竜王山(りゅうおうざん)山口県山陽小野田市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップに戻る 2013年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2013年1月12日 萬福寺手前駐車地 →0:20→ 子持御前神社 →0:20→ 山頂 →0:10→ 八大龍王 →0:18→ 駐車地 全歩行時間 1時間 8分 宇部市・山陽小野田市・美祢市の山歩き、今回は山陽小野田の竜王山へ向かう。登山の起点は、JR小野田線の終着駅、長門本山駅とする。長門本山駅から海沿いに延びる県道354号を約500m北西方向へ進み、信号のある分岐で左にきららビーチ焼野を眺める。
この信号を右折し、左に本山小学校を過ごす。信号から1km進んだところの変則五差路で竜王山への登山口標識を確認。萬福寺手前の駐車地へ向かってこの五差路は北西方向に採る。やがて万福寺手前の左側に空地を見つけて駐車、近くにいる方に駐車可能の確認を頂き、登山を開始する。
駐車地から南へ進むと、西に竜王山を眺め、更に少し進むと右にイボの神様を見つける。案内によれば、ご神体はこのあたりで見ることのできない自然岩で、弥生時代この石で包丁が多く作られていたとのこと。イボができたら、イボ神様の前で年齢の数ほどでんぐり返しをすると良いと言われている。
イボ神様を過ごせば次にお地蔵様を右に見る。もう少し進むと先ほどの変則五差路の手前に到着。左に南河内のバス停を見て、進路を右に採れば、耳観音参道の石碑を左に過ごす。
快適な舗装道を進むと、すぐに耳観音の前に着く。左にハシゴの渡された穴が空いており、この形が耳孔に似ている事から耳観音と言われるようになったそうだ。耳観音へ参拝し、更に舗装道を進む。
少しの坂を登ると右に駐車場が見えてくる。この駐車場から右(北)へ進路を採れば表参道コース、10分で八大龍王、更に10分で山頂へ着く。表参道コースを過ごせば、焼野海岸を登山口とする松浜コースが左から合流する。
子持御前神社 歩道の整備された道を西へ進むと、眼下には無風状態の沼が広がり、南には焼野海岸と周防灘の展望が美しい。やがて左側に子安観音と弁財天の祀られた子持御前神社が見えてくる。鳥居横に立つ案内によれば、安産祈願のため、子供の欲しい者は、自分の年の数ほど袋を作り、子供の欲しくない者は底をぬいておくとよいと伝えられている。
鳥居を潜って階段を進み、子持御前神社へ参拝する。眼下には焼野海岸と展望台、遠くには九州方面の展望が広がっている。子持御前神社の先で左にオートキャンプ場を過ごし、桜並木の下を快調に進む。
右に人生の記念「100年への森」入口、もう少し先で左にトイレの整備された大駐車場をそれぞれ過ごす。駐車場先の右には遊歩道への道が続いており、この遊歩道に入り北へ進めば竜王山山頂へ、南へ向かえばアスレチック広場を通って八大龍王(所要時間5分)を経由、表参道コースと万福寺コースへ続いている。また、東へ向かえばもみじ谷コースとなり赤崎へ10分である。私はそのまま舗装道を進む。
歩道側には間もなく満開となる水仙がつぼみをつけているが、咲いているのは一輪ほど。冬来たりなば春遠からじである。眼下に遊戯施設、遠くに九州・下関の山々を眺めながら舗装道を進むと、右上に竜王山山頂の展望台が見えてきた。階段を登ればすぐに山頂へ着くが、更に車道歩きを続ける。
まもなく広いロータリーへ到着、東側に祀られている長門国竜王山金毘羅宮へ参拝する。金毘羅宮から左に木戸・刈屋コース(15分)が案内されており、竜王山にはいろいろな方面から登山道が続いている。ロータリーから眼下には、山陽小野田市、宇部市の街並みが一望、本日は少々霞気味の展望だが霜降山ははっきり確認することができる。
ロータリーから眺める風景
ロータリーから南へ進み、車道歩きは終了。階段を登り休憩所、「抱山擁水」石碑、大日如来、石仏、烽火台を過ごして山頂広場に出る。三角点は「空」と刻まれた石碑の側に埋もれている。山頂には二階建ての展望台が建ち、この上に立てば周囲360度のパノラマが広がる。
霞気味の展望ながら、九州には戸上山から足立山へ続く稜線は確認することができた。下関には火の山、霊鷲山、青山、四王司山、吉見竜王山、鬼ヶ城など昨年登った山々が懐かしく、東には霜降山や平坦な宇部の市街と工場群が広がる。北の展望は桜の枝にさえぎられているが、東、南、西に広がる展望は素晴らしい。
展望台から眺める風景
展望台には周囲に見える山々の案内が設置され、遠くの山まで確認することができるし、この地点から九州がとても近いこともよく分かる。美しい展望を満喫したので山頂を出発、下山は整備された遊歩道を南へ進む。
左(東)に工場の煙突などを眺めながら鞍部へ下る。右に大駐車場、左はもみじ谷(赤崎10分)コース、直進は八大龍王へ5分で、萬福寺コース・表参道コースである。私は直進し、萬福寺コースを採る。
アスレチック広場を抜け、この先で尾根道を左に採り、左には薬師如来の置かれた広場を過ごす。八大龍王神社の案内に従い道なりに進むと、平坦な広場に着き、進行方向手前に稲荷神社、その先に八大竜王が祀られている。
まずは朱の鳥居の龍王山稲荷神社へ参拝、次に八大龍王神社へ参拝をする。八大龍王神社から南へ進む表参道コースを採れば、車道へ出るが、私は北東へ続く萬福寺コースを採る。
ブロック製の階段を下り、この先良く踏まれた参道を進む。途中平坦な場所を過ごせば扶桑教の教会横を通過、手摺りの施された階段を下れば朱の鳥居を潜る。この参道は稲荷神社へ向かうために整備されたものかも知れない。
間もなく見えてくる車道を右折すれば、すぐに萬福寺を通過、出発点の駐車地へ到着した。竜王山は低山だが歩いて登れば見所が多く、のんびり楽しめる散策コースである。 竜王山 長門国竜王山金毘羅宮 展望台 展望 周防灘
登山口周辺の地図はこちら 山口県山陽小野田市 竜王山 登山口付近のMAP |