牛臥山・海上山(うしぶせやま・かいじょうざん)鳥取県智頭町

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2006年9月24日の牛臥山を見る

2015年9月22日

牛臥公園 →0:25→ 常磐岩 →0:20→ 牛臥山 →0:35→ 海上山 →0:55→ 牛臥公園

全歩行時間 2時間15分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 鳥取県の山歩き、芦津渓の散策を終了し、次は智頭町にそびえる海上山へ向かう。以前この地区へ来たのは、「中国地方の山百選」踏破の際で、牛臥山にはその際に登っている。

 海上山については、知識があったものの、当時は、登山開始時刻が遅かったため、下山は午後5時。時間切れで海上山を残していたことが、今回登山の要因でもある。登山口は上板井原集落と牛臥公園のコースがあり、前回登山の際は牛臥公園からのコースを採っている。快適に登ったという記憶が残っているので、今回も牛伏山公園からのコースを採ることにした。

登山口への起点の智頭小学校 牛臥公園へ向かう

 牛伏公園へ向かう起点を智頭小学校とすれば、小学校の正門前の道を南東方向へ進む。左側に注意していれば、牛臥公園入口の案内があり、その側には林道牛臥線の案内板が掲示してあるので、見落とすことはないだろう。

牛臥公園 登山開始

 舗装された林道に入り、道なりに進むとやがて牛臥公園へ出る。眼下には智頭町の街並みが一望なので、公園へ来るだけで大展望を眺めることができる。さて、登山を開始。やまごや風車の案内に従い、擬木の階段を登るが、以前山小屋の横に設置されていた風車は、現在撤去されているようだ。前回登山から9年の歳月を思い知る。

反射板の後ろを進む 牛臥ふれあいの広場

 さて、登山道に入り、整備された道を進む。足下には砂利が敷かれ、まさに遊歩道という感じでとても歩きやすい。右に反射板を過ごし、更に坂を登れば、牛臥ふれあいの広場へ出る。ここには休憩舎が設置され、南に穂見山、その先に那岐山、西には篭山が美しい山容を見せている。

穂見山 篭山
牛臥山の山頂部 常磐岩(ときわのがんきょう)

 登山道に戻って坂を登っていると、牛臥山の山頂部が見え始める。自然林の下を快適に進むが、急な傾斜の地点もあるのでゆっくり進む。やがて樹林を抜けた先には岩の目立つ場所があり、これが常磐岩(ときわのがんきょう)と言われる地点である。眼下に智頭の街並みを眺め、南東方面には牛臥山の山頂部付近を眺める。

智頭の街並み 牛臥山
牛臥山へ向かう 緩やかな傾斜の道

 この先で左右の分岐となり、直進して坂を登っても右の山腹につけられた道を採っても距離的には大した違いは無い。どちらのコースも板井原集落からのコースと合流する。更に登山道を進めば、山腹につけられた道に変わり、やがて正面に左海上山、右牛臥山の案内の置かれた地点へ着く。

北の展望(クリックで拡大) 海上山と牛臥山の分岐

 最初に牛臥山の山頂を踏むため進路を右に採り、わずかに進むと「宇し婦世山」と彫られた石碑と山頂標識、案内板の置かれた山頂へ到着した。前回登山時には笹の茂る山頂だったが、今回はしっかり刈り払われ、すっきりした山頂に変貌していた。

牛臥山山頂 那岐山(クリックで拡大)

 山頂から少し南西方向へ移動すれば、眼下に智頭の街並みが広がり、南西には那岐山から爪ヶ城へ続く山脈が広がっている。唯し、前回登山に比較すれば、格段に視界は狭くなっていた。牛臥山の山頂を無事に踏んだので、次はいよいよ海上山へ向かう。

海上山へ向かう 以前はススキの原だった道

 先程の分岐まで引き返し、進路を東へ採る。ここで最初にびっくりしたのが登山道の快適さ。9年前の9月24日と言うことは、季節は全く一緒。海上山へ向かう道は、ススキの原となっており、秋真っ盛りという気がしていたが、今回はススキがすっかり刈り払われており、快適な遊歩道という雰囲気に様変わりしていた。

作業道が続いている ピークを越える

 広い登山道を順調に進むと、右と左のそれぞれから作業道が尾根道まで上がっていた。作業道を過ごし、坂を登れば小ピークへ着き、更に先へ向かって進む。左右を自然林に覆われた登山道には、木漏れ日が差し込み、なかなか良い雰囲気である。

木漏れ日の差す道 松の目立つ広場

 間もなく松の目立つ広場へ着き、前方を眺めるが、海上山は前方の尾根の先に位置しており、その山頂部を眺めることはできない。坂を登ってビークへ着くと海上山への案内が置かれていた。

ピークに案内が立っている 展望は無い

 進路はここで少し左方向へ向き、小ピークへ着けば坂を下る。このようにいくつかのアップダウンを繰り返しながら西へ向かうのだが、周囲は木々の背が高く展望を得ることはできない。

最後の傾斜を登る 三等三角点の置かれた海上山(クリックで拡大)

 やがて少し坂の傾斜がきつくなれば、細長い海上山山頂に到着した。三等三角点と山頂標識の置かれた山頂からは、やはり展望を得ることはできず、端っこまで行き、確認しても、木の間越しの展望である。ただし、木漏れ日は美しく、海上山での一番の思い出となった。

山頂奥も展望は無い 下山を開始

 これで本日の予定は無事終了、海上山の山頂を出発し、元来た道を引き返す。牛臥山の分岐まで引き返し、北に洗足山を眺めて牛臥公園まで戻った。牛臥公園への到着時刻は午後5時前、夕暮れまでにはもう少し時間がありそうだ。

「鳥人」さんのしょうゆラーメン

 懐かしい船岡美人温泉へ向かったが本日は休みのようだった。仕方が無いので鳥取市内に戻り、作日と同じ日乃丸温泉 に入り、夕食は鳥取醤油拉麺で有名な「鳥人」という店に入った。太麺のしょうゆラーメンを頂き、手製の餃子も食べたが小粒でとても熱い餃子だった。

牛臥山

智頭の街並みと那岐山

海上山

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歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 鳥取県智頭町 海上山 登山口付近のMAP

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