面影山(おもかげやま)山口県萩市山田

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2022年4月10日
大照院前 →0:55→ 山頂 →0:30→ 大照院前
全歩行時間 1時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 萩市椿にそびえる茶臼山・三角山の登山を終えて時刻は13時半、まだ時間には余裕があるので、萩市山田にそびえる面影山へ登る。面影山の登山口兼駐車地の萩市民病院へ移動し、まず大照院へ向かう。この大照院は臨済宗南禅寺派の寺院で、初代藩主秀就以下2代から12代までの偶数代の藩主と夫人及び一族などが祀られており、東光寺と並ぶ毛利家の菩提寺である。
橋本川越しに面影山 登山口の萩市民病院から眺める面影山
大照院踏切を渡る 大照院前を右折
石段を下り左折 鋪装道を進む

 押しボタン式信号を渡り、大照院踏切を通過して大照院へ着くが今回の目的は大照院見学では無い。大照院の前を右折しそのまま石段を下って鋪装道を左折する。この先からは長い鋪装道歩きが始まる。

最初の展望は樹間越し みかん園

 みかん畑へ続く舗装道路を進むが途中に坂の傾斜のきついところもあり、歩行速度も遅くなる。周囲に展望の無い道をしばらく進むと樹間越しに萩の街並みを眺めることができたが、まだまだ視界は狭い。

鴻ヶ岳 権現山、唐人山、田床山、碁盤ヶ岳

 左右に竹林を過ごし、折り返した先でようやく萩の街並みと田床山、阿武川を眺めることができた。更に一段上へ登り返し、みかん畑を左右に眺めながら進むと日本海、遠岳山、鴻ヶ岳、権現山、唐人山、田床山、碁盤ヶ岳と続き萩の主要な山々を一望に眺めることができた。

面影山の山頂を見ながら進む みかんの木の先が入口
黄色の火の用心の案内の所から入る

 展望地を出発し進行方向に面影山の山頂を眺めながら進み、最後にみかん園の中につけられた道を進むと、竹林の中に黄色の「火の用心」の案内が見えた。この場所が山道への入口で左右に迫る竹林の中に入れば、目印のテープに従い高度を上げる。

倒竹をよけながら進む 毛利家の石杭
途中で出会う石には筋が入っている
山頂手前 反射板の建つ山頂

 足下に転がる倒竹を避けながら慎重に進路を選ぶ。すぐに進路は北へ向き、急登に取りつけば毛利家の石柱を過ごす。この先で表面に筋の入った大岩を過ごし、更に高度を上げると反射板の建つ面影山の山頂に着いた。

街中から見えている反射板 面影山山頂
明るい山頂 山頂は二段になっている

 山頂の東側には四等三角点が置かれ、その手前には毛利家の石杭が置かれていた。山頂周囲は竹林や樹林に覆われており展望は無い。広く明るい山頂で小休止の後下山を開始。下山は元来た道を引き返し、途中で萩市内の展望を眺めながら登山口の萩市民病院まで引き返した。

 面影山への登山開始時に同じ駐車場から大照院方向へ向かう方がおり、リュックもストックも持たない軽装だったので、大照院観光と思っていたら、萩市を見晴らす展望地の先ですれ違った。
 既に面影山の山頂からの下山途中で、その早さにビックリ。登山道入口の竹林の状況についてお尋ねしたところ、親切に教えて頂いた。後で調べるとYAMAPによく投稿されているhiro氏だった。沢山の山へ向かっておられる方なので、またどこかの山でお会いする機会もあるだろう。コロナ禍の中、山口県の里山歩きの途中に出会う方は限られているようだ。

四等三角点 毛利家の石杭
橋本川越しの面影山
遠岳山、鴻ヶ峰
権現山、唐人山、田床山、碁盤ヶ岳
田床山と碁盤ヶ岳
面影山山頂
山頂の反射板

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 次の山 遠尾 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県萩市 面影山 登山口付近のMAP
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