経塚岳(きょうづかだけ)山口県山口市 | ||||||||||||||||||
トップに戻る 2016年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順 2016年1月11日 登山口 →0:25→ 帯石 →0:12→ 山頂 →0:25→ 登山口 全歩行時間 1時間 2分
道の駅から約1km進み、坂本川に架かる坂本橋の手前の交差点を「奈美」への案内に従い右折、県道197号に入る。そのまま道なりに進んでいると、交差点から1.4Km付近の右側に「経塚岳」の登山口案内が立っている。
県道横にある登山口の案内に従い登山を開始。この案内は仁保自治会によるもので、山頂まで60分と案内されている。これだけ立派な案内が立っていると言うことは、山頂までしっかり目印があるものと確信し、地図も持たずに登山口を出発した。 車止めのある作業道に入ると、足下はコンクリート舗装の道である。そのまま道なりに進むと進路は左に向き、前方には堰堤が見えてくる。登山道は堰堤左側から続いており、檜の植林帯に入る。この入口付近に案内板が掛けられており、山頂まで50分と書かれている。 足下には金属製の箱が置かれ、この中には金光康資さんの「防長山野へのいざない」より蕎麦ヶ岳付近の地図のコピーが置かれていた。なお、このコースは同シリーズの第4集に記載されているのだが、それは帰宅して判明したことである。
植林帯の下に付けられた道は明確で、目印もわかりやすい場所に巻かれている。但し、いきなり急登からのスタートなので、焦らず高度を上げる。すぐに村有林の石杭を過ごし、更に高度を上げるとロープの渡された場所へ着く。足下が滑り易いので補助のロープが助かる。 ロープにの渡された急斜面 この斜面を登れば樹間越しに真田ヶ岳が見えてくる。この先も檜林の下を進むが急登も続き、要所に配置されたロープに助けられながら高度を上げる。それにしてもよくこれだけの整備をされたものだと、感心しながら進む。
登山途中に目印が多く、道に迷う心配は無い。しばらく急登を辛抱し、登山口から20分程度で少し傾斜が緩やかとなり、間もなく足下に「5」石杭を過ごす。そのまま道なりに檜林の下を進むと、「7」石杭を過ごし、南には樹間越しに山頂が見えてくる。 「8」石杭を過ごすと前方に帯を巻いたような岩があり、前に回るとまるで仏像が描かれているような模様が見えた。ここで大岩群を過ごし、北を眺めるとKDDIのパラボラアンテナが樹間越しに見える。
この先で少し坂の傾斜を感じると、木製案内板があり、山頂まで15分と書かれていた。この案内を過ごせば、シダの勢いと坂の傾斜が増し、左右に大シダを過ごせば再び坂の傾斜が緩む。 ここまで来れば、残りは快適な道で、やがて明るい経塚山の山頂へ着いた。狭い山頂の中央には松の木が立ち、左に経塚山の山頂標識、右に三角点が置かれている。青空をバックに感動的な山頂風景を眺める。
山頂周囲は樹林に覆われているものの、東方面に展望がひらけ、目の前に白石山、その先に徳地狗留孫山、更に石ヶ岳と続き、本日は霞の中の展望ではっきりしないが、石ヶ岳の左には飯ヶ岳、その先に莇ヶ岳がそびえているように見える。 また、西に見えているのは山口市街方面、ただしこちらも霞気味なので、遠くまで眺めることはできなかった。いずれ視界の良い日に来たいものである。山頂先に置かれた案内には、小麦ヶ岳まで120分と書かれているので、そのまま縦走して蕎麦ヶ岳まで行くことができるようだ。 本日はこの後予定が入っているため縦走はやめて下山を開始。元来た道を引き返すのだが、坂の傾斜がきつかった分、下山は登山口まであっと言う間である。
帯石の反対側は何かが彫られているように見える
経塚岳山頂
白石山・狗留孫山・石ヶ岳
石ヶ岳と北に広がる展望
眼下に山口市街 前の山 蕎麦ヶ岳2016年 を見る 次の山 田原坂 を見る 登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 経塚岳 登山口付近のMAP |