花尾山(はなおざん) 山口県長門市

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2009年 5月10日 本谷コース
2020年 4月25日 本谷コースから鈩コースを見る

2009年 5月10日 本谷コース

市の尾構造改善センター →0:05→ 分岐の橋 →0:20→ 中電標柱 →0:10→ 桂の木分岐

 →0:10→ 2本目の桂の木(右斜面への分岐点) →0:10→ 急登(左斜面)手前の沢

 →0:10→ 大きな炭焼き跡 →0:10→ 座禅石 →0:10→ 花尾山山頂

 →0:10→ おとずれ杉 →0:25→ 林道終点 →0:10→ 水場

 →0:10→分岐の橋 →0:05→ 市の尾構造改善センター

全歩行時間 2時間25分

 座禅石を楽しみに長門市の花尾山へ向かう。中国自動車道の美祢インターで高速道路を下り、美祢市より国道316号を北上する。国道から北に広がる花尾山はとても美しい。大ヶ峠トンネルを抜ければ美祢市から長門市に入り、花尾山登山道入口の標識を確認し、瀬戸交差点を右折、大畑小学校方面へ向かう。

瀬戸交差点を右折する 山陰本線のガードを潜り右折

 石の橋を渡り、山陰本線のガードを潜り右折する。しばらく道なりに進み、市の尾バス停にて花尾山登山道の標識に従い右折、市尾橋を渡ると、丁度大勢の小学生が花尾山に向けて出発するところだった。集合場所の「市の尾構造改善センター」に着き、今回の山登りの主催者長門やまびこ会、菊本グループ、「防長山野へのいざない」の著者金光さんグループと出逢う。

市の尾バス停を右折 「市の尾構造改善センター」にて自己紹介

 本日の総勢は約20名、簡単な自己紹介の後、市の尾構造改善センターを出発。青く塗装された下渡橋(しもわたせばし)を渡り、花尾山へ向かう。間もなく花尾山の登山道標識が現れるので、道なりに右へとカーブを描きながら進む。

花尾山へ登山開始 登山道標識を過ごす

 周囲に広がるのどかな田園風景を眺めながら舗装道を進み、間もなく右手に橋が見えてくるので、橋を渡り通常の花尾山ルートと別れる。この先の突き当たりを左折、舗装道を進んで行けばすぐに未舗装道となる。

白いガードレールの橋を渡る 未舗装道に入る

 左に続く未舗装道を道なりに進めば、田園風景と別れ植林帯の中に入る。この植林帯への入口には、小さな「花尾山本谷コース」の標識が掛けてある。登山道の横には田圃に引くための用水路が整備してあり、明るい植林帯を進めば、倒木を伐採した跡など、山道開拓のために苦労されたことが理解出来た。

植林帯に入る 花尾山本谷コースの標識
足下には用水路が整備されている 登山道は整備されている

 左手には沢が続き、涼しげな水音が気持ち良い。本日は5月だというのに30度は超えるとの予報が出ており、緩やかな坂道をのんびり進んでいるにも拘わらず、早速汗をかきながら登っている。間もなく中国電力の鉄塔巡視路(中国西幹線51標柱)が現れる。左手に橋が架かり、右手にも分岐が続いているので、道の選択に迷いそうな所だが、この道は迷わず直進する。

明るい登山道 鉄塔巡視路標識の場所は直進する

 足下には滑り易い石が点在しているので滑らないように注意しながら進む。この先には頭上にツルの茂る場所があり、丁度日よけになるので小休止を取る。左手には涼しい沢の音が聞こえており、休憩するには最適な場所である。滑り易い砂利のような道をもう少し進めば左に「桂の木」への分岐が現れる。少し進めば川を挟んで桂の大木が聳えていた。樹齢200年と言われる大きな桂の木を観賞し、記念撮影をする。

日陰で小休止 沢が続く
桂の木の標識 大きな桂の木

 桂の木を眺めた後、元の分岐に戻り再出発、足下は少しずつ狭くなり、滑り易い道となるので慎重に進む。眼下を見下ろせば沢の中に大岩を見つけ、高度差を感じながら進んでいると、この先で炭焼きの跡を過ごす。

自然林の下を進む 炭焼きの跡

 左手に沢を見ながら進んでいるとまもなく沢を渡り、この先で美しい滝を観賞、本日は暑いので、滝を眺めていると涼しく感じる。沢の中に浮かぶ椿の花が美しく、快晴の空の下には感動的な景色が広がっている。

滝を観賞 沢に浮かぶ椿

 間もなく2本目の桂の木の場所に到着、ここは重要な位置である。この桂の木を左手に見ればこの先を折り返すように右上へ登る。間違って直進するとヤブ道に突入、正面には大きな滝が待ちかまえている。

