大道山(おおどうやま) 島根県益田市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2006年7月29日 大道山 登山開始 → 13:47 → 大道山山頂到着 → 14:29 → 山頂出発 → 15:14 → 登山終了 → 15:39 参考コースタイム 登山開始 → 0:42 → 大道山山頂到着 → 0:45 → 山頂出発 → 0:25 → 登山終了 登山時間 1:52 島根県の山に向かう。山口県から島根県に入り吉賀富士の盛太ヶ岳を過ぎ、国道187号を高津川沿いに日本海に向かって北上、今日は益田市の名峰大道山に向かう。益田市から西の方面に聳え立つ名峰である。 島根県吉賀町の名峰 真夏の盛太ヶ岳を眺める 石見横田から県道313号に入り、石見臨空ファクトリーの横を過ぎて県道14号を更に北上、益田市中垣内町に入ると左手に打歌ふれあいルート案内図の立つ分岐に大道山登山道の標識を見る。
少し行き過ぎたので引き返し登山道を確認し西に向かう。すぐに特徴のあるアンテナ山の大道山を確認、梅雨明け前の一時の晴れ間に浮かぶ眩しい山容が素晴らしい。平原公民館を左手に見てその先を左折、道なりに進むと右手に大道山登山口を見つける。
林道横の倉庫付近に駐車して早速に登山を開始する。南方向に美しい大道山を確認、その姿に感激する。林道を進むと早速にオニユリの咲く土手を過ぎる。
広く何の心配もない林道を快適に進み、溜め池を右手に見て歩いているとカワラナデシコのピンクの花を見て思わずにっこりする。その先は木漏れ日の美しい林道が続き、暑い日射しを避けて進めるのがとても嬉しい。やがて出発地点からの距離200mを示す標識を確認し、そのあとで右側にシイタケの栽培してある場所を過ごす。
林道横では赤く美しい花を観賞する。途中に名水の標識を見るが周囲を見回しても水場が見つからなかった。この先日射しの強い中、林道を進むことになるが明るい夏の日射しが大好きなので全く気にならない。
周囲に夏場に気になるヤブ蚊が居ないことを確認、快適な山歩きになりそうだ。出発から15分で600mの標識を過ごし、少し先の木陰で小休止を取る。夏場はムリをせずゆっくりと進むに限る。
木陰では涼しい風がとても気持ちよい。汗をかくからこそ風を感じるのだろう。木陰を過ごすと坂は少し急になるが快適な林道歩きなので全く苦にならない。登山開始から20分で右手に清水の流れる綺麗な場所に着く。
冷たい名水を頂くと元気になり、周囲には涼しい風も吹いており、とても居心地の良い場所に居る気がする。しばらく涼んだ後、出発するが足取りも軽く目の前には大好きな真夏の風景が広がりとても幸せだ。すぐに残り700m標識を過ぎ、少し坂を感じてくるとカーブの左横に島根県の西部地区でよく見かける特徴的なお地蔵様に出会う。
登山途中の木漏れ日 特徴的なお地蔵様 林道には車の通った跡が見受けられ、車高の高い車だと山頂まで楽々車で行くことができるようだ。背後には日本海の展望が広がりはじめ、日本海に浮かぶ高島がとても美しい。左手に大岩を過ごすと坂を上り返して残り300m標識に出会う。
この先少し坂が緩やかになりもう山頂は手前である。右手にまずトイレを見て正面にはアンテナが広がってくるといよいよ大道山の山頂に到着、広い山頂にびっくりする。「人麿の 打歌山わ 此の山ぞ」の石碑に、いかにも人麻呂の里に居ると言う事を認識する。山頂には山陰のテレビアンテナが林立しているが、あまり気にはならない。
山頂に向かって行くとまず左手に赤い屋根の休憩所を過ごし、中心地には二等三角点の大きな石碑が立っていた。その先南方面の展望は少し木々に阻まれて大したものではなかった。次に山頂の北方向に向かうと西に山口県の山陰の名峰須佐の高山・行者様が並んでいる。
山頂の風景 この両山、当然のごとく素晴らしい山であるが島根県の地から見ると更に素晴らしい山容を実感する。いつまで見ていても見飽きない両山を鑑賞し眼下の綺麗な海岸線を感激しながら眺める。 綺麗な眼下の海岸線 周囲には散策路が続いているのでそのまま東方面に向かうとおお・・! 素晴らしい・・! 益田の市街が遠くまで広がっている展望地に到着した。まず目にはいるのが萩・石見空港、三里ヶ浜に広がる白い海岸線、高津川の流れ込む益田市街、青い夏空の下に素晴らしい展望が広がっており、市街地の奥には中国山地が広がっている。 益田市街が一望の展望地 展望台から見飽きない風景を眺めた後下山を開始することにした。林道を一周回りに進んでいると一畑薬師への分岐の標識を確認した。再び山頂の小屋に戻ると登山ノートが設置されていたので書き込みをする。 南方面には中国山地が広がる 最後に山頂から中国山地方面の展望を確認して下山を開始することにした。展望台に別れを告げ山頂のアンテナを振り返りながら気持ちの良い木漏れ日の道を下りて行く。再び日本海に浮かぶ高島を鑑賞し下りていると周囲には赤い実がなっている事に気がついた。
更に白い花が咲いているので写真を沢山撮りながら下りて行き、途中で荒れたミョウガ畑を通り過ぎ、ミョウガの芽を確認すると沢山のミョウガが栽培されていることが分かった。 ミョウガの群生地 ミョウガの芽が沢山出ていた その先白い花を鑑賞しながら登山口まで無事下り立つことができた。登山口から大道山山頂を見てみると山頂の赤い小屋をはっきりと確認することできる。益田の西の名峰大道山は素晴らしい山であった。帰りには戸田方面に抜け、この方面からの登山口を確認して大道山登山を終了した。 麓から大道山山頂の赤い屋根の休憩所が見える 益田市戸田町からは戸田柿本神社を目印に大道山に向かう 大道山全景 山頂のアンテナ 須佐の高山と行者様 日本海に浮かぶ高島 眼下の海岸線 ↑ 益田市街の展望 ↓ 前の山 吾妻山 を見る 次の山 比礼振山 を見る登山口周辺の地図はこちら 益田市 大道山 登山口付近のMAP |
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