峨嵋山(がびさん) 山口県光市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年7月3日(土曜日) 峨嵋山 100回目 119座目 山口県の100山では65番目 登山口 普賢寺 ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房) 登山開始 14:45 山頂到着 15:07 下山開始 15:17 下山終了 16:26 登山時間 0:22 山頂滞在時間 0:10 下山時間 1:09 所要時間数 1:41
天気予報によると明日は台風のため暴風雨というので、今日のうちに山に登ることにし、光市の峨嵋山に向かった。台風が近づいているためのフェーン現象により、とても暑い一日で、竜ヶ岳以来の厳しい山登りとなった。
登山口の普賢寺の駐車場に車を置き、仁王門を抜けて橋を渡り普賢寺にお参りをし、本日の登山の安全を祈願し、脇道を歩いて行くと故松岡洋右外務大臣の記念碑が立っている。道路を渡り杵崎神社の石の鳥居をくぐり抜け、ようやく木陰に入った。
苔むした大きな石段の坂道をゆっくりと歩いて行くとすぐに汗が噴き出した。今日は台風のおかげのフェーン現象でたっぷりとダイエットができる環境となっている。坂道を折り返すと杵崎神社のある広場に出て、そのまま先の断崖を降りるとクサフグの産卵場所となっているが、今日はとても暑くて寄り道をする余裕がない。 階段を登ると杵崎神社のある広場に出る
道を左に取り坂を登るとすぐに峨嵋山山頂となった。山頂には秩父宮殿下の登頂記念の碑とお地蔵様がある程度でこぢんまりとした佇まいである。景色といえば北西方向のみの展望で、それも長椅子の上に立ってようやく見える程度である。7月の最初ということでヤブ蚊の大群に悩まされ、そそくさと山頂を後にして縦走を急ぐことになる。
瀬戸の展望 木漏れ日程度の日差しも今日は殺人的な暑さで、風もなく少し進んでは立ち止まり、用意した1リットルの水はすぐに底をついてしまった。今までの登山の中で一番苦労した竜ヶ岳を思い出した。峨嵋山はほんの100m程度の山だけれど10倍の高さに感じる。アップダウンを繰り返しながら、時々かいま見る象鼻ヶ崎の美しい風景も早く水がほしいという気持ちが先にでて上の空で見ている。
なかなか足が前に進まないというもどかしい状況が続き、海が見える場所まで来るとようやく風が吹き出した。しばらく海を見ながら休んで涼み、少し進むと日和山跡という不思議な場所があり、その先にようやく終点近くの光峨嵋山護国神社に着いた。
光峨嵋山護国神社から象鼻ヶ崎に行くこともできるが、尋常ではない暑さなのでそのまま道を降りて修行大師像を経由し、山口大学付属光小中学校を過ぎたところで自動販売機を見つけたのでコーラを買い一気に飲んだ。ようやくほっとして杵崎神社の石の鳥居に向かって歩き出したが、自動車を普賢寺に置いていたことに気がつき引き返すことになった。あまり暑くてボーとしていたらしい。とても暑い日の登山だった。
海商通り
普賢寺
普賢寺の橋
断崖
周防橋立
牛島 前の山 鴻ノ峰 を見る 次の山 虎ヶ岳〜茶臼山 を見る 登山口周辺の地図はこちら 峨嵋山 登山口付近のMAP |