2本目の桂の木 折り返すように右上へ登る

 さて、少し折り返しながら高度を上げて行けば、この先で沢を渡り、沢を渡ると同時に沢沿いに右方向へと進む。周辺は丁度木陰になっているので小休止、暫く休んだ後再出発となる。この先から急な坂道が始まり、足下には階段状に木が並べられている。

沢沿いに右方向へと進む 急な傾斜に向かう

 坂を折り返しながら進んでいると、補助ロープの渡された場所に着き、ロープの助けを借りながら一気に植林帯を登って行く。支尾根に着けば緩やかな坂道を少し登り、すぐに左方向へと向かう分岐に入る。足下にはよく踏まれた作業道が続いており、目印のテープも巻いてあるので落ち着いてルートを探せば迷うことはなさそうだ。

補助ロープの渡された場所  左へ向かう分岐に入る

 間もなく植林帯を抜ければ、周囲はいつの間にか自然林に変わっている。緩やかに右へとカーブを描きながら山腹に付けられた道を進めば、足下の歩くスペースが狭くなる。もう少し進めば水量は細いが、大きな滑滝に出会う。

山腹に付けられた道を進む 大きな滑滝

 この先も滑り易い道を越えて行けば、突然現れる青葉が眩しい。青葉の下を進んでいると大規模な炭焼きの跡に到着、しっかりと周囲には石組みが並べられている。今回通っている本谷コースには、このように炭焼きの跡が多く、昔は炭焼きが盛んに行われていたようだ。

青葉が眩しい 大規模な炭焼き跡

 湿地帯を抜ければ周囲に苔の付いた岩が目立つ。間もなく平坦な場所に着くので、この付近ではルートを間違えないよう注意が必要である。目印のテープを確認しながらもう少し進み、分岐を右に採れば座禅石に到着、座禅石の手前には大理石で作られた説明板が本日固定された。神聖な座禅石の上に座わり、瞑想すれば身も心も清められる・・・かも知れない。

座禅石の標識が固定された

 座禅石にて小休止の後、山頂を目指す。座禅石から元の道に戻り、緩やかな坂道を進む。登山道を少し外して左方向へ向かい、木の間から山頂方面を眺めれば、山頂には既に沢山の人が登っており、祠の上から深川湾方面を眺めていた。

山頂には沢山の人が登っていた

 南東方面に向かっていた登山道は周囲の植生が自然林から檜の植林帯変わると同時に東へと向きを変え、自然林と植林帯の中間を進んで行く。間もなく鞍部に着けば植林帯は終了、突然明るい場所に出る。

自然林から植林帯に入る 自然林と植林帯の間を進む
植林帯を抜ければもう山頂が近い 植林帯を振り返る

 もう目の前には花尾山の山頂が迫っており、快晴の空の下、山頂へと続く急な坂道へ向かう。周囲に広がる美しい景色を眺めながら、急な坂道を休み休み登れば、間もなく花尾山の山頂に到着した。山頂にて2基の祠に参拝。5年ぶりの再会は快晴の空の下、周囲の展望も素晴らしい。

南西方面の展望

2基の祠に参拝

 北には前回はっきり見えなかった深川湾と青海島と高山、鉄割山の先の日本海には見島が霞みながらも見えている。以前登った山々も懐かしく、長門の草添山、天井山・白滝山・一位ヶ岳・華山、更に遠く下関の狩音山・鬼ヶ城・竜王山。地図を眺めながら大きく広がる展望を眺めるのがとても楽しい。

北の展望

西の展望

山頂風景

花尾山山頂から周囲の展望(動画)

 昼食を摂りながら、更に東方面を眺めていたら、小吹山・大谷山・猫の置物の大滝など苦労したことが思い出された。山頂にて1時間半以上ゆっくり景色を堪能したので下山を開始する。祠の先から少し下りると草原に草で「大畑小フレー?」と書かれており、もう少し下りた先には「オツカレ」と書いてあった。

大畑小とオツカレの草文字

 眼下に広がる如意ヶ岳・桂木山は素晴らしい展望だ。急な斜面を一気に下りれば右手に湧水があるというので向かった。ところがここは湿っているが、水は流れていなかった。もう少し下りれば第2湧水と渋木分岐点の標識が立っている。ここからは登山口まで1.1kmと表示されている。この分岐は左手に向かい、登山口の市の尾へ戻る。

急斜面を下りてきた 渋木分岐

 間もなく「おとずれ杉」と5年ぶりの再会、とても懐かしい。足下は滑り易い道が続いているので気が抜けないが、要所に大畑小児童会の距離標識と気合いの入る激励の言葉が置かれているのでとても励みになる。山頂から1200mを過ごせば木の橋を渡り、やがて1400m標識を過ごし、橋を渡れば終点の駐車場に到着した。

