西目山(にしめやま) 山口県防府市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2004年10月31日 西目山 110回目 130座目 山口県の100山では73番目 登山口 大日会館 ガイド本 中島篤巳著 山口県百名山(発行所 葦書房) 登山開始 11:51 山頂到着 12:52 下山開始 13:16 下山終了 14:19 登山時間 1:01 山頂滞在時間 0:24 下山時間 1:03 所要時間数 2:28 楞厳寺山に引き続いての登山となる。防府西高校を過ぎて国道2号を左折し、沖高井交差点を左折し1km程度進んだ先を左折し、大日古墳側の大日会館に駐車し、西目山に向かって大日コースを取る。
アパートの横に西目山登山口の標識があり、墓地を抜け急な階段を登って行くと広場があり秋葉社の祠があった。ここで本日の登山の無事を祈願する。左に登山道が向き、樹木の中を進むと早速の急坂が待っておりロープが渡してあるので利用する。急な坂を登りきり少し進むと第一のピークがある。南側には展望の大岩があり防府市街が展望できる。
北側に進み少し歩くと鳥居の石の片割れの柱が立っていた。その先には第二ピークが待っている。第三ピークはまだ遠くに見え、切り立った岩を登る姿を想像すると久しぶりの岩登りにワクワクしてきた。とりあえず第二ピークに祀ってある石祠に参拝して坂を登る。
先に進むたびに第二ピークは遠くなり第三ピークが近くなる。第三ピークにさしかかり坂は急な壁となり、壁のよじ登り状態の中でロープが渡してあることに感謝!、三点確保により慎重によじ登り、ようやく終わりかと思ったらさらに土がむき出しの急坂が待っていた。
ロープに捕まり、滑りながらようやく第三ピークに到着した。まるでこの山は三倉岳状態で気分は最高となる。こんな近くにこんな楽しいところがあるのかと楽しみながら、ものすごい坂を登りきった。第三ピークを過ぎると一旦降りて登り返すこととなる。 道無き岩場をよじ登る
第四ピークへは滑る道を慎重に進みまっすぐに壁と立ち向かうこととなった。三点確保により進むが第四ピークへの登りもきつく、下を見ると落ちてしまいそうな急な岩の壁となっている。ロープもなく、少しでも滑ると真っ逆さまに落下してしまう危険な道を選んでしまったため、とにかく上だけを向き確実に足場を確保、手はしっかりと岩をつかんで離さないことに気をつけて進む。
ロッククライミングの練習場所のような岩山をようやく抜けたら第四ピークの西目山前岳に到着した。周囲の景色を堪能し、一息入れた。最後の第五ピークが近くなってきた。一旦降りて登り返すパターンだが第五ピークへの登りは、坂が緩くなっている。珍しいテラスのような岩の中を抜けると第五ピークに到着である。第五ピークの散策は先にして山頂を目指す。
テラスのような岩を抜ける
そのまま先に行くと電柱が立っておりここが三角点のある山頂となっている。登山時間は約1時間であった。その先で声がするので行ってみると登山客が歌を歌っていた。初老のパーティー6人で勝坂ルートで1時間かかったと言っていた。帰りには大日ルートを通って帰るらしい。昼食がまだなので第五ルートに戻りおむすびをほおばる。そこに先程の6人のパーティーが下山を開始して降りていった。
西目山第五ピークからの展望(前の山は第四ピーク) 防府市街から佐波川の展望 楞厳寺山が見える しばらく展望を楽しみ写真を撮って下山を開始することにした。すると先ほどのパーティーが第四ピークのところであまりの急坂にびっくりして勝坂ルートで帰ろうかと協議をしていた。そこで一旦第四ピークを降りて緩やかな道を探すと南側に別の道があったので教えた。結局このパーティーは大日ルートで帰ることにしたらしく、ゆっくりと第四ピークを降りだした。 遠くからこのパーティーが大丈夫なのかを見ながら降りることにした。ゆっくりと降り始めたので、景色を楽しんで降りることができた。ロープを使ってへっぴり腰で登ったところをゆっくりと降りて行くと少しずつ第三ピーク、第二ピークが近づき、第二ピークの石祠にお礼の参拝をし、秋葉社にも参拝をして石段を下りて登山口まで戻った。 下から見ると西目山のものすごい坂を思い出す。時間があるので新南陽の若山に登ることも考えたが写真を撮りすぎたのでメモリーが無く、そのまま帰ることにした。防府東から高速道路に乗ると雨が降り出してきた。 第二ピークに向かう 第二ピークを振り返る 第三ピークに向かう 第四ピークを振り返る 第五ピーク、右手の電柱が西目山山頂 大きなテラス 第五ピーク展望の岩 第五ピークから防府市街の展望
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