柏山 八畳岩(かしやま はちじょういわ)山口県周南市

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2023年1月9日
駐車地 →0:15→ 八畳岩 →0:10→ 駐車地
全歩行時間 0時間25分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 お大師山・杵崎山登山を終えて時刻は15時半過ぎ、もう少し時間が余っているので柏山の八畳岩へ向って中須地区を出発。登山口へ向かう行程は少し分かり辛いが、周南市の中須交差点を起点とし、中須ゴルフ倶楽部へ向かって県道139号三瀬川下松線を南へ進む。
中須柏山自治会掲示板の前を通過 灯籠と石仏

 ゴルフ場入口から600m程度進み右の分岐に入る。県道から800m進むと右に中須柏山自治会掲示板・その先に灯籠と石仏が置かれている。この先で左右の分岐に出会うので右道をとる。

広いところへ駐車し出発 民家を横に過ごす

 すぐに幅員が狭くなり心細くなるが、我慢して進んでいると明るく開けた広い場所に出る。そこで邪魔にならない端っこに車を置いて登山を開始した。少し進むと右の民家に人影が見えたので八畳岩について聞いてみると、「もう誰も手入れをしておらず、ヤブで行けないと思う」と言われた。行けるとこまで行ってみますと、お話しして鋪装道を進む。

ゴミステーションの横を通り奧へ進む
「八畳岩入口池浜・・」と書かれた案内 桜が植えられている

 前方にゴミステーションが現れ、そのまま奥へ向かって進む。ゴミステーションの先に「八畳岩入口池浜・・」と書かれた案内が置かれていた。案内に従い作業道を進むと左に桜並木が続いており、お花見シーズンには大勢の花見客でごった返すことだろう。

右に石垣が続く 右の分岐に入る
踏跡を確認して進む すぐに明確な道に変わる

 そのまま道なりに進むと右には石垣が続き、この上には民家跡が残っているのかも知れない。進路上に竹の茂るところが1ヶ所あるが、通行できるように最低限の部分が刈り取られていた。この先で右に注意していると 細竹の目立つところがあり、踏み跡が続いていたので入ってみた。

快適な作業道を進む 峠に着いて左折
平坦な尾根道を進む 岩の上に2体の石仏が祀られていた
 入口付近こそ細竹で歩き難いが、左に折り返せば快適な道に変わった。そのまま昔の生活道と思われる道を辿れば峠に着くので右折する。緩やかな傾斜の尾根道を東へ進むと岩の上に石仏が2体並び、その先には大岩群が並んでいた。
八畳岩の上に祀られた祠 八畳岩
八畳岩の先に文字が彫られていた 池濱公園の由来と彫られている

 一段高い場所には祠が祀られ、その下には広く平坦な岩が横たわっていた。自然石の平坦な岩が多分八畳岩だろうと思い、岩上に立ち祠の方を眺めると祠の基礎となる岩は壁状になっており、文字が彫られていた。最初に「池濱公園の由来」とあり、この岩についての説明が彫られているものと思われる。

大岩が並ぶ
丸い岩 亀裂の入った大岩

 かつては多くのハイカーがこの八畳岩を訪れ、その大きさに驚いていたことが偲ばれる。周囲には数多くの大岩があり、いつまで眺めていても見飽きることは無い。しばらく岩上に立ち、池濱公園の由来を眺めて下山を開始した。

 下山は元来た道を引き返した。先ほど挨拶を交わした民家の方は家の中に入っておられたようで、八畳岩の登山道の報告はできなかった。

 なお、後で分かったことだが2011年4月28日の「しゅうなん地域づくり応援ブログ」に 柏山八畳岩の事が次のように記載されていた。

 八畳岩については、大小20個あまりの岩石が集まり、周囲の木々と調和して自然の庭園を形作っており、この場所が『池浜公園』と呼ばれていること。石碑に彫られていた「池濱公園の由来」には、この場所は『八畳岩』と名づけ開園しようとした医師池田愼哉と、その想いを引き継いだ薬剤師浜田睦士のそれぞれ名字の一文字を用い『池濱公園』と名づけたことなどが説明されていた。

石仏
大岩群
亀裂の入った大岩
池濱公園の由来
八畳岩
祠と八畳岩

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歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県周南市 八畳岩 登山口付近のMAP
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