樽山(たるやま)山口県岩国市

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2020年1月4日
登山口 →0:30→ ケルン →0:12→ 最初のピーク →0:08→ 山頂

  →0:08→ 最初のピーク →0:24→ 登山口

全歩行時間 1時間22分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 高塔山(獺越)登山の次は樽山で、位置的には高塔山の南側にそびえる標高431mの山である。この山は周東町付近から眺める姿が美しく、いつか登ろうと思っていた山である。最初は作業道を経由して上るコースだったようだが、最近は国道376号沿いから登る事ができる。

 国道2号を旧周東町から西長野の方面へ向かい、西長野郵便局の信号を右折。国道376号に入り道なりに進み、長野大橋の手前の右側に注意していると、わずかに左カーブするところに「樽山」の案内があり、その奥に作業道らしき道を見つけることができる。今回はこの場所に車を置いて登山を開始する。

長野大橋南の登山口 樽山の案内

 私達は高塔山登山の後だったため、北から南へ国道を下り、この入口へ車を置いた。足下はしっかりしているので奥まで車を入れても大丈夫なのだろうが、当日は枯れ草が多かったため、入口付近へ駐車した。さて、奥に見える作業道に入ると右に立つ大きな木の先に登山道が見えてくる。

右の木が登山道入口 登山道案内

 「樽山登山道約60分」と案内されており、地形図の通りとても急登が予想される。沢を渡って登山道に入り植林帯の下につけられた道を辿る。要所にテープが配置されているため、山頂まで迷うことなく行ける。植林帯はすぐに終わり、周囲は自然林に変わる。

最初は植林帯 分岐のような所を直進

 とにかく東へ向かってほとんどまっすぐに進むため、進行方向は前を向いていれば大丈夫だ。ただし、急登が続くので休みながら行くのがベスト。登山口から15分を過ぎたところで左右の分岐のような場所を過ごす。ここはそのまま直進で、少し上に大きな木を見つける。

急登が続く シダの目立つ場所
 山頂まで大きなアクセントの無い道だが、この付近だけは記憶に残りそうだ。更に5分でシダの多い場所を通過、相変わらずの急登が続く。登山口から30分程度でケルンの置かれた肩の部分へ着く。ここは平坦になっているので休憩するのに丁度良い。それにしても急登が続く。
直登 樹間越しの展望
ケルンの置かれた平坦地 集落が見える

 樹間越しに集落が見えているので、安心感のある場所である。さて、小休止の後は更に高度を上げる。もう一登りで山頂端のピークへ着くはずだ。木の枝をつかみながら滑らないよう登り続ける。丁度手がかりとなる木が続いているのでとても助かるし、下りも快適な下山が予想される。

木をつかみながら登る 大岩を超えれば最初のピーク

 目の前に大岩が見えてくれば最初のピークは近い。岩を巻いて高度を上げればすぐに最初のピークに着いた。標高430mの案内が置かれており、この付近が樽山の西峰となりそうだ。ここから一旦高度を下げて登り返せば再び430mの標識が置かれていた。

ピークへ着いた ビークから下る
次のピークを通過 山頂が明るい

 この中峰を通過し、一旦下って登り返していると刈り払われた明るいピークが見えてきた。これでもかと言うほどに伐採されたピークには三等三角点が置かれていた。この場所が樽山の山頂である。明るい山頂からは東から南、更に西へ向かって大展望が広がっている。

樽山山頂

 東に蓮華山、南ヘ向かって廿木山、塔ヶ森、高照寺山、氷室岳、周防大島、琴石山、大黒山、竜ヶ岳、三丘城山、虎ヶ岳、大将軍と霞気味ではあるが素晴らしい展望である。さらに東の展望地へ移動すれば蓮華山が大きい。

これぞ大展望

 山頂でのんびり休憩をとり、昼食を摂って下山を開始した。登るときの急登は、下りも大変だがとにかく木をつかみながら一気に下る。山頂からは休憩無しで下れば、わずか30分で登山口へ下り立った。とにかく大展望の樽山は久しぶりの感動登山だった。

最初のピーク手前の大岩
樽山山頂
蓮華山・塔ヶ森・高照寺山・氷室岳
大黒山・竜ヶ岳・三丘城山
蓮華山・廿木山・塔ヶ森

 前の山 獺越高塔山 を見る

 次の山 右田ヶ岳 直登コース を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 樽山   登山口付近のMAP
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