トップに戻る 2020年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
この先で左に美川への分岐が現れるが、この分岐の付近の空き地になにやらユーモラスな家族の看板が置かれている。昨日この看板を見つけて「ナンだろう?」と思って立ち寄ると、これが高塔山への案内板だった。山頂には「風の神さま」が書かれているので、なにか祀られているのだろうと思い、本日登る事にした。
案内のある空き地に車を置き、国道376号を南側へ200m程度引き返すと、左側のガードレールと白い手すりの間に立派な登山口の案内が置かれていた。
白い手すり沿いに高度を上げるとすぐに進路は左に変わる。反対側からは車道らしき道が上がってきており、ここで合流していた。進路を東にとりそのまま進むと左に墓地の跡を過ごす。少し進むと高塔山登山口の幟が立っており、この分岐を右にとる。
標識がとても解りやすいので迷うことはなさそうだ。ここで作業道らしき道と離れ、登山道に入る。右に植林帯を見ながら明るい道を進む。途中でわずかにシダを見るが歩くのに支障は無い。背後(西)に源九郎山、その南側に熊毛大将軍を眺め、一息つきながら高度を上げる。
麓の集落ものどかな日差しを受けてとても明るい。北に白く高い建物が見えているのは獺祭の工場だろう。工場の上には物見ヶ岳から続く稜線を眺めることができる。やがて進路が西に向けば大きな山頂標識の立つ高塔山である。
標識の右横には祠が祀られており、これが風の神様なのだろう。平坦な山頂には桜の木が多く植えられており、このほかコヒガンザクラも植えられていた。何れも春に咲く花で、山頂ではお花見が盛んに行われていることだろう。
山頂からは源九郎山がはっきり見えており、物見ヶ岳、樽山は樹間越しの展望となっている。明るい山頂でのんびり休憩した後下山を開始。下山時に源九郎山、烏帽子岳、麓の集落などを眺めながら元の駐車場まで引き返した。
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