赤子山(あこやま) 山口県平生町 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2018年 2月24日の赤子山縦走(沼コース〜宇佐木コース)を見る 赤子山 平生町 沼八幡宮コース 沼八幡宮大鳥居 →0:05→ 沼八幡宮本殿 →0:15→ 山頂まで500m標識 →0:10→ 峠の十字路 →0:05→ 赤子山憩いの広場 →0:05→ 三角点 →0:15→ 14番鉄塔 →0:05→ 作業小屋 →0:05→ 最初の民家 →0:15→ 沼八幡宮大鳥居 全歩行時間 1時間20分 連休最終日、以前から気になっていた平生町の赤子山にいろいろな角度から登ってみる事にした。まずは前回同様平生町沼の八幡宮より出発、沼八幡宮の大鳥居をくぐり、石段を登って行くと周囲にはツツジが美しく咲いている。右手に明治17年3月に建立された芭蕉の句碑(古池や 蛙飛び込む 水の音)を過ごし、結界の張られた石柱の下を進むと沼八幡宮に到着、本日の登山の無事を祈願する。
赤子山へは八幡宮の右手に向かい、鳥居を潜って舗装路に出る。進路を北に取り緩やかな坂道を進むと、登山道の入口付近は樹林が伐採されてとても分かり易くなっている。「赤子山登山道入口、山頂まで1km」の標識に従い、少し進んで背後を振り返ると平生の市街地と南周防大橋を眺める事ができた。
自然林の木漏れ日の下を進むと、歩く部分のみが掘られたような道となる。すぐに周囲は竹林帯となり、坂の傾斜が緩んでくる。竹林帯を抜けると再び自然林の下を歩く事になり、間もなく山頂まで500m標識とベンチを過ごす。この付近にはサツキが植えられており、間もなく美しい花を楽しむ事ができる。
更に自然林の下、平坦路を進むと沢に架けられた小さな橋を渡る。この橋を渡ると同時に坂の傾斜がきつくなり、少し踏ん張ると峠の十字路に到着した。右(東)に向かうと赤子山山頂へ、真っ直ぐ南に向かうと柳井市の余田・中村地区へ、左(西)に向かうと中電の鉄塔巡視路を通り、柳井市の西山地区へ下りる事になる。この十字路まで登山開始から35分の行程である。
赤子山山頂に向かって右(東)へ向かうと、少し坂の傾斜はきつくなるがすぐに小ピークを通過、木漏れ日の下を進むと、細長く明るい「赤子山いこいの広場」に到着した。
周囲にはツツジ・サツキ・サザンカ・桜の木等が沢山植えられているが、花見の季節は終盤、名残の八重桜もわずかとなっていた。ベンチに腰掛けて小休止を取るが、周囲の樹林の背が高くなっているため、眼下に広がる平生の展望は、いこいの広場の先に行かないと得る事ができない。また、柳井市の余田方面の展望は植林された檜の成長によりほとんど眺める事ができなくなっていた。
丁度昼になったのでベンチに腰掛けて昼食を摂り、明るい山頂広場から南に見えている大星山や上関の上盛山、眼下に広がる平生の展望を眺める。広場から少し先(東)に移動し更に開ける周囲の展望を眺めた後、山頂に向かって出発する。
平生町の展望 すぐに16番鉄塔下に到着、やはり正面には大星山が大きい。16番鉄塔から更に進むと中電標柱が立ち、道は左右に分岐するが山頂へは左の道を取る。目の前には大岩が現れ、岩には人力で穴が開けられたような形跡を見る。
大岩を過ごし、少しヤブ気味の竹林帯の中に入ると、地面に穴の掘られた場所を過ごし、すぐに三角点に到着した。三角点の周囲に展望はなく、記念撮影をした後三角点を出発、先程の中電標柱まで戻る。
今度は分岐を右に取り竹林帯を進むといつの間にか快適な尾根を歩いている。どこまでこの尾根道は続いているのだろうか、何時までも平坦な道が続いて欲しいと思っていると、突然縦走路は右に向き高度を下げ始めた。
この先からは急な下り坂、一気に高度を下げると間もなく14番鉄塔に到着した。眼下に平生の町並みを眺めた後、更に高度を下げると13番鉄塔との分岐に着いた。13番鉄塔側の巡視路へ向かって進んでみたが、途中で道が荒れていたので引き返し、そのまま中電標柱まで戻り、麓に向かって下る事にした。
14番鉄塔下に到着
間もなく作業小屋を右に過ごし、荒地に到着、昔はこの周囲に田んぼか畑があったのではないかと思われる。周囲にはツツジの花が咲いており、鉄塔方面を振り返ると歩いてきた道が鉄塔沿いである事が分かる。周囲を見回すと藤の花が満開でとても美しく、踏み跡を確かめながら草原を下りると、右には沢が流れていた。
石の橋を渡ると同時に進路を右へ採り、左手に沼を見ながら下りると中電の電柱「マントクジ4B2」を過ごす。この辺りでようやく民家が現れ、突き当たりのT字路を右に採り進むと、この付近が見慣れた小和田地区である事がわかり一安心、後はゆっくりと登山口の沼八幡宮へと向かい、一周回りの山歩きは無事終了した。
