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登山口へ向かう起点を山口市串の串小学校とすれば、小学校北の方光寺駐車場から少し東へ進み最初の分岐を左折、ここで「長者ヶ原しょうぶ園」の案内を確認しておく。そのまま道なりに進み、ゴミステーションの置かれた防長バスの鯖バス停を通過、少し坂を上り、次のゴミステーションのある分岐を右折する。ここにも「長者ヶ原しょうぶ園」の案内が置かれている。
この先で串地区帆柱の棚田の案内を見つけたので眺めてみたが、耕作放棄地が目立っていた。更に進むと林道帆柱線に入る。舗装された林道を慎重に進み中国電力の電柱に注意し、石ヶ岳33の手前の駐車スペースに車を置いて登山を開始する。駐車地の向かいに目印の赤テープがあり、この場所が登山道入口となる。
植林帯に入り、坂を登って尾根へ着くと旧鹿野町営白井ヶ原牧場の境界柵が残っていた。本日は昔の牧場施設が山頂まで導いてくれるようだ。
展望地を出発し、境界柵に沿って進む。一旦尾根を外れ少し下って登り返す。足下には境界標の杭が置かれ、反対側には火の用心と書かれていた。境界柵を眺めながら歩きやすい場所を選び、わずかなアップダウンを続けていると、やがて手前のピークから樹間越しに山頂が見えた。
笹のかぶる範囲はわずかで、すぐに三等三角点の置かれた白井岳の山頂に着いた。山頂先は見事な植林帯で山頂から坂を下るようになっていた。周囲に展望は望めず、木漏れ日指す山頂風景である。小休止の後下山を開始。境界柵に沿って引き返せば、道を間違える心配は無い。途中の展望地で再度展望を眺め、駐車地まで帰り着いた。さほど高低差のない登山道なので、疲労感はまったくない。
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