仁保 犬鳴山(いぬなきやま)山口県山口市

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2022年1月29日
駐車場 →0:15→ 犬鳴の滝 →0:10→ 夫婦滝 →0:07→ 木橋

→0:12→ 山頂 →0:16→ 駐車場

全歩行時間 1時間 0分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山口市仁保の龍野岳登山後、まだ早い時間なので近くの犬鳴山へ登ることにした。犬鳴山の登山口の「自然道場ふれあい館」へ向かうには、道の駅「仁保の郷」から井開田交差点を右折し県道123号柿木山口線を北へ進む。
「仁保の郷」から井開田交差点を右折 交差点か約5km進み左折
犬鳴山は少し奥にそびえる 自然道場ふれあい館駐車場を出発

 交差点から約5km進むと犬鳴の滝の案内があるので分岐を左折、この先の自然道場ふれあい館前の駐車場に車を置き、入口にある犬鳴の滝などの案内を眺めて登山を開始する。

案内を確認 遊歩道に入る
光明寺跡 遊歩道を進む

 広い道を進むと右に石垣で囲まれた光明寺跡が現れる。下山時にはこの広場に戻ってくることになり、右上から遊歩道が下りてきているのが見える。周囲を眺めると木々に説明板があり、遊歩道を散策しながら木々の名前を学習することもできるようだ。

橋の左に句碑が立つ 竜宮佛
えびね園 「分け入れば水音」の句碑

 橋を渡れば右側に竜宮淵と案内されており、左には種田山頭火の句碑が置かれれていた。「分け入れば水音」と書かれており、山頭火の自筆である。側にはエビネ園もあるのだが真冬なので咲いていない。

緩やかな傾斜の遊歩道 瞑りの淵
小滝を鑑賞 鉱脈試掘跡

 沢沿いに続く道を辿り、瞑(くらが)りの淵のを眺め、更に進むと小滝を過ごす。この上には鉱脈試掘跡が残っており、むかし一攫千金を夢みた鉱山師らがこの付近の岩場を試掘した跡が数ヶ所に渡って見られるそうだ。

犬鳴の滝 潜竜洞の案内に横を進む
岩山の中に祀られた石仏 鎖を補助に進む
 そしていいよいよ犬鳴の滝の前に着き、橋の上から滝を鑑賞する。美しい滝を眺めた後、滝の左側に続く道に入る。潜竜洞と書かれた案内から左上へ進むと岩屋の中に石仏が置かれていた。
急傾斜に配置のステン支柱と手摺りの鎖 遠くに夫婦滝の一部が見えている

 この上にはステンレスの支柱と手摺りの鎖が渡されている。足下が不安定なので手摺りを補助に高度を上げる。「キケン」の案内が多いので慎重に進むと一旦ピークを越え、河原に出ると前方に滝が見えている。これは夫婦滝の一部である。

ワイルドな遊歩道 夫婦滝を見下ろす

 小石の多い遊歩道を辿り、高度を上げれば眼下に滝を見下ろす。これが先ほど見えていた夫婦滝で、上から見下ろすと二筋の滝である事が解る。

大岩の横を進む 曲水の滝
沢沿いを進む 木橋を渡る

 遊歩道を道なりに進み大岩を左に見た先で小さな滝が蛇行しながら流れていた。これはまさに曲水の滝で、感動的な滝である。曲水の滝を過ごせば木橋を渡り、この先から沢を離れる。

横木の渡された遊歩道を辿る 一旦県道334号引谷篠目線に出る
県道から山頂へ向かう 犬鳴山山頂

 横木の渡された遊歩道を折り返しながら高度を上げれば、県道334号引谷篠目線に出る。ここで遊歩道に戻り、南へ向かってわずかに高度を上げると平坦な犬鳴山の山頂に着く。

狗留孫山 奧に千石岳

 山頂からは南東に狗留孫山がそびえ、左には土田ヶ岳、千石岳と続いている。残念ながら真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳などは樹間越しだが展望を確認できたことで満足である。

落葉の堆積した遊歩道を下る 間もなく光明寺跡

 下山は遊歩道を下るが、坂の傾斜が急であり、落葉と砂利により滑りやすいので要注意。これも慎重に下れば大丈夫で、問題なく光明寺の広場に下り立ち、登山口まで引き返した。

犬鳴山
「分け入れば水音」の句碑
犬鳴の滝
曲水の滝
犬鳴山山頂
狗留孫山

 前の山 龍野岳 を見る

 次の山 錦山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市仁保 犬鳴山 登山口付近のMAP
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