「U板金」の看板→ 0:05 →18番鉄塔 →0:15→ 17番鉄塔 →0:10→ 16番鉄塔 →0:05→ 峠の十字路 峠の十字路まで 0時間35分 西山ルートの登山口は県道23号を田布施方面から東に向かい、田布施町天神交差点を右折、左手に大晃機械工業の工場を過ごし、その先のガソリンスタンド手前を左折する。そのまま道なりに進み、道が少し左にカーブする場所で左手に沼を見て、右側に立つお地蔵の先に「U板金」の看板が見えてくる。
この看板に従って右手の民家に向かい、U板金の家の前を通って奥へ進む。右手に作業小屋を過ごすと、正面には中電の標柱が立ち、入口上には小さな「西山コース」の案内標識を見る事ができる。この場所が赤子山の西山コース登山口である。
木の橋を渡ると正面に小さな沼が現れ、道なりに進むとすぐに19番鉄塔下に着く。背後を振り返ると田布施行者山・石城山が霞んでいる。巡視路沿いに進むと、すぐに中電標柱を2つ連続で過ごし、岩が無造作に置かれた場所を通過する。この先でも中電標柱の横に左下への分岐を過ごし、左に檜の植林帯を眺めながら高度を上げて行く。
この辺りから自然林の下を進む事になり、周囲に展望は無いが。、緑のシャワーを浴びながら進むので気持ちが良い。間もなく18番鉄塔に到着、鉄塔下からは西に呉麓山、北西に石城山、北に多賀山・柳井大平山、北東には氷室岳・高照寺山と鉄塔越しではあるが素晴らしい展望を眺める事ができる。
周囲の展望を眺めた後、鉄塔下を出発、山頂に向かって東へ向かう。自然林の美しさを満喫しながら進むと、まもなく田布施の市街を見下ろす展望地に着く。眼下に広がる展望を眺めた後、展望地を出発するとすぐに17番鉄塔に到着する。鉄塔下からは南に大星山と上盛山、眼下には平生の町並みを眺める事ができる。
17番鉄塔を出発、アップダウンを繰り返しながら明るい尾根道を進むと急にプラスチック階段が現れ、階段を下りると峠の十字路に到着、沼の横のお地蔵様を出発して約35分の行程である。
赤子山余田コースの登山口 →0:10→ 峠の十字路 峠の十字路まで 0時間10分 柳井市西山コースのお地蔵様から更に西に向かい、臥龍梅へ向かう一つ手前の交差点を右折する。右手に沼を過ごして道なりに進み、突き当たりのT字路を左に採る。
この先の大師堂の立つ分岐を右に採ると左手に中村林道の石碑を過ごす。更に急なコンクリート道を進み、右に墓地を見送りながら進むと、右手に中電標柱「光柳井線40番・41番」を見る。
この向かいに付けられた斜面が赤子山余田コースの登山口である。目印は入口につけられた白いテープと軍手だけなので間違えないよう慎重に確認する。入口さえ分かればこのコースは簡単に登る事ができる。
竹林帯を進むとすぐに孟宗竹の間を進んで行く。坂の傾斜は他のルート程緩くないが、一気に高度を上げて行く感覚がとても気持ち良い。背後に広がる展望を眺め、小休止を取りながら進んで行く。
間もなく道の中央が掘られたような場所を通過し、周囲に竹林帯が現れるともう峠の十字路は近い。中村林道からはわずか10分で峠の十字路に到着した。
ツツジ
芭蕉の句碑
沼八幡宮
憩いの広場
平生の町並み
大星山の風車はまだ1つ
田布施の町並み
石城山と田布施行者山
山頂手前の岩には穴が空いている
フジの花
登山口周辺の地図はこちら 赤子山 登山口付近のMAP
赤子山 16回目 20座 ガイド本 なし 登山口 沼八幡宮 登山開始17:58 山頂到着18:35 下山開始18:43 下山終了19:07 登山時間 0:37 山頂滞在時間 0:08 下山時間 0:24 所要時間数 1:09 夕方6時前から平生町の赤子山に登った。大した高さではないが一応登山道があるようだ。国道188号を光方面から平生町に入り、右手にメガマート・マックスバリューを見て、その先300m程度の交差点(エッソガソリンスタンド手前)を左折すると進行方向左側に登山口である沼八幡宮を確認する事ができる。八幡宮前には数台駐車するスペースがあり、ここに駐車して登山を開始した。
まずは沼の八幡様に参拝し、沼の八幡様から右に抜けて登山道まで行くと山頂まで残り1kmとなっていた。しばらく歩くと竹藪の中を歩くようになり、道は暗いが歩きやすい登山道である。
そのまま進むと尾根に着き、左右に道があった。まず左の尾根道を行くと下に下がりだしたので後戻りをし、右の方に行くと見晴らしの良い尾根に出た。たぶんここが赤子山だろうと思い写真を撮った。 なお、山頂はもう少し先の三角点の置かれた場所である。
平生湾と平生市街の展望 山頂には「ぼくとわたしの憩いの広場赤子山」標識があり、平生湾の展望が開けている。今日は平生湾の先に国東半島も見ることができた。
北方面には柳井市の余田の展望も広がっており、いつまで見ていても飽きない景色である。赤子山の展望地までは登山口から30分の行程であり、夕方の登山としては最適な場所であることが分かった。
赤子山から柳井市余田方面の展望 展望地をしばらく散策した後帰路につき、登山口まで戻ると7時になっていた。
登山口の沼八幡宮
大星山・箕山方面 まだ風力発電施設はない
平生湾の展望
登山口周辺の地図はこちら 赤子山 登山口付近のMAP |