周防大島を縦走する大島アルプス、今回は文珠山、嘉納山、源明山の三山の縦走をしてみました。本来ならこれに嘉納山から嵩山への往復を含めたいところですが、登山開始時間が遅れたため、嵩山は次回の楽しみとします。
登山起点は文珠堂で、遊歩道を折り返しながら高度を上げれば、展望広がる文珠山山頂。展望台から大島瀬戸やこれから向かう嘉納山、源明山などを眺めて再度遊歩道に入ります。とても暑い日でしたが、尾根を吹く風は心地よいものでした。真夏でも頭上を樹林が覆うため、快適と思います。
四境戦争時の土塁に沿って遊歩道を進み、嘉納山の三角点を通過。更に進むと六角形のコンクリート跡の残る嘉納山山頂へ到着。眼下に集落などを眺め、のんびり昼食を摂りました。嘉納山を出発すれば、すぐにアンテナ施設の建つ嵩山との分岐に着きます。源明山へ向かって急な坂を下り、岩屋観音への分岐を過ごします。
嘉納山から源明山までは2.5km、途中では内海多島海景観と案内される展望地があり、嘉納山から嵩山へ続く縦走路が一望。嵩山へ向かって緩やかに下る尾根が印象的でした。電柱の立つ旧源明峠から急な階段を登り切れば、石碑の建つ源明山です。当日は少し霞み気味の展望でしたが、大島アルプス縦走は楽しいものでした。
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