三輪 金比羅山(こんぴらさん) 山口県光市

2007年7月28日

三輪 金比羅山

登山口 →0:10→ 三輪明神鳥居 →0:10→ 金比羅山(金比羅社)

 →0:07→ 三角点 →0:08→ 稲荷大明神 →0:10→ 登山口

全歩行時間 0:45

 梅雨は明けているようなのだが、相変わらず梅雨空のような霞が広がっており、遠望が効かず、ただ暑いだけの日が続いている。夏場の山歩きのトレーニングを兼ねて、近くの山を歩いてみることにした。

 柳井から西方向に向かい光市三輪(旧大和町)地区の金比羅山を目指す。県道23号を進み、大和町の簡易水道の浄水場方面に向かって右折し、少し進むと三輪神社への分岐を左に過ごす。この分岐から少し進んだ所に広場があるので、車を置いて歩き始める。

県道23号を大和町の浄水場方面に向かって右折 浄水場方面に向かう

 時刻は午後2時を過ぎており、日差しがとても強い。先ほどの分岐を右折し、舗装路を進むとすぐ左手に三輪神社昇格記念碑が立っており、その先右手にはお地蔵様が三体鎮座されている。

車を置き分岐に向かう 三輪神社昇格記念碑
石段に向かう お地蔵様にお参りする

 お地蔵様に登山の無事などをお願いし、お地蔵様の左手の石段を登って行く。すぐに金比羅様の石碑を過ごし、その先の草の茂る参道を進むと舗装路と出会う。参道は左手に続いているのだが、この時期は夏草が茂っており、歩き辛いので舗装路を進んで行くことにする。左手に広場が見えたので入って行くと灯籠と三輪明神の鳥居が立っていた。先ほどの参道はこの広場に続いているようだ。

金比羅様の石碑 参道を進む
舗装路に出会う 灯籠と三輪明神の鳥居

 舗装路に戻り、少し坂を進むと左手には整備された石段が続いている。石段の途中から背後を振り返ると、呉麓山が美しいのだが霞が掛かっているのが少し残念な展望である。呉麓山から右手を眺めると千坊山が美しく聳えており、すっきりと晴れた日には感動しそうな展望が広がっている。

舗装路の左に石段が続 呉麓山が美しい

 正面に立つ三輪明神の大鳥居の下から、背後に広がる展望を楽しみながら小休止、鳥居の先の階段道には少し草が茂っており道が狭くなっている。まもなく石段を登り切り、左右に灯籠を過ごして広場に出ると、右手には手水鉢が置かれている。手水鉢にて手を清め、左手を眺めると高台があるので登って行く。高台の眼下には田園地帯が広がっており、とても落ち着く風景を眺めることができる。

燈籠の先には広場 手水舎
高台に向かう 眼下に広がる田園地帯

 東方面にはアンテナが立ち、その先に石城山が見えるはずなのだがしっかりと霞んでおり、山頂を確認することができない。車でも山頂近くまで登ることが出来るため、いずれ空気の澄んだ日に再びこの地を訪れて、周囲の展望を楽しむことにしよう。高台を下り、左手に昇格記念の石碑を過ごして石段を登って行くと三輪金比羅山に到着、左右に並ぶ狛犬が歓迎してくれたような気がした。

アンテナ 金比羅社への階段
右の狛犬 大物主之命(大国主之命)の石碑

 神社の右手には祭神である大物主之命(大国主之命)の石碑が立ち、社の周囲には疫神社・荒神社・祇園社の祠や五穀成就の稲穂塚が並んでいる。神社からの展望は無いが、気持ちの良い風が吹いているのでベンチに腰掛けてしばらく涼む。社の前にて涼んでいると時を忘れそうである。

三輪神社

五穀成就の稲穂塚と燈籠 疫神社・荒神社・祇園社の祠

 山頂にてしっかりと涼んだので社の右手から坂を下り、左手に進むと正面にはトイレが設置されておりここで行き止まりとなっていた。舗装路を引き返し、少し下りて行くと正面に携帯のアンテナが立ち、この場所からは左手に向かって鋭角に引き返す方向に林道が通じている。明るい林道を北東方面に進んで行くと正面には鉄塔が立っており、この鉄塔付近に三角点があるはずなので鉄塔に向かって進んで行き、林道から右手の道を抜けると鉄塔下に到着した。

左手の林道に向かって鋭角に引き返す 25番の鉄塔

 鉄塔の左手奥から細い道が続いているので、慎重に進んで行くと、まもなく三角点に到着したが、三角点の周囲に展望は無く、記念撮影の後すぐに鉄塔下の林道に下り立った。林道からは来た道をそのまま引き返し、アンテナの場所まで戻ったので、今度はアンテナの左手に続く道を下りて行くと、すぐに展望の開けた場所に着く。

鉄塔の左手奥から細い道が続く 三角点に到着

 展望地からは平生町大星山の風車が霞の中に見えているのだが、写真には薄くて写らないようだ。更に坂道を下りて行くと目の前には朱の鳥居が見えてきた。これは左手にある稲荷大明神の大鳥居であり、早速に稲荷神社に参拝をする。稲荷神社を過ごすとすぐに民家の上に出るのでそのまま道なりに下りて行き、その先の交差点から下りてきた道を振り返る。

鉄塔手前から左の道を採る 遠くに平生町大星山
稲荷神社に参拝 民家の上に出た

 携帯のアンテナが良い目印となっており、今までいた場所をしばらく眺める。北方面には石城山が聳えており、位置関係を確認しながら登山口に向かって進んで行く。周囲には真夏の田園風景が美しく、とても懐かしい風景が広がっており、木漏れ日の中を進んで行くと、まもなく車の駐車地に到着、真夏の散歩は無事終了した。

下りてきた道を振り返る 石城山
田園風景 駐車地に戻った

 本日はこの夏一番の猛暑の日であった。

呉麓山

三輪神社昇格記念碑

お地蔵様

高台からの展望

五穀成就の稲穂塚

石城山

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歩いた足跡  

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