龍野岳(たつのだけ)山口県山口市

トップに戻る           2022年に登った山リストへ戻る        山名アイウエオ順

2022年1月29日
駐車場 →0:10→ 橋 →0:05→ 線路 →0:10→ 沢渡り

→0:15→ 沢別れ →0:40→ 山頂 →0:20→ 沢別れ

→0:10→ 沢渡り →0:07→ 線路 →0:03→ 橋 →0:10→ 駐車地

全歩行時間 2時間10分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 防長山野へのいざない第1集で登り残していた山口市仁保の龍野岳へ向かう。竜門岳とこの山を混同していた。登山口へ向かう起点は山口市仁保の道の駅「仁保の郷」。道の駅の先の井開田交差点を右折、県道123号柿木山口線を北上する。
道の駅先の井開田交差点を右折し北上 井開田交差点から2.3km先で分岐を左折
親子地蔵を過ごす 「SL撮影駐車場」の案内を見て分岐を左折

 交差点から2.3km進んだ地点の分岐を左折、小河内川沿いを北へ進む。親子地蔵を過ごして道幅が狭くなり、産廃業者の設備が見えてくると左側に「SL撮影駐車場」の案内が見えてくる。この分岐を左折すればすぐにSL撮影駐車場へ着く。

「SL撮影駐車場」へ進む SL撮影駐車場
交差を直進 作業道は未舗装となる

 駐車場を出発し道なりに北へ進むと交差点へ着き、そのまま直進すると進路は自然に左へ向き、作業道は舗装道から未舗装に変わる。広く歩きやすい道を進み、左に堰堤を通過、更に進むと突然広場に出る。

左に堰堤を過ごす 橋のある広場に出る
パイプ製の橋を渡る 橋の横に置かれた案内

 広場の先にはパイプ製の橋が架けられていた。案内には「全国から撮影に来る皆さんによって、橋の架け替えや草刈り整備が行われた」ことが書かれていた。橋を渡り緩やかな坂を登るとJR山口線の線路に着いた。

緩やかな傾斜 JR山口線に出る 仁保駅方面
篠目駅方面 NO.7の白杭の所から線路を離れる

 上り、下りともトンネルがあるため、SL撮影には最適な場所なのだろう。仁保駅側へ向かって線路沿いを進むとNO.7の白杭の所から踏跡が続いていた。ここで線路を離れて山道に入る。

踏み跡が続く トンネル上がSL撮影場所
トンネルの上から眺める展望 ディーゼル機関車が来た
 そのまま踏跡を辿るが、途中には笹の茂る場所もあり、笹を分けながら進むことになる。やがてトンネル上への分岐に着くので線路を眺めていると、仁保駅側からディーゼル機関車がやってきた。これがSLだと迫力あるものになるのだろう。
木の橋を渡る 滑りやすい道
沢を渡る 沢の左側を進む

 電車を眺めた後、沢沿いに続く登山道に戻る。足下には石などが転がっており、滑らないよう慎重に進んでいると、倒木等のある場所で沢を渡り、沢の左側に続く道に入る。

山腹に続く道 滝を鑑賞
沢沿いを進む

 前方に山腹に続く道が現れると、右下に滝が見えてきた。滝の前に行き、しばらく滝を眺めた後、登山道に戻る。この先から沢沿いに続く道を慎重に進むが、足下は不安定な状況が続く。

大岩 空滝
沢と別れて植林の下を進む 自然林に入ると更に急登となる

 大岩や空滝など見どころも多く時間を掛けて周囲に続く景色を眺める。やがて沢から別れると急登が始まる。最初は左右に杉の植林が続き、植林帯が切れると周囲は自然林に変わる。

急登が続く 木を手がかりに高度を上げる
少し斜度が緩む 山頂が見えてきた

 坂の傾斜はますますきつくなり、木をつかみながら急傾斜へ向かう。昨年からこのような急登には多く出合い、もう慣れているのだがやはり力が入る。少しずつ高度を上げれば山頂が近くなる。

平坦な尾根へ着いた 岩を過ごす

 休憩を取りながら辛抱強く進むと、ようやくという感じで傾斜が緩む。途中に岩を過ごしてわずかに進むと三等三角点の置かれた龍野岳の山頂に着いた。山頂からの展望は樹間越しだが、四熊岳、狗留孫山、石ヶ岳、東鳳翩山などを眺めることができた。

龍野岳山頂 樹間越しに石ヶ岳

 これも冬枯れの時期であるためで、青葉が繁れば眺めることはできないだろう。昼になったのでカップヌードルの昼食を摂ったが、真冬の山頂は風が吹いてとても寒かった。

ミヤマシキミ 樹間越しに見える風景

 下山は元来た道を引き返すだけなので滑らないことさえ気をつければ大丈夫。急傾斜を一気に下り、沢分かれまで20分で着いた。登りに40分を要したのでいかに急登だったかが解る。

 この先は傾斜が緩やかなので足下にだけ気をつけて下山を続け、駐車地まで引き返した。急登の龍野岳はしばらく記憶に残ることだろう。

JR山口線
トンネル
ディーゼル機関車
空滝
龍野岳山頂

 前の山 大高神山 を見る

 次の山 仁保 犬鳴山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 龍野岳 登山口付近のMAP
登山リスト(あいうえお順)に戻る
2022年に登った山のリストへ戻る
トップに戻る