トップに戻る 2023年に登った山リストへ戻る 山名アイウエオ順
最初の登山は雲南市吉田町民谷にそびえる兜山。鉄の歴史博物館付近から県道273号吉田頓原線を南下し 道なりに進むと右に民谷交流センターの建物を過ごす。更に進むと左に「かぶと山」の案内が立っている。この案内に従い右の分岐に入る。再び右にかぶと山の案内があり、この場所が登山口である。車を少し進めて左の広場に駐車し登山を開始した。
来た道を少し引き返し、鋪装道から民家前に向かって進み、折り返すように左折し山道に入る。要所に「かぶと山」の案内が置かれているので道に迷う心配は無い。ショッキングピンクのミツバツツジを眺め、木漏れ日の美しい道を進む。周囲の植生は植林帯から自然林に変わり頭上が開けて明るい。やがて大岩の目立つ場所を通過するが、大岩に沿って水が流れており、滑りやすいので注意が必要だ。
岩を通過し左側を眺めると炭焼き跡が残っていた。この先から急な斜面に取り付き、整備された手製の階段を辿り、慎重に高度を上げる。目印のテープに従い進んでいると、進路は直登から斜め左へ変わり、やがて右へと折り返す。
樹林の間に続く道を辿り、足下にはスミレなどを眺める。少しずつ高度を上げれば右に大岩を過ごす。やがて尾根へ着くと下から続く道が合流した。ここから再び急登の始まりで、途中で大岩を越える。
更に高度を上げれば進む先が明るくなり、間もなく細長く明るい兜山の山頂に着いた。山頂からは三瓶山が美しく、その左には大江高山などが続く。南には沖の郷山、南東には大万木山がとても大きい。空気が澄んで遠くまで見晴らす事ができるので絶好の登山日和である。
しばらく周囲に広がる展望を眺めて下山を開始した。登山時に急登だった分、下山は急降下で、一気に登山口まで引き返した。民家の方が田んぼで作業をしていたのでご挨拶して登山口を出発した。
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