高見山(たかみさん)奈良県東吉野村

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2018年12月1日
登山口 →0:50→ 山頂 →0:35→ 登山口
全歩行時間 1時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 久しぶりに奈良県の山へ向かう。最初に登るのは奈良県と三重県の県境にそびえる高見山で、登山口は高見峠である。トイレの設置された広い駐車場に車を置き登山を開始する。
高見峠駐車場 登山道入口

 登山口に建てられた鳥居をくぐり横木の階段へ向かう。最初から傾斜が急なのでゆっくり歩きが基本となる。なお、ご案内は「山口県の山(山と渓谷社)」の著者の中島先生で、奈良県の登山では毎度お世話になっている。

八百万の神 落葉の樹林の下を登る

 階段を登った所が平坦になっており、ここには八百万の神様が祀られていた。左右に落葉の樹林を眺めながら足下に落ち葉を踏みしめる。間もなく「近畿自然歩道 高見山を越えるみち」の標柱を過ごす。

苔むす岩を見る ススキの先に山頂

 少しずつ高度を上げれば、背後には台高山脈が見えている。苔むす岩を過ごし、少し高度が上がるとベンチの置かれた休憩広場へ到着、晴れていれば山頂方面を見晴らすことができる場所である。

山頂へ向かう道 山頂まで600m案内

 周囲にはススキの穂が風になびき、冬の訪れを感じさせる。休憩広場を出発、頭上が開けているのでとても明るい行程が続く。ダケカンバの林を進んでいると、山頂まで600mの案内を通過。足下には小石の多い場所もあり、スリップしやすくなっている。

登山道はしっかりしている 山頂まで300m案内

 急登を踏ん張り、高度を上げればやがて山頂まで300mの案内を見送る。やがて周囲に馬酔木など緑の葉が目立ち始めると山頂は間近。前方に社が見えてくれば、すぐに高見山の山頂に着いた。

周囲に緑の葉が現れる 山頂は間近

 山頂には二等三角点が置かれ、反対側には霊峰高見山の石柱が立ち、その奥には高見山神社が祀られていた。祠の先にはベンチの置かれた休憩所があり、この下は避難小屋になっているようだ。

高見山山頂の高見山神社 展望台

 晴れていれば山頂から周囲に展望が広がっていると思われるが、当日は霞気味で展望を見晴らすことはできなかった。しばらく霞がとれるのを待ったが、一向に展望が広がらないので下山を開始。下山は元来た道を引き返し、登山口の高見峠まで下り立った。

下山時に振り返れば青空が広がっていた 麓から望む高見山
登山口
八百万の神
ススキの先に高見山
山頂に祀られた高見山神社

 前の山 大谷山・茶臼山周回 を見る

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 奈良県東吉野村 高見山  登山口付近のMAP
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