飯野山(讃岐冨士・新日本百名山) 香川県丸亀市他

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2025年12月20日
グラウンド駐車場 →0:20→ 五合目展望地 →0:30→ 八合目 →0:15→ 山頂

 →0:10→ 八合目 →0:20→ 五合目 →0:15→ 駐車場

全歩行時間 1時間50分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 現在、中国山地では人里にツキノワグマが頻繁に出没しており、安心して登山をすることができなくなってしまいました。そこで今回は香川県坂出市まで移動し、讃岐富士として親しまれている「飯野山」に登ることにしました。

 私事ですが、昨日で四国八十八ヶ所巡りが一区切りとなり、第88番札所の大窪寺で結願、さらに第1番札所の霊山寺に参拝して「満願」となりました。晴れやかな気持ちで坂出市に入り、土器川沿いを北へ進んでいると、端正な三角錐の飯野山が姿を現しました。ところが、この時点では山頂付近に雲がかかっており、すっきりとした山容を眺めることはできませんでした。

土器川越しに眺める飯野山 登山口手前から眺める飯野山
グラウンドのある駐車場 登山口

 飯野山が北東に見える位置まで来ると、背後に青空が現れ、少しずつ雲が薄くなってきました。そのまま登山口の案内に従って進み、グラウンドのある駐車場に到着しました。なお、この駐車場に至る直前の分岐を右折すれば一段上の道に続いており、わずかではありますが歩く距離を短くすることができます。

階段が続きます 一段上の駐車場

 すぐに登山の準備をして出発しました。横木の渡された階段を登ると舗装道を横切りますが、この付近にも駐車スペースが用意されており、地元の登山者の方々は最短距離の駐車地に車を置いているようです。

水道の蛇口が並んだ場所を左折 トイレや休憩所が用意されています
 さらに階段を登り、水道の蛇口が並んだ場所を左折します。この先にはトイレや休憩所が用意されていました。手前には清涼飲料水の自動販売機も設置されており、万一飲み物を忘れた場合でも、ここで準備ができるので安心です。
讃岐冨士登山口 コンクリート鋪装の先で傾斜が緩やかに変わります
「健康風致保安林」の案内看板 快適な道が続きます

 飯野山の案内板を確認し、改めて登山口を出発します。コンクリート舗装の道に入ると、最初から傾斜の急な坂が始まります。すぐに分岐を左折すると、この付近から坂の傾斜が緩やかになりました。「健康風致保安林」の案内看板を過ぎ、北へと進路を取ります。

二合目を通過 三合目の分岐を右折
ベンチの置かれた三合目

 登山道は道幅が広いのですが、周囲は樹林に覆われており、しばらくは展望が望めません。すぐに二合目を過ぎましたが、一合目の表示は見落としてしまったようです。そのまま道なりに進んでいると分岐に出合いますので、山頂へ向かって折り返すように右折します。この折り返し地点が三合目で、出発点より600m、山頂へは1600mと案内されていました。

展望広がる四合目
五合目の展望地

 歩きやすい道を辿っていると、眼下を見下ろす展望地に着きました。ここが四合目で、土器川などを望むことができますが、本日は少し霞み気味でした。次の展望地が五合目です。四合目よりも視界が広がりますが、やはり霞がかった景色であることに変わりはありませんでした。

登山道補修用のクラッシャー集積地です 出発点より1200m、山頂まで1000m地点
猫に出合います

 この先からも、時折現れる展望を眺めながら高度を上げていく行程はとても楽しいものです。やがて出発点より1200m、山頂まで1000mの案内を通過しました。足元に注意して歩いていると、この登山道には猫が多いことに気づきます。

ベンチと案内図の置かれた六合目
市街地の先に城山、猫山、大高見峰、高鉢山、竜王山、大滝山などの山々
 やがて六合目の展望地に到着しました。この場所にはベンチも置かれています。市街地の先には、城山、猫山、大高見峰、高鉢山、竜王山、大滝山などの山々がそびえていました。
七合目を通過 ビワの木
八合目の分岐へ到着 左上には山頂への直登道が現れます

 ここで周囲を落ち着いて観察していると、ビワの木がたくさん生えていることに気づきました。収穫シーズンには、さぞかし大量の実がなることでしょう。ビワの木を確認しながら登っていくと、「飯山町登山道の合流地点まで100m」の案内を過ぎ、すぐに飯山町側からの道と合流しました。山頂まではあと422mです。

直登道をとれば山頂まで410m 八合目の標識を通過

 この地点が八合目で、すぐ先からは左上に直登する道が続いていました。直登コースを取れば山頂まで210mとのことですが、この道は下山時に通ることにして、往路はそのまま緩やかな傾斜の道を進みました。

九合目の案内板 角山が見えました
左に山頂への近道 右下には下山道が分岐

 九合目の展望地に着きましたが、ここは展望を樹林が遮っており、わずかに角山とその先の瀬戸内海に浮かぶ島々を眺めることができた程度です。やはり霞がちな空模様は変わっていないようでした。

大天狗と祭壇石 役行者と不動明王
八大龍王 小富士大権現
三等三角点 昭和天皇歌碑と新日本百名山石碑
安養寺奥の院の薬師堂 十一面観音

 この先でも山頂への近道を左にやり過ごし、緩やかな登山道を辿っていくと、ついに飯野山山頂に到着しました。山頂には、大天狗、祭壇石、八大竜王、讃岐富士大権現、三等三角点、昭和天皇歌碑、新日本百名山石碑などが所狭しと置かれています。安養寺奥の院の薬師堂にも参拝し、無事に登山ができたことへの感謝を捧げました。

おもじょの足跡・展望台へ向かいます おもじょの足跡
霞んだ街並みの先にそびえる山脈
 山頂広場からは直接の展望が望めないため、南側へ少し下り、展望台の手前で「おもじょの足跡」を見学しました。展望台からは、霞んだ街並みの先にそびえる山脈などを眺めることができ、なかなか幻想的な風景でした。
下山は八合目へ近道を下ります 途中でお不動様に出合います
急な石段を下ります 八合目の分岐を右折します

 本日はこの後、和歌山県まで移動し、高野山奥之院で納経をいただく予定であったため、山頂まで引き返してすぐに下山を開始しました。下山は八合目の飯山町側分岐まで、先ほど見送った急坂の直登コースを一気に下り、あっという間に八合目を通過しました。その後は往路を引き返し、時折現れる展望を楽しみながら登山口まで帰り着きました。

眺める角度により印象の違う飯野山

 飯野山は登山道の傾斜が緩やかなので、年齢を問わず楽しむことのできる名山です。下山後に改めて山を仰ぎ見ると、快晴の空をバックにした山容が実に見事で、深く記憶に残る登山となりました。

飯野山全景
六合目展望地
大天狗、祭壇石、八大竜王、讃岐富士大権現など
昭和天皇歌碑・新日本百名山石碑
山頂風景
薬師堂
おもじょの足跡
山頂下の展望地より眺める風景

 前の山 長門の山々(上ノ山、小浜山、白はげ山、三上山) を見る

 次の山 日暮ヶ岳 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 香川県坂出市 飯野山登山口駐車場 登山口付近のMAP
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