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→0:15→ 尾根取り付き →0:20→ 作業道入口
登山口の作業道まで行く起点を国道9号木戸山トンネルとすれば、長門峡方面へ3.5km進み篠目駅入口交差点を左折、県道310号迫田篠目停車場線に入る。道なりに県道を北へ進むとやがて萩市に入り、交差点から4km進むとヘアピンカーブが現れる。このカーブの左側から作業道が分岐しており、今回の出発地となる。なお、この県道を更に北へ進むと貞女ヶ岳、江舟山の登山口へ着く。
作業道の邪魔にならないところへ車を置いて登山を開始、作業道右には野戸呂川が流れ、快適な道を進む。コンクリート橋を2つ過ごすと作業道終点に着き前方に笹の背が高い。
この笹の中に入るとすぐに川を渡る。昨日の雨により川幅は1m以上になっていた。川の先は広く平坦な場所で、少し進むと取水用のビニールパイプが上流に向かっていた。
進行方向には再び笹の勢いが強くなり、この先から笹を分けながら足下に注意して進む。昔の踏み跡が続いているため進路は明確だが、背丈ほどの笹が身体に絡みつき、時折イバラも進行を妨げる。
そこで適当な所から一段上に取り付くと、檜の植林の中に着く。植林の中はとても歩きやすいので西方向へ移動し、尾根道への入口へ向かうと目印が巻かれていた。そこで、植林への取り付き点を確認するとヒノキの木に目印がつけられていた。私の取り付き点は少し手前だったようだ。
これで石蔵山登山は尾根道を辿るだけとなった。この先からは目印に従い尾根道を登れば大した問題は無い。ただ、目印の取れているところもあるので、尾根を外さないよう気をつける必要のみである。尾根道途中では笹の勢いの強い場所もあり、そんなところは中央突破をやめて歩きやすい場所へ迂回を繰り返す。
やがて進路が緩やかに左方向に変われば、突然という感じで明るい作業道に出る。帰路のため笹への入口の木に目印をつけて作業道を南へ向かう。
右に山頂の位置を確認しながら作業道を進み、三角点の位置へ向かって最短距離の場所に着くと、細竹の密集した付近に踏み跡を見つけた。帰路のため目印をつけて細竹を分けて中に入る。
着いたところは広く踏跡が残っており、三角点はこの付近という気がした。そこで周囲の少し高いところを探しているとすぐに山頂標識を見つけた。もう三角点は時間の問題と思われたが、笹が足下を覆い解らなかった。しばらく三角点探しをしたものの、見つからないのであきらめた。長門市の高瀧山と同様こんなこともある。
山頂からの展望は望めず、山頂周囲を散策した後下山を開始。下山は元来た道を引き返すだけで、帰路の笹道は登山時に苦労して中央突破を続けた事により歩きやすくなっており、快適だった。
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