日の山(ひのやま)山口県宇部市

トップに戻る           2013年に登った山リストへ戻る        山名アイウエオ順

2013年1月12日

駐車地 →0:05→ 吉祥横登山口 →0:05→ 千畳敷 →0:17→ 山頂

 →0:07→ 展望岩往復 →0:10→ 舗装路出合 →0:18→ 駐車地

全歩行時間 1時間 2分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 宇部市・山陽小野田市・美祢市の山歩き、山陽小野田市の竜王山へ登った後、次は宇部市の日の山を目指す。登山口への起点をJR宇部線の岐波駅とすれば、駅の横の岐波東踏切を渡り南東へ進む。

登山起点のJR宇部線の岐波駅 岐波東踏切を渡り南東へ進む

 すぐに高橋を渡り左折、そのまま道なりに進むと朱の鳥居の古尾稲荷神社が見えてくる。神社の鳥居手前に広い場所があるので、通行の邪魔にならない場所へ駐車し、登山を開始する。

高橋を渡り左折 登山口の古尾稲荷神社

 鳥居を潜り階段を登るとすぐに稲荷神社へ到着、神社へ参拝して周囲を見回すと上へ続く道を見つけた。この道が日の山へ続く登山道と思ったのだが、その横に「日の山登山口」の案内が立っている。そこで案内に従い、西へ向かうことにした。

古尾稲荷神社へ参拝 登山口案内に従い西へ進む

 未舗装の道が続くけれど、広く安心できる道である。すぐに舗装路へ出れば、目の前は「新日本料理 吉祥」の駐車場だった。舗装路を左折、ログハウス調の家の手前が日の山登山口である。入口付近には草が茂っていたようだが、当日は歩き易いようしっかりと刈られていた。

吉祥前の舗装路を左折 ログハウス調の民家手前が入口

 少し登ると、眼下にはキワラビーチがとても美しい。足下に繁っていたと思われる笹は綺麗に刈られている。これは初日の出登山のために刈られたのかも知れない。山頂まで800mの案内を過ごすと、すぐに展望広がる千畳敷へ着く。

明るい道を進む 千畳敷の展望地

 平岩の上からは南から西へ向かって美しい風景が広がっており、、眼下に輝くキワラビーチ、西に霜降岳と宇部の街並みが一望である。たいした高度もないのに遠くまで見晴らせるのは、宇部の市街が平坦なためである。いつか海に沈む夕陽を千畳敷から眺めてみたいものである。。

千畳敷から眺める風景

 千畳敷を出発し明るい登山道を進む。自然石の階段がとてものどかな風情を醸し出している。間もなく山頂まで500mの案内を通過、途中に現れる岩の展望地からは、西に展望が広がっている。周囲に大岩の目立つ風景はたまらない魅力である。

登山途中に眺める市街地と霜降岳 大岩が多い

 左右にシダの茂る明確な道が続き、すぐに残り400m、300m、200mの案内を通過、道の左右には自然林の背が高く、夏場には日陰に感謝することだろう。しばらく平坦な道が続き、残り100mの案内を過ごせば、右に岩の散在する場所を通過、やがて岩の多く積まれた日の山山頂へ到着した。

明確な道が続く 岩の積まれた日の山山頂

 山頂には旗の掲揚台が設置され、掲揚台の横には立派な山頂標識が置かれている。山頂の岩の上に立ち、周囲の展望を確認するが、木々の背が高く展望を得ることはできない。山頂奥には二等三角点が設置され、山頂東側には「皇太子殿御降誕紀念・昭和8年12月23日」の石碑が置かれていた。

三角点 皇太子殿御降誕紀念

日の山山頂風景

 山頂奥に案内されている「大岩展望所」に従い、山頂から北へ向かう道に入る。この道は小山西コースと案内されており、少し下ったところで下山道と展望所の分岐に着く。この分岐は右に採り、急な坂を下ると途中には補助のロープが渡してある。分岐から3分も下れば大岩の展望所へ到着、展望は北東から北、西へと続いている。

小山西コースと展望岩分岐 展望岩

展望岩から眺める風景

 北東に白いきららドーム、その先に火の山連峰、左に向かって周防大橋、御伊勢山、平原岳、荒滝山、岡山などが続いており、西には霜降岳など展望岩からは素晴らしい風景を眺めることができる。また、展望岩はとても広いので、展望を楽しみながらお弁当を食べるのに一番の場所かも知れない。

焼火神社と境内の風景

 展望岩を出発、再び山頂へ引き返し、焼火神社へ向かってみる。北東にはきららドームが木の間越しに見えており、眼下には周防灘、秋穂二島の先には串山連峰、その右に草山が見えている。本日は霞気味の展望ながら、周囲には感動的な展望が広がっており、いつまで眺めていても見飽きる事はない。

焼火神社上から眺める風景

 坂を下り焼火神社の白髪大明神へ参拝、説明板に寄れば隠岐の焼火神社から分霊を勧請してきたとのこと。目の前の美しい海を眺めていると、懐かしい隠岐の青い海がよみがえる。

焼火神社から階段を下る 大鳥居

  灯火台や祠などを眺めて焼火神社を出発、階段を下った先で鳥居を潜り、よく踏まれた参道に入る。間もなく竹林帯につけられた広い道に入り、三叉路が見えてくれば右折。そのまま道なりに進むと眼下に民家が見えてきた。

三叉路を右折 きららドームが近い

 左にはきららドームがとても近く、その大きさに圧倒されるほどだ。すぐに舗装道へ着くので分岐を右折し、そのまま南へ進む。なお、出たところの電柱は「ヒノヤマ37」である。この先、何の心配もない舗装道を歩いていると、吉祥の看板が見えてきた。そこで登山時に採った分岐に入り、古尾稲荷神社前へ到着。その後神社へ参拝し、登山口まで戻った。日の山は低山だが展望は素晴らしく、見所の多い山である。

舗装路を右折し登山口へ 吉祥への分岐

千畳敷

山頂

焼火神社

 前の山 小野田 竜王山 を見る

 次の山 経塚山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 山口県宇部市 日の山 登山口付近のMAP

登山リスト(あいうえお順)に戻る

2013年に登った山のリストへ戻る

トップに戻る