仏ヶ仙(ほとけがせん)岡山県真庭市

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2015年5月5日

登山口 →0:20→ 仏ヶ仙山頂 →0:15→ 登山口

全歩行時間 0時間35分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)


 山と渓谷社の分県シリーズ「岡山県の山」、今回は真庭市にそびえる山々を歩いており、直前に下湯原温泉にそびえる雨乞山への登山を終了した。下湯原温泉を出発、湯原温泉の隣を通り、旭川沿いに国道313号を北上する。

 途中で国道482号への分岐を過ごすが、この分岐を右折すれば、津黒山へ向かうことができる。すでに津黒山へは中国百名山踏破の段階で登っているので、今回は更に北上して仏ヶ仙を目指す。最初は朝鍋鷲ヶ山へ向かう予定だったが、現在地を考えれば、仏ヶ仙登山が順路である。

下蒜山を正面に見て犬鋏トンネル方面へ右折 中蒜山と下蒜山

 前方に下蒜山が見えてくれば分岐が近い。犬挟トンネルへ向かって分岐を右折、犬挟トンネル手前の分岐を左折して細い道に入る。舗装道を道なりに進めば、やがて前方に仏ヶ仙の山脈が見えてくる。

犬鋏トンネル手前の分岐に入る 登山口へ向かう途中に眺める仏ヶ仙

 更に舗装道を進むと峠に着き、この左側に仏ヶ仙登山口の案内が置かれている。駐車スペースはこの峠の手前にあり、他の車両の邪魔にならない場所を選んで置く。すぐに登山口へ着き、背後を振り返れば、山頂へ向かう稜線が見えている。

仏ヶ仙登山口(クリックで別角度) 登山口から眺める仏ヶ仙

 植林帯の下につけられた道を辿って一気に高度を上げる。坂の傾斜は急だが、一歩一歩慎重に歩を進めれば、おもしろいほど高度を稼ぐことができる。標高710mを越えて少し坂の傾斜が緩めば、木の間越しながら西に下蒜山の姿が見えてきた。

いきなり急登が始まる 登山道は明るい
傾斜が緩めば尾根へ着く 唯一の展望は蒜山

 ここまで登ると尾根道は快適で、下蒜山の姿を垣間見ながら山頂へ向かう。明るい尾根道を快適に進めば、間もなく一等三角点の置かれた仏ヶ仙の山頂へ到着した。

三冠王の仏ヶ仙山頂

 この仏ヶ仙は県境の山であり、分水嶺で、一等三角点の置かれた三冠王の山として貴重な山とのこと。この付近でこの三要素を持っているのは、島根県と広島県の県境に位置する阿佐山である。全国でも8座しか無い三冠王の山、いずれ残りの山にも登りたいものである。

眼下に高速道路と日本海が広がる

 さて、山頂からは北に向かって展望が開けており、遠くには日本海を眺めることができる。本日は霞み気味の展望だが、それでも日本海だけは確認することができた。明るい山頂で小休止を取った後、下山を始める。登山時に坂の傾斜がきつかった分、下りは快適、一気に登山口まで引き返した。

麓から眺める仏ヶ仙

尾根道から眺める蒜山の展望

三冠王の仏ヶ仙

鳥取県・岡山県の県境、分水嶺、一等三角点

日本海

 前の山 雨乞山 を見る

 次の山 朝鍋鷲ヶ山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 岡山県真庭市 仏ヶ仙 登山口付近のMAP

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