四国八十八ヶ所霊場 弘法大師の足跡を訪ねる巡礼の旅
第33番札所雪渓寺に参拝の後、長宗我部元親公初陣奇岩の社、若宮八幡宮に参拝しました。石鳥居を潜り、広い境内に入るとミストつきの風鈴が並んでいました。当日はもうしょびでもあり、とても涼しく感じました。若宮八幡宮の祭神は誉田別命
(応神天皇)、息長帯比売命
(神功皇后)、宗像三女神
(市杵島姫命、湍津姫命、田心姫命)です。
戦国大名長宗我部元親公は初陣に臨む際、若宮八幡宮の馬場先に陣を構え、初陣を勝利で飾りました。以来、元親公は合戦のたびに若宮八幡宮で戦勝祈願を行うようになったそうです。
若宮八幡宮では、毎年4月の第一土曜日から3日間、神田祭(どろんこ祭り)が開かれるそうです。早乙女が男性に泥を塗る祭で、ドロを塗られると無病で夏を乗り切れるそうです。
私は、八幡宮に参拝後、次の札所に向かいましたが、その札所での納経の際、数珠が無くなっていることに気づきました。当日は落とした場所が分からず、予備の数珠を使って巡拝を続け、そのまま帰宅しました。落ち着いて当日の足取りを調べていたら、若宮八幡宮で落としたかも知れないと気付き、八幡宮に連絡すると、私の数珠が保管されており、後日私の手元に送って頂きました。その節には、宮司様に大変なお手数をおかけしました。この場を借りて感謝申し上げます。このように、八十八ヶ所巡礼に際に、多くの方にお世話になりました。
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