おとずれ杉 大畑小児童会の距離標識
植林帯を下る 林道終点に到着

 以前登った際、この付近に車を置いたことを思い出した。なお、この地点から山頂まではの距離は1.5kmである。これから先は舗装路歩き、市の尾地区の飲用水濾過施設から少し下りた左手に鉄塔巡視路へ向かう道があり、この方向へ少し進めば水場が設置されている。

飲用水濾過施設を過ごす 水場

過ごせば、登山時に渡った座禅石方面への橋の分岐を通過。県道280号線をもう少し下れば登山口の市の尾構造改善センターに到着。こうして花尾山に開かれた新しい本谷コースを登り、下山に従来の市の尾コースを使う一周回りの登山は無事終了した。

左手上に祠を過ごす 本谷コースへ向かう橋

 本谷コースは、従来の市の尾コースに比べて坂の傾斜が緩やかであり、登山途中に炭焼跡・桂の木・滑滝・座禅石など見どころの多い素晴らしいコースです。今後多くの皆さんに本谷コースを歩いて頂きたいとの願いを込めて紹介をさせて頂きました。

桂の木

滑滝

座禅石

山頂手前

山頂

深川湾

一位ヶ岳・白滝山・天井ヶ岳

桂木山

 前の山 十種ヶ峰 を見る

 次の山 琴石山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県長門市 花尾山 登山口付近のMAP

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2009年5月10日 本谷コースを見る

2004年 4月11日(日曜日)

花尾山  80回目  99座目 山口県の100山では50番目

登山口 車道終点駐車場

ガイド本 中島篤巳著 山口県の山(発行所 山と渓谷社)

登山開始 8:36 山頂到着 9:34 下山開始1 0:03 下山終了 10:28

登山時間 0:58  山頂滞在時間 0:29 下山時間 0:25

所要時間数 1:52

 

 6時半に家を出て花尾山を目指した。高速道路を通り美祢インターで降りて道の駅の於福で休憩した後、渋木まで行き花尾山登山口の道標に従って右折し、途中地図で現在地を確かめながら細い道に入り、林道を経由して終点まで行くと登山口が見つかった。

花尾山入口 登山口の木橋

 登山口に向かう途中には「2800mより登山スタート」の新しい道標が設置されていた。登山口より入山するとすぐに残り1400mから道標が始まった。結局半分の距離を車で稼いだことになった。

残り1400m標識 よく踏まれた道を進む
小さな滝を眺める 水の多い登山道

 道は小川を上流に詰めてゆくような道で水の多い登山道である。途中小さな滝があったので休憩がてら滝を眺めながらも歩いて行くと、おとずれ杉という大きな杉の木があった。おとずれ杉を過ぎると急な坂が続き始めた。本日最初の山なのでゆっくりと確実に高度を稼ぎ、途中大きな休憩の必要もなく、順調に高度を稼いで行った。

椿の赤い道 残り300m標識

 いかにも展望が開けそうなところに椿の木があり、椿の木を過ぎると最後の急坂となった。急坂を登って行き、一歩登るごとに大きく展望が開ける柳井市の三ヶ嶽と同じような感激が広がってきた。

椿の群生 山頂まではもう少し

 急な坂をあえぎながら登って行くとようやく花尾山山頂に到着した。本日も広い山頂を独り占めである。花尾山山頂では、まずガイドブックで見た石像が鎮座しており、ようやく楽しみにしていた場所に来たという実感がわいてきた。

蔵王権現(華尾山吉野権現)

文応元年の石像(花尾山権現)

山頂三角点と山頂風景

 石像は二体あり、頂上に近い方が年季が入っている感じがした。頂上には華山をはじめとして近くの山々の方向を示す標識もあり、山座の特定には大変助かった。深川湾方面の展望は霞がかかっており海らしきものが見える程度で少々残念だ。桂木山・雁飛山方面はよく見え、方向感覚が全然違っていたことがわかった。

深川湾方面

↑桂木山方面↓

 石像はとても古くて何度見ても飽きないもので、いつまで見ても趣のある石像である。しばらく山頂でゆっくり休憩し、下山のために降りようとしたら、とても角度のある急坂を登ってきたことがわかり、周囲の山の稜線がきれいなこともよくわかった。莇ヶ岳と同じように、もう一度来たい山の一つになった。急坂をどんどん下りると途中で3組のパーティーと出会った。やはり人気のある山なのだろう。

急な下り坂 山の稜線

 登山口までは登山時間の半分の時間で帰った。次の山を目指すため帰っているとまた花尾山登山の家族連れと出会った。駐車場が1台分一番よい所が空いた事を教えて花尾山を後にした。

花尾山入口

おとずれ杉

↑蔵王権現の石像↓

花尾山三角点

↑文応元年の石像↓

稜線

 前の山 笠山 を見る

 次の山 雁飛山 を見る

登山口周辺の地図はこちら 花尾山 登山口付近のMAP

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