トップに戻る 2021年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
→0:20→ 石仏の置かれた交差点 →0:20→ 一里塚 →0:10→ 駐車地
道の駅秋穂からわずかに西へ進み、右に続く分岐の先にある駐車地に車を置き、登山を開始。西へ進み県道338号大海秋穂二島線を渡り、折り返すように南東へ進路をとる。丁度田植えを終えた田んぼの先に経納山がそびえ、なかなか良い風景が広がる。右側の池には蓮の花が咲いており清楚な白の花が美しい。
右に池を見ながら分岐を右折、経納山を色々な角度から眺めながら道なりに進む。かかしの立つ田んぼもあり、この先にそびえる経納山がとても近い。進行方向に小浜山、日地山、背後には亀尾山と舗装道歩きも楽しい。
やがて県道25号宇部防府線に着き右折、県道を南下する。対面に見える大海小学校には同校卒業生が今年(2021年)夏に開催されるオリンピック水球競技代表に選出されたことが案内されていた。
県道をすぐに右折、南西に350m進み、坂の途中で右に畑を見て右の分岐に入る。そのまま道なりに少し進み、左に工場を過ごせば作業道のような道に入る。道幅が広く歩きやすい道を進むと果樹園跡に着く。この道は果樹園用につけられた道なのだろう。
尾根へ着くと食べごろの山桃を見つけた。植生も豊富で名前を教えて頂いたのだが、なかなか頭に残らない。自生のクチナシの花がとてもきれいだった。登山道唯一の大岩を通過、樹間越しながら大海湾の展望が広がる。
地籍調査の杭のある展望地からは亀尾山、勘十郎岳、火の山連峰が素晴らしい。快適な尾根道歩きの途中の坂にもロープが渡された。このロープを伝って坂を登り切り、前方を眺めれば山頂が目の前に現れた。
石杭を眺めながらわずかに高度を上げれば三等三角点の置かれた経納山の山頂に着いた。山頂には手作りのベンチが置かれ、休憩スペースとして用意されていた。
山頂で昼食後、下山を開始。周回道をとるため西へ進み竹林を過ごす。この先からは足下にシダの刈られた跡が有り、山道整備のご苦労が偲ばれる。地積図根三角点が二つ並ぶ場所を過ごし、石杭に彫られた漢数字が一つずつ少なくなるのを眺めて坂を下る。
分岐を左折し、広い作業道に出て右折、そのまま進むと舗装道に着いた。ここで分岐を右折し北へ進む。経納山へ続く尾根を眺めながら進んでいると、途中でカマキリのふ化する所を見た。
この先からは道なりに道の駅秋穂へ向かうだけだが、この途中で大海峠一里塚跡を眺め、更に亀尾山の登山口の案内を過ごせば、一周回りで出発点の駐車地へ着いた。
経納山は近くの小浜山、日地山と合わせて登ることも楽しそうだし、串山連峰への縦走も可能である。経納山の登山道開通でしばらくこの近辺の山の周回が増えそうだ。
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