高盛山・独松山 高盛山登山口(吉田交流センター)〜別所登山口周回 島根県安来市

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2011年4月10日 新宮コースを見る

2016年 5月 4日

吉田交流センター →0:15→ 横手登山道出会 →0:05→ 祠跡

 →0:05→ 穴観音分岐 →0:15→ 垣・飯場登山道出会 →0:15→ 高盛山

 →0:25→ 独松山三角点 →0:10→ 鐘尾峠 →0:08→ 別所登山口

 →0:17→ 上吉田バス停 →0:10→ 吉田交流センター

全歩行時間 2時間 5分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 出雲そばを食べるために島根県を散策しているが、そば屋さんが開店するまでの時間を利用して登山をすることにした。今回向かうのは安来市広瀬町にそびえる独松山。前回登山の際は、新宮登山口よりの往復だったが、今回は安来市の吉田交流センターに車を置き、高盛山登山口を出発、最初に高盛山の山頂を踏み、独松山の三角点を確認した後、鐘尾峠を経由して別所登山口へ下り、上吉田バス停から出発地の吉田交流センターまで周回するコースを採る。

吉田交流センターを出発 案内板の所を左折(クリックで拡大)

 交流センターを出発、左に「せせらぎの里デイサービスセンターよしだ」の施設を見ながら進む。右に吉田川に架かる吉田蛍橋を見て県道を左折、正面に見えている「安来・南部・伯太」」などの案内板の向かいに高盛山登山口の案内が置かれている。分岐の左側へ進路を採り、民家の左側の道を進む。

家の左側を進む(クリックで拡大) 進路は右へ向く

 最初こそ舗装道だがすぐに未舗装へと変わる。きれいに草の刈り払われた道を進んでいると、進路は少し右へ向き、すぐに折り返せば、樹林の中に入る。この先からは足下に草などを気にせずに歩くことができる。最初は植林帯の下を進むが、すぐに自然林へ変わり、間もなく横手登山口からの道と合わさる。

植林帯の下を進む 横手登山道と合わさる

 分岐に置かれた一丁のお地蔵様にご挨拶、更に登山道を進む。この先でも石柱などを足下に過ごすと、間もなくお地蔵様がいくつか祀られた場所へ着く。お地蔵様の首の部分が折られているのは、廃仏毀釈によるものかも知れない。更にいくつか石柱を眺めながら進むと、広く平坦な観音寺跡へ着く。この付近は富田城の鬼門にあたり、尼子氏の祈願所として援助を受けていたそうだ。

首の折られた石仏 石柱の残る観音寺跡(クリックで拡大)

平坦な観音寺跡 祠跡で進路は右へ変わる

 観音寺跡を過ごし、少し進むと祠跡へ到着、ここには高盛山へ35分の案内が置かれている。進路は右に変わり、少しの坂を登れば、しばらく平坦な道が続く。周囲は新緑に包まれてとても美しい。間もなく穴観音(ほら穴)へ3分の案内を見つけたので、坂を下ってみた。すぐにほら穴の前に到着、この中には石塔が置かれていた。尼子と毛利の出雲での戦いの際、観音寺の本尊をこの穴に移し、消失を免れたそうだ。

穴観音分岐(クリックで拡大) 穴観音(クリックで穴の中)
独松山の展望地(クリックで拡大) 垣・飯場登山口と合わさる(クリックで案内)

 穴観音の分岐を出発、この縦走路の途中からは独松山を眺めることができた。歩きやすい登山道を辿っていると、右から垣・飯場登山口からの道が合わさる。この地点から高盛山へは15分と案内されている。この先からは笹の刈られた跡が目立ち、登山道整備のご苦労がうかがえる。

笹の刈られた道 霞む大山(クリックで拡大)

 やがて東側の展望が開け、黄砂舞う中で大山のシルエットを見つけることができた。間もなく展望広がる高盛山の山頂へ到着、平坦な山頂からは北西に京羅木山、その下に足立美術館を見つけることができる。北に宍道湖、東には大山が見えているが、黄砂のせいで霞んでいる。このような天候ではあるが、高盛山の山頂はとても明るい。

明るい道が続く 高盛山山頂(クリックで拡大)

宍道湖方面 遠くに京羅木山

 登山ノートへ署名の後、独松山へ向かって出発した。途中には中高盛山への分岐があり、大山を見晴らす展望地が用意されていた。すぐに飯生登山口と独松山三角点の分岐があり、この分岐は独松山三角点方面へ進路を採る。左右に笹原を見ながら進むと、展望台と中高盛山の案内が立っていた。

大山展望地 中高盛山284m

 案内に従い展望台方面へ向かうと、ここは大山を見晴らす展望地だった。ベンチの置かれた展望地を過ごし、少しの坂を登れば中高盛山284mへ着いた。ただし、周囲には木々の背が高く、山頂からは展望を得ることはできない。中高盛山を出発、坂を下り元の縦走路へ戻る。

独松山の三角点へ向かう 独松山三角点峰(クリックで拡大)

 ほとんど平坦な縦走路を辿っていると、左に鐘尾峠への分岐を過ごす。更に独松山三角点方面へ向かって進路を採れば、間もなくロープの渡された坂へ着き、少しの坂を越えるとこの先に平坦な独松山の山頂が待っていた。三等三角点の置かれた山頂からは、北と東に展望が開け、大山や安来の街並みなどを眺めることができた。

安来の町並み(クリックで拡大) 大山展展望地
独松山最高点への道 最高点(クリックで拡大)

 広い山頂にて記念撮影の後、最高地点まで100mの案内に従い進路を西へ採れば、鐘つき堂の案内の置かれた平坦な場所へ着いた。西の樹間越しに月山山頂などを眺めた後、三角点峰まで引き返した。眼下に広がる展望を眺めた後、鐘尾峠へ向かって下山を開始する。すぐにロープの渡された坂を下り、鐘尾峠から高盛山へ続く縦走路へ着く。

最高点からは樹間越しの展望 鐘尾峠へ向かう

 鐘尾峠へ15分の案内に従い、そのまま登山道を下れば石仏や石柱の置かれた鐘尾峠へ着く。ここで少し高台に立てば、北に広瀬町の街並みや京羅木山、東には大山等を見晴らすことができる。峠にて小休止の後、別所登山口20分の案内を確認し、進路を東へ採る。

石柱の置かれた鐘尾峠 広瀬の町並み

大山方面 別所登山口へ向かう

 新緑の美しい登山道を下っていると、大山を見晴らす展望地へ到着。この付近から眺める大山はとても美しいが、本日は黄砂のため残念な景色である。さて、間もなくトイレの置かれた別所登山口を通過、そのまま沢沿いを下れば下吉田バス停へ着いた。県道を左折し、進路を東へ採れば、登山口の吉田交流センターへ到着、一周回りの登山は無事終了した。

新緑が美しい 大山展望地
別所登山口へ到着 下吉田バス停へ到着

 登山の後は出雲そば。広瀬町でそばの有名なお店の久保屋さんへ行き、釜揚げそばと割子そばを注文。そばはどちらも太麺で麺の長さが短いようだが、いずれもおいしいそばだった。このお店の先から月山富田城を見て驚愕した。

久保屋さんの割子そばと釜揚げそば

足立美術館から眺める独松山

観音寺跡の石柱

登山途中に眺める独松山

霞む大山

高盛山山頂

独松山山頂

独松山から眺める安来市の町並み

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県安来市 独松山 登山口付近のMAP

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