山・岩屋山(高山)・長浜山(かぶとやま・いわややま・ながはまやま)山口県山口市秋穂二島

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2021年8月27日
駐車地 →0:05→ 兜山 →0:15→ 長浜山(高山) →0:20→ 長浜山

→0:05→ 潮寿荘 →0:05→ 潮寿荘入口バス停 →0:15→ 海岸取り付き

→0:25→ 別荘前海岸 →0:10→ 駐車地

全歩行時間 1時間40分
登山行程図(地図をクリックすると拡大)
 山口県山口市の秋穂二島にそびえる兜山、岩屋山(高山)、長浜山の周回をする。登山口は狼峠の臼美歩道駐車場で、この駐車場へ行くには山口市秋穂の兜山古墳を目指す。私は惣在所交差点から秋穂への案内に従い、県道25号宇部防府線を南へ進み、惣栄橋を渡った。
惣栄橋から眺める岩屋山(高山) 美濃ヶ浜海浜広場へ向かう
「兜山古墳入口」の案内を確認して峠の駐車地へ車を置く

 間もなく主路は左へカーブするが、美濃ヶ浜海浜広場の案内を確認して右の道を直進。そのまま道なりに進むとやがて坂を登るようになり、狼峠へ着くと左に「兜山古墳入口」の案内が立ち、右に駐車用の広場が用意されている。また、当日は臼美歩道の案内も置かれていたのでとても分かり易かった。

兜山古墳へ向かう

 駐車場を出発、まず兜山古墳へ向かう。すぐに変則交差点へ着き、右が岩屋山方面へ向かう臼美歩道、斜め左が兜山古墳である。まず兜山の山頂を踏むため兜山古墳の案内を確認して進む。

兜山古墳入口 見学者駐車場
古墳跡

 なお、案内にはこの古墳は昭和35年(1960)に発見され、5世紀後半に築かれた円墳であること。墳丘は葺石で覆われていたもので、石棺の内面には朱が塗られ、若年女性の人骨が一体、二個の枕石で頭部を支えられた状態で埋葬されていたこと等が書かれていた。

山頂へ向かう
兜山山頂 石棺

 駐車スペースが70m先にあるとあったので進むと、駐車場までの道がでこぼこになっており、なかなか苦労しそうな道だった。駐車場から一つ上の段へ登るとベンチの置かれた展望地になっており、対岸には白いきららドーム、その奧には霜降山がそびえている。

対岸の展望 霜降山、きららドーム、藤尾山など
 ここで一瞬ではあるが頭上を覆っていた雲が切れ晴れ間が出た。やはり真夏なので汗が噴き出るが、これもわずかな間で再び曇天となり、写真は映えないが歩くにはとても好都合となった。また、山頂に着くまでの間に古墳跡らしき石棺を2ヶ所、山頂と合わせて3ヶ所眺めることができた。
臼美歩道へ入る 整備された遊歩道

 後ほど登る予定の藤尾山を北に眺めて兜山を出発、坂を下り交差点から臼美歩道の案内に従い坂を登る。当日は右側に個人の家が建築中だった。進路は一旦左に変わり、すぐに右へ戻る。

展望地にはベンチが置かれている 大岩鑑賞
横木の階段 岩場

 展望地にはベンチが置かれ、樹林は伐採されてとても明るい遊歩道である。すぐに大岩を過ごし周囲に広がる展望を眺めながら高度を上げる。やがて横木の階段を辿り、左に岩場を過ごす。

岩屋山(高山)山頂
周防大橋と藤尾山 火の山連峰と亀尾山

 岩の多い尾根道を進むと周囲360度の展望広がる岩屋山(高山)へ着いた。三等三角点の置かれた山頂からは場所を移動しながら展望を確認。ただし当日は曇天のため火の山連峰、亀尾山も霞みがちであった。

秋穂二島 美濃ヶ浜など きららドーム
80mのピークへ向かう 振り向けば岩屋山の山頂に木が見える

 岩屋山を出発し次のピークへ向かう。一旦高度を下げて登り返す。岩屋山を振り返ると山頂に立つ木が印象的だった。間もなく80mのピークへ着き、火の山や亀尾山等の展望を眺める。やはり展望が素晴らしい。

80mピークへ到着 長浜山
きららドーム 新しい階段

 ピークを出発し坂を下るが、足元には割と新しい横木の階段が整備されていた。進行方向に長浜山を眺めながら高度を下げる。 次第に周囲に樹林が増え始め、前方にベンチが見えてきた。ベンチの置かれた平坦な場所が小浜山の山頂で、周囲は樹林に覆われて展望は無くなっていた。

広く平坦な長浜山の山頂
臼美遊歩道への入口 コンクリート階段を下ると「潮寿荘」
 山頂標識の無い長浜山を出発し北へ進む。足下に続く横木の階段を下り、平坦地を抜けてコンクリート階段を下れば、山口市老人憩いの家「潮寿荘」へ着いた。
山口市老人憩いの家「潮寿荘」へ着いた 岩屋山を振り返る
海岸に下りる 海岸を歩く

 舗装道を下り大回りで 海へ続く道に入り、海岸沿いを歩いて駐車地まで戻ることにした。海岸が見える所で砂浜に下りようとしたが、まだ干潮にはほど遠く、歩く場所がないだめ、少し南へ向かったところから砂浜を歩き始めた。

岩が増えてきた 対岸にきららドーム
魚に見える 整備された海岸
真夏の風景 舗装道を進む

 この頃から少し日差しが戻り、とても暑くなったが海岸を吹く風はとても涼しかった。美しい風景を眺めながら砂浜や岩場を抜けると、海岸の整備された場所に着いた。この先からは車道を辿り、駐車地まで引き返した。今回のコースは高低差も大して無く、遊歩道も素晴らしく海岸も美しい。もう一度快晴の日に歩いてみたい周回道である。

縦走路
兜山山頂
石棺
岩屋山(高山)
火の山連峰と亀尾山
長浜山
真夏の海岸
美しい砂浜

 前の山 吉部権現山(牟礼神社) を見る

 次の山 藤尾山 を見る

歩いた足跡  
登山口周辺の地図はこちら 山口県山口市 兜山  登山口付近のMAP
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