烏帽子岳(中倉)・観音岩(えぼしたけ・かんのんいわ)山口県岩国市由宇町中倉

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2023年1月21日
中倉蕎麦工房先駐車地 →0:40→ 山頂 →0:05→ 展望地

 →0:10→ 352m標高点 →0:10→ 展望地 →0:25→ 中倉集会所

(往復の場合)展望地 →0:30→ 中倉蕎麦工房先駐車地

全歩行時間 周回の場合 1時間30分 往復の場合 1時間35分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)

 登山道が開通して間もない由宇町中倉地区の烏帽子岳へ登る。登山口へ向かうには由宇駅付近から由宇川を右に見ながら上流へ向って進み、「山かふぇなかくら・中倉農村公園・やぎ〜ず牧場・中倉蕎麦工房」への案内に従い進むと良い。
由宇川沿いを離れ、中倉蕎麦工房を目指す 入口には案内が立っている
右に見える建物が中倉蕎麦工房 右に蕎麦工房を過ごし、分岐を右折

 途中でトイレの完備された由宇中倉農村公園を右に過ごし、農村公園から700m進むと中倉蕎麦工房付近に着く。この先の丁字路を左折し20m程度進むと右側が烏帽子岳登山道入口である。駐車地は登山口先に2〜3台分のスペースがあるので車を置いて登山を開始する。

登山道入口の先に駐車 登山口を出発
古い石垣が残っている 大岩の右を進む

 山道に入ると左側に古い石垣が残っていた。かつてこの付近も耕作地として利用されていたのだろう。そのまま尾根に沿って進むとすぐに大岩が現れたので岩の右側を巻いて岩の先に出る。疎林なので歩きやすく快調に歩を進める。

最初に急登が待っている 大岩
尾根に立つ巨木 左から山仕事の道が合流する

 足下の倒木などに注意する程度で大した障害は無い。少しの間急登が続くけれど目の前の木々をつかみながら高度を上げれば大丈夫。途中で大岩を過ごし平坦な尾根道に変わると左から明確な山仕事の道が合流する。

右に分岐を過ごす 腰掛岩
右斜面に岩を過ごす 左植林帯、右自然林
 西(右)へ下る分岐を過ごし、まるで遊歩道のような歩きやすい道を進むと右上に岩の目立つ場所を過ごす。この先からは右に自然林、左に檜の植林帯と明確に区分された尾根道となる。進行方向の上を眺めると樹林の先に烏帽子岳の山頂が顔を出した。
少しずつ高度を上げる 登山時に左へ、下山時に周回できる
左側から山頂を目指す 右斜面に大岩を過ごす

 次第に高度が上がり、やがて左右の分岐に着くので左へ進む。なお、下山時には周回して右側の道をとることになる。わずかに高度を上げ、左側から山腹を巻きながら緩やかに右へ進路を変えれば右に大岩を眺める。

烏帽子岳山頂の磐座(観音岩) 注連縄が渡されている
左右に灯籠、手水も置かれている 東に大将軍山がそびえている

 更に進むと平坦な場所に着き、折り返すように右上へ向かうと右に手水、左右に灯籠が置かれて、その先には中央に亀裂の入った大岩(観音岩)が立っていた。注連縄の渡された大岩の手前には祠が祀られていた。この場所が烏帽子岳山頂で裏に回れば樹間越しに大将軍山を眺めることができた。

左右の分岐、周回は右へ 右下へ向かう
山腹に続く道に入る 補助のロープを伝って登山口へ

 往復登山の場合は西へ向いて下り、左右の分岐を右折、北東に向かって山腹につけられた道を辿り、登山時に分岐した地点へ着く。なお、この途中に足下の切れ落ちたところもあるが、補助のロープが渡されているので大丈夫。

分岐から展望地へ向かう 竹林を過ごす

 地図を眺めると、近くに352mの標高点が記載してあるので向かってみた。祠から下った場所で進路を南(左)にとると、進行方向に竹林が現れる。竹林の中央が歩きやすいよう伐採されており、道なりに進むとすぐに竹が無くなり俄然歩きやすくなる。

展望地へどちらの道も続いている 展望地 柳井大平山や石城山
正面に氷室岳 眼下に「山かふぇなかくら」
 進路は直進方向と右上への2方向に分かれるがどちらを通っても同じ展望地に出る。展望地からは柳井カントリー、石城山、虎ヶ岳、熊毛烏帽子岳、氷室岳、天ヶ岳、高照寺山など素晴らしい展望が広がっている。なお眼下に見えている建物が「山かふぇなかくら」で、中倉ブランドのそばや野菜などを頂くことができる。
352mへ向って樹林の中に入る 右に大岩を過ごす
植林の下を進む 320mのピークには岩が座っていた

 さて、352mの標高点へ向って展望地から南へ向かう。ところが枝ヤブがひどいので、最初は中央突破で踏み跡を進んでいたが、途中から左側へ迂回し、352mピークが北に見えてきたのでそのまま進むと、岩がぽつんとある場所に着いた。この岩のある場所が352mだった。

久しぶりに三人集合 北西へ下山
枝ヤブの中を下る 樹林の中は歩きやすい

 ピークからの展望は望めないので元来た道を引き返し、展望地に戻る。下山は山かふぇなかくらへ向ってかつての山仕事の道を下る。踏み跡は残っているが枝ヤブのひどいところもあるため、歩きやすい場所を選びながら坂を下る。

周囲に竹が増えてきた 竹の増えた所で西へ進むと作業道に出る
分岐を右折 鋪装道に出会う 山かふぇはすぐ先

 日の当たる場所には枝が茂り歩き難くなっているため樹林の中へ迂回しながら安全な道を選ぶ。やがて周囲に竹の勢いが強くなり、山かふぇへ向かう最短距離をとる場合、西へ進むと作業道に出る。

竹林をそのまま下ると中央の掘られた道に出る 公社造林中倉事業地の案内
墓地の横を通り中倉集会所の前に出る 「山かふぇなかくら」へ向かう

 そのまま山仕事の道を下れば公社造林中倉事業地の案内を過ごし、墓地の横を抜けると中倉集会所先の鋪装道に下り立った。当日は昼食を摂るため「山かふぇなかくら」へ移動、中倉地区で栽培されたそばを更に厳選、石臼で自家製粉された挽き立てのそば粉を職人さんが打ち、茹でたての十割そばを頂いた。 中倉ブランドの十割蕎麦は最高のごちそうだった。

山かふぇなかくらに到着 烏帽子岳を眺める
山かふぇなかくら 店内風景
ウッドデッキから宮島が見える
そば定食(十割蕎麦) ランチ(通常はまぜご飯)
麓から眺める烏帽子岳
磐座(観音岩)
柳井大平山の後に石城山
氷室岳、右端に高照寺山
352mのピークの岩

山かふぇなかくらから眺める宮島の風景

 前の山 八合山周回コース を見る

 次の山 周慶寺山・三才山・東山・長者山・象頭山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県岩国市由宇町中倉 烏帽子岳 登山口付近のMAP
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