kmと案内されており、急な坂を下る。途中で大きなノグルミの木を過ごすと、城山まで200m標識を過ごす。この先で岩の目立つ場所を通過、平坦な道に安心する。間もなく城山より400m・500mの地点を通過、600m地点の先からは急な坂を下る。

金山へ向かって出発 この先より急坂に変わる

 ロープを補助に坂を一気に下り、800m地点まで来ると坂の傾斜が緩む。1000m地点の先には石峠が待っており、金山までは1.1km、分岐を左折すれば赤間へ、右折すれば上畑へ続く。ここでは正面へ続く金山へ向かう。

石峠 金山南岳

石峠の風景

 少し進むとジグザグの道が始まる。背後に城山のシルエットを確認しながら急な坂へ向かう。まるで伊吹山のジグザグ道を思い出させるような道を辛抱して登ると、坂の傾斜が緩み一安心。間もなく展望広がる金山南岳へ着く。

金山南岳から眺める風景 金山北岳手前の急登

金山南岳から眺める風景

 ベンチの置かれた展望地に腰掛け、眼下に泉ヶ丘地区などの展望を眺めるが、少しずつ霞が増えてきたように思える。金山南峰を出発し、次は三角点の置かれた北峰を目指す。縦走路へ戻り、自然林の下を北へ向かう。最後にロープの渡された急な坂を登れば正面に孔大寺山を見晴らす金山北岳へ到着した。

金山北岳から眺める孔大寺山 金山三角点

 ベンチの置かれた山頂からは正面に孔大寺山が大きい。この地点から孔大寺山へは3.3kmの行程である。三角点は少し西へ向かった地点に置かれており、この三角点は四等だった。山頂および三角点で記念撮影の後、金山北岳を出発し城山経由で教育大登山口へ引き返す。

金山北岳から眺める風景

 再び城山山頂まで戻ったら、時刻は12時過ぎになってた。そこでカップヌードルとおむすび2個の昼食を摂る。眼下に広がる展望を眺めていると、明らかに午前中よりは霞が増えたようだ。城山を出発し、元来た道を引き返し、駐車地まで引き返した。城山は展望の素晴らしい山である。

城山

城山山頂

金山から孔大寺山

 前の山 王子が岳 を見る

 次の山 孔大寺山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 福岡県宗像市・岡垣町 城山 登山口付近のMAP

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