小吹山(こぶきやま)岡山県新見市

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2015年5月31日

登山口 →0:50→ 山頂 →0:25→ 登山口

全歩行時間 1時間15分

登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 山と渓谷社の分県シリーズの「岡山県の山」の登山を続けている。新見市新郷釜村にそびえる天銀山を下山し、時刻は午後2時半である。私は午後3時を過ぎれば新しい山へは登らないと決めているが、新見市の高瀬湖畔にそびえる小吹山へは登ることができそうだ。

新郷温泉方面へ向かう(クリックで案内) 新郷温泉(クリックで小吹山)

 小吹山へ向かうには新郷高瀬の新郷温泉を目印として進み、新郷温泉の前を通過すれば、次に目指すのは高瀬ダム方面。新郷温泉の前から1.5km進んだ地点の左側にカーブミラーがあり、この向かいに小吹山へ向かう登山道が用意されている。最初はガイドに従い、オートキャンプ場付近の登山道を探したのだが、雑草の勢いに負けてこちらの登山道を選択した次第である。

案内を過ごし、高瀬湖方面へ カーブミラーが登山口の目印
高瀬湖 小吹山登山口(クリックで拡大)

 登山口の案内にはこれから向かう道は651段の階段で845m、反対側の登山道は531段の階段で492m、明らかにこちら側の階段の方が苦労しそうだが、階段さえ見失わなければ、楽々山頂へ着くはずである。さて、登山道はと言えば、擬木階段が続いているにもかかわらず、入口には笹が目立っている。

擬木階段 大岩を過ごす

 入口から中に入ると頭上は植林帯に覆われ、周囲に展望を得ることはできそうに無い。笹の目立つ擬木階段を登れば、左に大岩を過ごし、間もなく休憩用のベンチを二つ過ごす。笹が少しずつ目立ち始め、足下の階段を確認しながら高度を上げる。

休憩用のベンチ 笹が増えてくる

 やがて倒木が目立ち始めると、階段は左方向へ進路を変えてしまい、直登していた私は階段を見失ってしまった。そこで、目印のテープを巻きながら登っていると、間もなく階段を見つけることができた。そのまま高度を上げていると、坂の傾斜が緩み、間もなく山頂へ着きそうな予感がしてきた。

カヤトの原に出る 足下に階段を見つける

 ところが、行く手を竹が遮るので左方向へ迂回してカヤトの原に出た。周囲にはタニウツギの花が咲いており、とてもきれいなのだが、山頂へ向かう道が分からない。そこで、山頂方向へ向かって直登も考えたが、北から南へ向かう階段の道を見つけたので一安心。 この道を辿れば、docomoアンテナの建つ小吹山の山頂へ着くことができた。

docomoのアンテナ 小吹山山頂の休憩舎

北から北西の展望 花見山

 山頂には休憩用の建物が三つ置かれ、眼下に新郷温泉などの施設を見下ろすことができた。北東に花見山、北に大倉山、北西に鬼林山などが霞の中に浮かんでいる。苦労して着いた山頂なのでたっぷり休憩を取り、三等三角点を眺めて下山を開始した。

三等三角点の置かれた小吹山山頂 タニウツギ

 登山時には見失った階段だが、下山の際はしっかり確認、無事に651段の階段を下ることができた。これで今回の3山登山の目的は無事終了、岡山県の山で残った山は新見市にそびえる三国山の一山になってしまった。

麓から眺める小吹山

高瀬湖

タニウツギ

山頂

展望

 前の山 天銀山 を見る

 次の山 三国山 を見る

歩いた足跡  

登山口周辺の地図はこちら 岡山県新見市 小吹山 登山口付近のMAP

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