石蔵山・石堂山(いしぞうやま・いしどうやま)山口県萩市川上・佐々波

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2022年4月30日
作業道入口 →0:30→ 尾根取り付き →0:25→ 山頂

→0:15→ 尾根取り付き →0:20→ 作業道入口

全歩行時間 1時間30分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口県萩市川上・佐々波にそびえる石蔵山に登る。位置としては旧阿東町、川上村、旭村の3町村の境界上にそびえており、防長山野へのいざない(金光康資著)によれば国土地理院地形図に記載の石蔵山は石堂山の「どう」が「ぞう」に訛ったものではないかと書かれている。ここでは国土地理院地図に記載の石蔵山を使用する。
篠目駅入口交差点を左折 県道310号迫田篠目停車場線から作業道に入る
作業道を出発

 登山口の作業道まで行く起点を国道9号木戸山トンネルとすれば、長門峡方面へ3.5km進み篠目駅入口交差点を左折、県道310号迫田篠目停車場線に入る。道なりに県道を北へ進むとやがて萩市に入り、交差点から4km進むとヘアピンカーブが現れる。このカーブの左側から作業道が分岐しており、今回の出発地となる。なお、この県道を更に北へ進むと貞女ヶ岳、江舟山の登山口へ着く。

清流野戸呂川 コンクリート橋
2つ目のコンクリート橋 作業道終点には笹が茂る

 作業道の邪魔にならないところへ車を置いて登山を開始、作業道右には野戸呂川が流れ、快適な道を進む。コンクリート橋を2つ過ごすと作業道終点に着き前方に笹の背が高い。

野戸呂川を渡る 川の先は平坦な広場
ビニールパイプが続く 左に野戸呂川

 この笹の中に入るとすぐに川を渡る。昨日の雨により川幅は1m以上になっていた。川の先は広く平坦な場所で、少し進むと取水用のビニールパイプが上流に向かっていた。

笹の背が高い 踏み跡は続いている

 進行方向には再び笹の勢いが強くなり、この先から笹を分けながら足下に注意して進む。昔の踏み跡が続いているため進路は明確だが、背丈ほどの笹が身体に絡みつき、時折イバラも進行を妨げる。

目印に出会う 木の橋を渡る
目印のある場所から取り付いてみた
 木につけられた古い目印に助けられながら進むと、古い木の橋の架かる細い沢を越える。この付近から右上へ続く尾根へ向かうことになるので取り付き場所を探すが、どこから取り付いても同じように見える。
檜林の下は歩きやすい 山頂に続く尾根道

 そこで適当な所から一段上に取り付くと、檜の植林の中に着く。植林の中はとても歩きやすいので西方向へ移動し、尾根道への入口へ向かうと目印が巻かれていた。そこで、植林への取り付き点を確認するとヒノキの木に目印がつけられていた。私の取り付き点は少し手前だったようだ。

尾根道を進む 笹の勢いの強いところもある

 これで石蔵山登山は尾根道を辿るだけとなった。この先からは目印に従い尾根道を登れば大した問題は無い。ただ、目印の取れているところもあるので、尾根を外さないよう気をつける必要のみである。尾根道途中では笹の勢いの強い場所もあり、そんなところは中央突破をやめて歩きやすい場所へ迂回を繰り返す。

歩きやすいところを進む 前方が明るくなった

 やがて進路が緩やかに左方向に変われば、突然という感じで明るい作業道に出る。帰路のため笹への入口の木に目印をつけて作業道を南へ向かう。

作業道に飛び出す 作業道を進む
三角点への最短の場所を進む 踏み跡が残っている

 右に山頂の位置を確認しながら作業道を進み、三角点の位置へ向かって最短距離の場所に着くと、細竹の密集した付近に踏み跡を見つけた。帰路のため目印をつけて細竹を分けて中に入る。

石蔵山の山頂標識に出会う

 着いたところは広く踏跡が残っており、三角点はこの付近という気がした。そこで周囲の少し高いところを探しているとすぐに山頂標識を見つけた。もう三角点は時間の問題と思われたが、笹が足下を覆い解らなかった。しばらく三角点探しをしたものの、見つからないのであきらめた。長門市の高瀧山と同様こんなこともある。

三角点はこの付近だが見つからない

 山頂からの展望は望めず、山頂周囲を散策した後下山を開始。下山は元来た道を引き返すだけで、帰路の笹道は登山時に苦労して中央突破を続けた事により歩きやすくなっており、快適だった。

野戸呂川
山頂手前の作業道
石蔵山山頂
山頂標識

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県萩市 石蔵山 登山口付近のMAP
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