トップに戻る 2022年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
登山道入口付近からいきなり急登が始まるが、少し登れば傾斜は緩む。周囲から竹が消えれば樹林の下に笹の目立つ尾根を進むことになる。踏み跡は確かで目印のテープも続いているため安心して進むことができる。
踏み跡を辿り高度を上げていると先ほど登った米ノ餅山の尖峰が樹間越しに見えてきた。羅漢山もしっかり見えてきたのでレーダードームを確認する。足下にはイワカガミが多いので開花期には美しい花を沢山見ることができそうだ。
米ノ餅山と羅漢山を交互に眺めながら高度を上げる。登山道は尾根道を辿れば大丈夫で、目印が山頂まで続いているため安心である。やがて松の木の立つピークを通過、この先からわずかに下って登り返す。
次第に高度を上げていると南西に大規模なソーラー発電施設が見えてきた。これは上海電力日本岩国メガソーラー、岩山(天狗山)から見えていたメガソーラーの一部のようだ。やがて周囲に大岩が目立ち始めた。これから先が障子ヶ岳のハイライトの大岩群である。
間もなく平坦な障子ヶ岳の山頂に到着、山頂には三等三角点が置かれていた。更に南へ向かって笹の中に踏み跡が続いていた。山頂からは周囲の樹林の背が高く展望は得られないため岩のピークまで引き返し昼食を摂る。 法華山、羅漢山、米ノ餅山などを眺めた後下山を開始。やはり急な坂を下ればあっと言う間に登山口に下り立った。
そのまま安芸側へ進むと関所跡の案内が置かれているので立ち寄ったが、この関所周辺ではかつて悲喜こもごもの沢山の出来事が起きたことだろうと、周防国、安芸国の時代に思いを馳せて、登山口まで引き返した。
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