高羽山(たかばやま)山口県萩市

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2021年9月10日
登山口 →1:00→ 448m標高点 →1:00→ 高羽山

→0:45→ 448m標高点 →0:35→ 登山道入口

全歩行時間 3時間20分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 金光康資氏の「防長山野へのいざない」第1集に掲載の山、萩市の高羽山へ向かう。登山口は萩市と美祢市の市境の雲雀峠で、登山口へ向かう起点を道の駅萩往還とすれば、道の駅から県道32号萩秋芳線を南へ進む。明木地区に入ったら角力場で分岐を右折、美祢市方面へ進み、分岐から5km程度進むと雲雀峠へ着く。右側のスペースが駐車しやすいので、適当なところに車を置いて登山を開始する。
雲雀峠の駐車地 萩市の案内
雲雀峠 案内下の県道を横切る
登山道に入る 入口には案内が掛けてある

 萩市から美祢市側へ進むと「またきて!維新とマグマの胎動の地へ」の案内を過ごす。すぐに標高246mの雲雀峠を通過、美祢市に入る。今度は「マグマの台地からサンゴの台地へ」の案内があり、ここで県道を渡ると、着いたところが高羽山登山道入口である。入口には古い高羽山への案内が置かれていた。

広い道を進む 分岐は左をとる

 中に入るとサカキ畑の手入れをされている方がおり、熊に気をつけるよう注意を受けた。登山道はしっかりしており、とても歩きやすい。そのまま道なりに進むと途中で左上の分岐に入る。

右に大岩を過ごす 正面に案内を見て沢を渡る(クリックで案内)
急登へ向かう

 右下に沢を見るが、奥へ進むにつれこの沢が近くなる。やがて右に大岩が現れると前方に公社造林地蔵原事業地の案内が見えてきた。この手前で右上へ分岐する目印が続いていたので沢を渡り、急登へ向かう。急登と言っても斜度がきついのはわずかで、最初は木々をつかんで登っていたが、すぐにその必要は無くなった。

シダの背は低い 傾斜が緩む

 目印のテープが続いているので、道を間違えることも無く、少しずつ高度を上げる。足下には背の低いシダが多いものの、歩行に障害は無い。やがて進路は南へ向き、傾斜も緩んで歩きやすくなる。

尾根を吹く風は心地よい 石杭を過ごす
明るい場所に出る 足下に案内が置かれている
 特に尾根を吹く風が涼しく、とても心地よい。足下に国有林と表示された石杭などを過ごし進んでいると前方が明るくなり、出たところには鉄製の案内が転がっていた。案内には雲雀峠、小野、笹原と書かれていた。
数少ない展望地
テープに従い進む 目印が急に無くなる

 この先で樹間越しに展望の広がる場所に出たが、山名は解らなかった。鉄塔も続いていたので宮蔵合岳付近かも知れない。快適な尾根道を南へ進んでいると進路は東に変わり、この付近から急に目印が無くなった。途中にテープなどが足下に捨てられていたので、わざわざこの付近のテープを外したのかも知れない。

448mの標高点へ到着 樹間越しに山頂方面
448mの標高点を出発、植林帯を進む 尾根道を進む

 わずかに高度を上げれば448mの標高点へ到着、樹間越しに高羽山を眺めて南へ続く道に入る。この付近から下山に備えて最低限のテープを巻いて進むことにした。植林帯の下を進み、時折国有林の表示のある石杭を過ごす。間もなく目印のテープが進行方向に続き始めた。これで少し緊張感が取れ、目印にしたがって南へ進む。

目印が続いている 左に高羽山が近い
進路を東へとる わずかに坂を下る

 歩きやすい場所を探しながら進めば大丈夫なので、道を間違える心配は無い。しばらく進んでいると、高羽山が進行方向の左(東側)にそびえてきた。この付近は比較的平坦な道で、そのまま南へ進んでいると、進路は左の谷に続いていた。

沢へ向かう 沢を横切る
急登へ向かう

 そこで、東側へ進むと沢を渡るようになり、この先から坂を登る。この付近にもしっかりテープが続いているので、目印に従い少しずつ高度を上げる。やがて進路は北東へ変わり、緩やかに東へ向く。

歩きやすい尾根道を辿る

 進行方向に樹林が茂り、歩き難くなってきたので少し南側へ迂回していると、突然二等三角点が見えた。山頂付近に樹木の枝が張りだしていたので周囲をきれいにして記念撮影。山頂付近は樹林の背が高く、展望は樹間越しとなっていた。山頂から南を眺めるとアンテナを乗せた山が見えていた。方向からすると西鳳翩山なのだが遠すぎて自信が無い。

高羽山山頂(クリツクで二等三角点) 山頂横から眺める展望

 余り展望も期待できないのですぐに下山を開始。下山は元来た道を引き返すだけなのだが、下山時にはしっかり目印を確認しないと道を間違えそうな所が多い。多くの目印がつけられているのは、下山時に道を間違えることが多いためと思われる。私は3回登山道を外れてしまい、その都度目印を確認するため引き返した。高羽山は最後まで気の抜けない山である。

山頂付近から眺める展望 雲雀峠へ帰り着いた

 雲雀峠まで下りて次に雲雀山へ向かったが、この途中でストックを落としてしまい、ストック探しに時間がかかったことと、当日の暑さのため熱中症になったという自覚があったので、雲雀山の登山は後日に変更とした。登山に無理は禁物である。

県道から眺める高羽山
大岩
展望
山頂付近から眺める展望
高羽山山頂

 前の山 日尾山 を見る

 次の山 雲雀山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県萩市 高羽山  登山口付近のMAP
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