大平山(おおひらやま)島根県松江市

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2009年 2月 8日

新道トンネル →0:15→ 林道出会 →0:25→ 小ピーク →0:15→ 大平山山頂

 →0:10→ 小ピーク →0:20→ 林道出会 →0:10→ 新道トンネル

全歩行時間 1時間35分

 400山目の馬着山から五本松公園を周回し美保関湾を出発、次は松江の大平山を目指す。途中の道の駅に寄り昼食用のおむすびを購入した。松江市街に入り県道21号を北へ進む。以前真山に登った際の松江テクノパークを左に過ごし県道を北上する。新道トンネルの手前より、左側に大平山へ向かう登山口が続いており、トンネル手前の広場に車を置いて出発する。

新道トンネル手前を出発 案内標識

 トンネル手前につけられた階段を登れば、中国自然歩道の説明があり、そのまま大平山へ向かうことが出来るようだ。標識には大平山までは2kmと表示されており、山頂までは遠くない。但し、目の前には横木の階段が現れたので少々手強い予感。苔むした階段をゆっくり登れば周囲に日が差し、とても気持ちよい。

木の階段を登る 木の間越しに山頂方面を眺める

 残り1.8km標識を過ごし、再び横木の階段を登る。時折木の間越しに周囲の展望は広がるも、ほとんど樹林の間を登っている。間もなく林道の手前に着き進路を右に採る。林道手前から山頂までは残り1.5kmと表示されている。

山頂まで残り1.8km標識を過ごす 南に展望が開ける
林道手前の標識 林道は舗装されている

 広く整備された遊歩道を進めばすぐに横木の階段が始まる。階段が終われば、落ち葉の敷き詰められた絨毯のような道に変わる。この辺りが本登山中で一番のんびりするところである。周囲は竹林帯となり、少しずつ高度を上げている。周囲に展望はないのでいったい何処を歩いているのか分からない。

再び階段が始まる 竹林帯を抜ける

 間もなく山頂まで1.1km標識を過ごせば、すぐに竹林帯を通過、まもなく手摺りのつけられた横木の階段に立ち向かう。なぜ手摺りがあるのか?・・・、最初は分からなかった。ところが階段を登って行くと、何時まで経っても階段が終わらない。長い長〜い階段が続くので、ゆっくり歩かないとペースが狂いそうだ。

手摺りのつけられた階段の始まり 急な階段には手摺りがありがたい

 背後には木の間越しながら真山が見えているのでとても励みになる。長い手摺りの階段が終わったかと思えば、もう一度手摺りの整備された階段が現れる。この階段を登り切れば小ピークに到着するのだ。もう一頑張りと登れば、まもなくベンチの置かれた小ピークに到着、やはり真山は木の間越しに見えている。

木の間越しに真山 ベンチの置かれた小ピーク

 もう山頂までは0.6km、広く快適な遊歩道を進んで行く。暫く緩やかな道が続くので安心していたら、左手に大岩を過ごした辺りより再び木の階段が始まる。ただし、この階段は手摺りがついていないのですぐに終了、進路を左に採り少し坂を下って登り返す。もう山頂までは残り僅か。

広く快適な遊歩道 山頂が見えてきた

 階段道も最後と思えば楽しくなる。落葉の樹林帯、私の大好きな風景を眺めながら横木の階段を登って行けば、間もなく前方に空が見えてきた。もう少し踏ん張ると大平山の山頂に到着、広く平坦な山頂に置かれたベンチに腰掛けて休憩する。

落葉の自然林を進めば山頂は間近

大平山山頂 山頂風景

 山頂から北西には大芦浜が美しく、湾内の美しい海に感激、この山に登って良かったと思う。南から南西にかけては松江市街と宍道湖の風景が広がり、逆光気味なのでとても幻想的な感じがする。周囲に広がる贅沢な展望を眺めながら、道の駅で購入したおむすびを頬張る。暖かいご飯にわかめが入ってとても美味しい。

大芦浜と日本海

宍道湖

松江大平山から日本海と宍道湖の展望(動画)

 山頂にてゆっくり休憩した後、大平山を出発し階段を下る。登山時よりも下山時に足の負担が大きくなるので、ストックを取り出し慎重に下山。小ピークにてベンチの上に立ち、真山方面を眺めるがやはり木の間越しの展望となる。

木の間越しの真山 階段を下る

 長い長〜い横木の階段を下り、チェックポイントの林道手前から左に進路を採り、無事登山口まで到着した。真山は階段が多くとても厳しい山である。登山口を出発、次は念願の湯村温泉を目指す。

 三刀屋から斐伊川沿いに南下すれば間もなく湯村温泉へ。まずは斐伊川の側にある露天風呂を探すが、本日は川の水量が多く、自然岩で囲まれた浴槽は水没していた。

河原へ降りる 自然石で囲まれた浴槽は水没

 有名な「湯の上館」の下に湯村温泉元湯があり、入口手前には足湯も設置されている。温泉に浸かり、ゆっくり汗を流し今日一日の疲れを取る。洗い場のお湯も全て源泉で、飲用のためのコップが置いてあるので、誰でも源泉を飲むことが出来る。

湯の上館 湯村温泉

 露天風呂に入れば、八岐大蛇伝説の斐伊川を見下ろし、少しぬるめの露天風呂なので久し振りに長湯をすることが出来た。

湯村温泉の露天風呂

 湯村温泉を出発、次の楽しみは美味しい夕食。三刀屋まで戻り国道54号線を頓原へ向かう。国道沿いに建つ、奥出雲蕎麦処「一福」に立ち寄り、手打ちの出雲蕎麦を注文した。蕎麦は当然美味しいのだが、定食に付いている舞茸ご飯もまた美味しい。この店には現在放映中のNHK朝の連続ドラマ「だんだん」の出演者も来たそうだ。楽しい山旅は無事終了、いつもの事ながら 楽しい時間は早く過ぎてしまう。

一福にて豪華夕食

大平山山頂

大芦浜

宍道湖

山頂周囲の山々

山頂風景

湯村温泉

 

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 島根県松江市 大平山 登山口付近のMAP

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