四国八十八ヶ所霊場 弘法大師の足跡を訪ねる巡礼の旅
番外の足摺岬と足摺岬灯台を見学しました。高知県土佐清水市の第38番札所金剛福寺を出発、県道47号横浪黒潮ラインを左折し、鋪装道を東へ進むと「四国最南端 足摺岬」の案内が立っていました。
その先に建つ中浜万次郎像を見学、高知県には偉人の銅像のが多く建立されており、坂本龍馬を始めとして中岡慎太郎、岩崎弥太郎、吉田茂、長宗我部元親、山内容堂、牧野富太郎、板垣退助、山内一豊などの銅像の案内図が掲示されていました。
遊歩道に入り、足摺岬展望台に立つと、目の前には太平洋が一望で、白亜の灯台が海の上に浮かんでいるようです。眼下に断崖絶壁の岩場を見学、打ち寄せる白波はとてもきれいです。
展望地から灯台へ向かう途中で足摺岬七不思議の「弘法大師の爪書き石」を見学、案内によれば、岩肌には大師が爪で「南無阿弥陀仏」と六字の名号を彫っているそうです。
この石を過ごせば黒潮の表玄関、足摺岬灯台の前に着きました。四国最南端の足摺岬に建つ八角形の灯台は、大正3年(1914)4月1日に点灯し、現在の灯台は昭和35年(1960)に開拓されたものです。足摺岬七不思議の亀呼場、大師一夜建立ならずの華表の案内などを確認、四国最南端の地から太平洋をしばらく眺めました。
足摺岬を出発し、次の第39番札所延光寺へ向かっていると、左に万次郎足湯の案内を見つけました。中に入ってみると眼下に海触洞の白山洞門が見えていました。荒々しく打ち寄せる太平洋の荒波により、岩山に大きな穴が開いていなした。
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