道徳山(どうとくやま) 山口県周南市

2005年 1月29日(土曜日)

須々万 道徳山 123回目 143座目

登山口 毛利元就陣屋跡登山口

ガイド本 金光康資著 防長山野へのいざない

登山開始 14:37 山頂到着 15:02 下山開始 15:07 下山終了 17:06

登山時間 0:25  山頂滞在時間 0:05 下山時間 1:59

所要時間数 2:29

 明日からこの冬一番の寒波が入ってくるというので、今日のうちに一山登っておくことにした。近くの山でという条件から須々万の緑山を目指すことにした。徳山北高の横を抜けて登山口を探したが一回目は通り過ぎ、再び同じ道を戻ってきてから登山口を確認した。

緑山登山口 左側のコンクリート道を登る 毛利元就陣屋跡まで940m標識

 入り口に毛利元就陣屋跡まで940mの道標を見ながら小さなコンクリートの道に入ってゆくとすぐにイノシシ避けのシートが敷設してあった。山道に入ると檜の林となっており檜の背が高く道は暗くなった。20分足らずで道徳山への分岐があり、緑山周回コースという道標があった。結果的にはこの道標にだまされた。

檜林帯を進む 緑山周回コースの道標

 周回コースなら最初に坂を登った方がよいと思い、左折し道徳山に向かった。7分で山頂に到着し毛利元就陣屋跡の記念碑を過ぎると祠があったが、この祠は壊れていた。ここで不吉な予感がした。更に先を行くと倒木がひどいながらも周回コースの道標があり視界が開けて鉄塔に出た。

道徳山山頂の毛利元就陣屋跡 壊れた石碑
周回コースの標識に従い進む 中電鉄塔

道徳山の先の中電鉄塔からの展望

 中電鉄塔からは展望を得る事ができたので少し満足した。その先はまた倒木がひどく木を避けながら歩いて行くと下る道となった。不安を感じながら急な坂を下りると下には周回コースの道標があった。これは緑山山頂を見過ごしたかもしれないと思い再度急坂を登り返し、今度は南方面に倒木を避けながら進むと反射板の所に出た。これは道が違うと思い、一旦鉄塔まで戻った。

倒木続く 反射板の所に出た

 鉄塔まで戻り、緑山の山頂はもっと先にあるということをガイド本で確認し再度急坂を下りて道なりに周回コースらしきところを左側に行くと今度はテープの色が紺色に変わりダム方面という道標が出てきた。ここに至ってこれは道が違うと思い、元来た所まで戻り右側に行くとテープが無くなっていた。仕方がないので原点に戻り最初の道徳山分岐点まで戻った方が早いのではないかと思い、またまた道徳山まで急坂を戻り分岐点まで戻った。

再度急な坂を下る テープはここで終わり

 大変な時間のロスだった。それでもまだ時間は4時過ぎなので大丈夫と思い正しい道を進んだ。緑山の道標を過ぎ鉄塔を過ぎて平坦な道を進んだ。途中に緑山の道標があり安心しながら進んでいたが途中から道標が無くなった。また、道が下り坂になってきたので不安になり、これはもう登山口を間違えているのかもしれないと思いだし、引き返すことにした。

道徳山との分岐まで戻った 植林帯を進む

植林帯の先には展望地が広がっていた

 道を引き返していると先ほど見た緑山の道標があったので尾根方面に行くと尾根道があるかもしれないと思い、道無き道を行くと尾根にちゃんと尾根道があった。この道を行くとまたまた中電鉄塔に着いた。この鉄塔は道徳山と先ほどの登山道との中間点の鉄塔だった。この尾根道を戻れば緑山だと決めつけて駆け足で戻った。すると道は登山道に合流し、分岐点からすぐに倒木があり、道がふさがれていたので気がつかなかっただけであった。倒木はこのように視界を遮ることもある。

鉄塔下からの展望 パルプ資源県行造林標識

 道を戻りながら最後に登山道から続いている鉄塔への道を行くとその先に小高い山があった。これこそ緑山かも?と思い藪道を進んだがただの藪だった。時間は4時40分を過ぎ、これ以上粘っても良い結果は出ないと判断し、下山を開始することにした。だんだんあたりが暗くなり、ただでさえ暗い檜林は前が見えにくくなってきた。暗い道を反省しながらの下山である。それでもなんとか登山口まで戻り須々万の町並みを見たときにはほっとした。

鉄塔を見上げる 須々万の町並みも夕暮れ

 家に帰りガイド本を再度確認すると、登山道が下りだしたので引き返したが実はその先に山頂への分岐の道があったことがわかった。ただ、今回は引き返す勇気を学習したような気がする。

毛利陣所跡記念碑 道徳山山頂

道徳山先の鉄塔からの展望

緑山途中の鉄塔下からの展望

須々万の町並み

緑山への標識

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登山口周辺の地図はこちら 須々万道徳山 登山口付近のMAP

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