大崩(おおづえ)山口県下松市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2011年1月22日 登山口 →0:25→ 梁野営場 →0:12→ 日露戦争記念林石柱 →0:08→ 大崩 →0:07→ 石柱 →0:08→ 梁野営場 →0:15→ 登山口 全歩行時間 1時間15分 先々週の下松市末武城山・石城山登山の後、あまりに寒いので登り残した大崩へ向かう。周南市から下松方面へ向かい、バイパスを下りて国道2号を岩国方面へ向けて進む。すぐに現れる南花岡交差点を左折、左にコンビニを過ごし、もう少し進むと信号のある交差点に着くので左折。交差点前方の白い建物前に掲示されている「やな観音のぼり口」の案内が目印となる。
前方に見える山陽自動車道の高架をくぐると、左右に広い場所があり、邪魔にならない場所に駐車して登山を開始する。南へ向かうと右斜めに見える「花岡遊園入口」、「当国三十三観音梁第十二番札所」の案内に従い、赤い手摺りの施された参道に入る。
コンクリート舗装の道をジグザグに高度を上げると、左右に道が分岐する。左の道は梁観音への参道なので下山時に向かうことにし、そのまま道なりに右の道を進む。右下には花岡遊園祈念碑と掘られた大きな石碑が立っている。
左に空池を過ごすと登山道は左に進路を変え、左に20番鉄塔への巡視路、右には山陽自動車道の高架が見えてくる。但し、この巡視路には入らずそのまま真っ直ぐ進む。正面に貯水池を確認、その手前から左斜めに続く山道に入る。
竹林帯を抜け、植林帯を過ごすと周囲は自然林へと変わる。再び竹林帯を抜け、自然石の石段を登り高度を上げる。北東方面へ向かっていた進路は、やがて北方面へ変わり、植林帯の下を進む。
左右に背の高い竹林を過ごすと野営場に到着、右方面に展望岩があると案内されているが、帰りに時間があれば立ち寄ることにする。木で作られた立派な門には、BS下梁野営場と書かれている。
門の前を通過、奥へ向かうと植林帯に着き、周囲には大きな岩を眺めることができる。そのまま真っ直ぐ道なりに進むと、木に白い看板が掛けてあり、「尾根を登って桜並木まで1.5km(途中に記念碑あり)←」と書かれていた。
尾根への案内に従い進路を左に採り、植林帯と自然林の境を進む。すぐに尾根へ向かう植林帯に着くので、自然林との境界を登る。やがて明瞭な尾根道に着くので、この先道なりに高度を上げる。
少しの坂を登ればすぐに平坦な尾根道となり、足下に背の低い石柱を過ごす。途中で倒木のある箇所を通過、緩やかな傾斜の道を進むと、赤いペンキの塗られた石柱に到着。石柱には「日露戦争記念林」、「帝国在郷軍人会末武北村分会」、「明治四十三年三月創設」などと掘られていた。この石柱の付近が292mピークと思われる。
石柱を過ごすとシダの茂る道に変わり、坂を下る。このあたりは夏場になると苦労する道へ変わりそうだ。踏み跡は確かで、坂を下ると桜の木がたくさん植樹された場所に着く。
そのまま低い笹道を抜ければ林道終点に到着、木の間越しながら初めて反射板の立つ大崩が見えてきた。林道を道なりに進むと分岐が現れ、右斜め方向へ向かって坂を登ると、反射板の立つ、広く平坦な大崩の山頂に到着した。 反射板の立つ大崩山頂 大崩山頂の風景(動画) 山頂から南方面を眺めると先週登った茶臼山、瀬戸に浮かぶ笠戸島、太華山等が一望、北には瀬戸大将軍の山頂がとても近い。周囲の展望はほとんど木の間越しでだが、とても素晴らしい景色が広がっている。特に瀬戸内海は太陽の光が反射し、とても幻想的な雰囲気である。 山頂から眺める展望 たった一人の記念撮影の後、大崩から下山を開始、桜の木の多いことに感心しながら林道を出発。一旦坂を登ると記念石柱を過ぎ、緩やかな坂を下る。やがて下りの傾斜がきつくなると、周囲を覆っていた自然林は植林帯へ変わり、自然林と植林帯の境を下りれば、案内板の場所に戻った。
もう少し下って梁野営場に着き、左に続く大岩展望台へ向かってみる。展望台までは50mと表示されており、細い道を一旦下り、すぐに登り返す。ここで不覚にも膝を思いっきり岩にぶつけた。これは痛かった・・・、が痛いということは骨に異常のない証拠、痛い膝をさすりながら大岩展望台の上に立つ。
眼下には木の間越しながら、下松市街と瀬戸の展望を眺めることができた。梁野営場まで痛い膝をさすりながら戻り、更に下山を続ける。貯水池横を通過。そのまま左に山陽道の高架を眺めながら下り、最後に梁観音に参拝して駐車場まで戻り、膝は痛いが無事下山をすることができた。 野営場 野営場先の大岩 石柱 展望 前の山 鷲頭山・茶臼山周回コース を見る 次の山 馬の背・南畠山・頂海山縦走 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県下松市 大崩 登山口付近のMAP |