障子ヶ岳(しょうじがだけ)山口県岩国市美和町

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2022年11月27日
登山口 →1:00→ 山頂 →0:40→ 登山口
全歩行時間 1時間40分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 岩国市美和町秋掛の米ノ餅山登山を終え、次は米ノ餅山の南にそびえる障子ヶ岳へ登る。駐車地から少し秋掛側へ引き返し、カーブミラーの立つ場所を左折する。コンクリートの橋を渡り道なりに進み、右に竹林が見えてくればこの付近が登山道入口で、竹に目印のテープが巻かれていた。なお、障子ヶ岳は国土地理院の地図では「二代木山」と表示されているが、これは間違いで、二代木山は秋掛地区裏手に位置し、四等三角点の置かれた751.4mの場所である。
麓から眺める障子ヶ岳 山代街道安芸境関所跡入口を出発
カーブミラーの先を左折 折り返すように竹林の急登に取り付く
すぐに尾根へ着く 笹の道を一旦下って登り返す

 登山道入口付近からいきなり急登が始まるが、少し登れば傾斜は緩む。周囲から竹が消えれば樹林の下に笹の目立つ尾根を進むことになる。踏み跡は確かで目印のテープも続いているため安心して進むことができる。

樹間越しに米ノ餅山 岩が現れる
羅漢山 イワカガミ

 踏み跡を辿り高度を上げていると先ほど登った米ノ餅山の尖峰が樹間越しに見えてきた。羅漢山もしっかり見えてきたのでレーダードームを確認する。足下にはイワカガミが多いので開花期には美しい花を沢山見ることができそうだ。

尖峰の米ノ餅山 松の木の立つピーク
鞍部に下り登り返す シダが横に続く

 米ノ餅山と羅漢山を交互に眺めながら高度を上げる。登山道は尾根道を辿れば大丈夫で、目印が山頂まで続いているため安心である。やがて松の木の立つピークを通過、この先からわずかに下って登り返す。

上海電力日本岩国メガソーラー 岩の始まり
岩を乗り越え高度を上げる
奇岩大岩鑑賞

 次第に高度を上げていると南西に大規模なソーラー発電施設が見えてきた。これは上海電力日本岩国メガソーラー、岩山(天狗山)から見えていたメガソーラーの一部のようだ。やがて周囲に大岩が目立ち始めた。これから先が障子ヶ岳のハイライトの大岩群である。

ピークの岩が見えてきた 岩のピークに着く
足下は絶壁 松の木の先に羅漢山
 岩の間を縫って進めば面白いほど高度が上がり、大岩を超えて行くのが楽しい。羅漢山の展望も広がるが、やはり樹間越しの展望なのは残念である。大岩を超えれば岩の立つピークを通過、これから先は笹を左右に見ながら高度を上げる。踏み跡が山頂へ向かって続き、しかも目印もしっかり巻かれているので迷いようが無い。
障子ヶ岳へ向かう 真砂の道
登山道に笹と松が多い 障子ヶ岳山頂
山頂で紅葉を鑑賞

 間もなく平坦な障子ヶ岳の山頂に到着、山頂には三等三角点が置かれていた。更に南へ向かって笹の中に踏み跡が続いていた。山頂からは周囲の樹林の背が高く展望は得られないため岩のピークまで引き返し昼食を摂る。
 法華山、羅漢山、米ノ餅山などを眺めた後下山を開始。やはり急な坂を下ればあっと言う間に登山口に下り立った。

岩のピークへ戻る 羅漢山
手前に米ノ餅山 高度感がすごい

 そのまま安芸側へ進むと関所跡の案内が置かれているので立ち寄ったが、この関所周辺ではかつて悲喜こもごもの沢山の出来事が起きたことだろうと、周防国、安芸国の時代に思いを馳せて、登山口まで引き返した。

紅葉を観賞しながら下る 山代街道安芸境関所跡
麓から眺める障子ヶ岳
岩峰の障子ヶ岳
岩を乗り越える
岩ピーク
羅漢山
障子ヶ岳山頂
山代街道安芸境関所跡

 前の山 米ノ餅山 を見る

 次の山 二代木山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市 障子ヶ岳 登山口付近のMAP
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