津黒山(つぐろせん)岡山県真庭市

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2009月24日

登山口 →0:55→ 津黒山山頂 →0:35→ 登山口

全歩行時間  1時間30分

 岡山県・鳥取県の県境の山歩き、本日は岡山県真庭市の津黒山へ。今回の起点は岡山県鏡野町の道の駅「奥津温泉」。道の駅を出発、国道179号を北上して一旦鳥取県三朝町に入る。新穴鴨橋の交差点を左折、湯原インターへ向かって国道482号を走る。

人形トンネルを潜る 新穴鴨橋の交差点を左折

 暫く国道を進めば、三朝町から岡山県の真庭市に入る。現在の気温は17度、季節は真夏だがとても涼しく気持ちがよい。間もなく津黒高原の標識に従い国道を左折、正面に見えるはずの津黒山は深い霧に覆われている。津黒高原の案内を確認し、スキー場方面へ向かって進む。

岡山県真庭市に入る 津黒高原へ向かって右折する

 右手に登山口まで150m標識を過ごせば左手に木製の展望台が現れた。展望台の駐車場に車を置き、展望台から眼下に広がる展望を眺めるが、やはり深い霧のため案内板に書かれた三平山・蒜山・大山のどれも確認することは出来なかった。

津黒山は深い霧に覆われている 木製の展望台が登山口

晴れていれば三平山や蒜山・大山を見晴らすことが出来る

 津黒山の登山口の標識を確認して山道に入る。いきなりの急な坂道だが、本日一山目はゆっくり歩きで高度を上げる。薄暗い植林帯の中につけられた明確なる登山道を進めば、途中の迷いやすそうな場所に、矢印の標識が置かれているので大丈夫。大きな岩の場所を通過し、植林帯を見上げれば周囲に霧が立ち籠めている。

登山口の標識を確認し登山開始 要所に標識が立つ
山腹につけられた道を進む 周囲には霧が立ち籠めている

 急な坂道の植林帯を登れば、ますます霧は深くなる。植林帯を通過、自然林に入り空が開けてきたが、やはり周囲は霧と雲に包まれて全く展望がない。間もなく坂の傾斜が緩み、左右に笹の広がる登山道を進む。周囲には美しい笹原の草原が広がり、晴れていれば感動的な展望が広がっているものと思われる。

自然林の下を進む 左右には笹の道が続く

足下に花を観賞

 足下にいくつかの花を観賞しながら笹道を進めば、津黒山への山頂標識を右に過ごす。前方は霧に包まれて視界数十メートル程度、更に笹原を進めば少し霧が晴れ、前方に笹の台地が広がってきた。

津黒山への標識を右に過ごす 山頂方面の霧が晴れてきた

 少しの傾斜を登れば、黒い山頂標識が現れ、間もなく平坦な津黒山の山頂に到着。周囲は深い霧に包まれ、山頂以外は全く展望がない。ここで時間がまだ早いので紅茶を飲む。甘い香りが霧の中に立ち籠め、とても良い雰囲気だ。記念写真を撮るも少し離れると霧に霞むような状況。

黒い山頂標識の立つ津黒山山頂 ほんの一瞬青空が現れた

 これでは周囲の展望は望めないと諦め、三角点に腰掛けて紅茶を飲んでいると、突然霧が晴れ、青空が現れた。ほんの一瞬ではあるが南方面の展望が開け、遠くに山乗山、手前には白髪山の展望が霧の中に浮かんできた。僅かな展望ではあるが、とても印象に残る風景である。

南方面の展望

下山方面

津黒山山頂風景(動画)

 その後暫く展望が広がることを期待して待つが、二度と展望は開けることがなかった。次の予定もあるので津黒山の山頂を出発、下山を開始する。緩やかな傾斜の笹原を進み唐松林の中に入り下山を続ける。

笹原に向かって下山開始 笹原は霧に覆われた

 間もなく植林帯に入り急な斜面を一気に下り、大岩の場所を過ごす。山腹に付けられた道を下れば登山口の林道に到着、無事津黒山の登山を終了した。

樹林の中に入る 大岩の場所を過ごす

 展望台に行くと三平山はしっかり確認できたが、蒜山三座も大山も確認することは出来なかった。次の山に登り、時間が余ったので津黒山登山口の展望台まで引き返すと、空気の澄んだ展望を眺めることが出来た。

展望台から眺める三平山・蒜山・大山方面

津黒山荘と津黒山

角度を変えて津黒山

山頂からの展望

 前の山 三原山 を見る

 次の山 若杉山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 岡山県真庭市 津黒山 登山口付近のMAP

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